「もう終わりにしなければ」「いつかうまくいくかも……」焦りと罪悪感に苦しみながら、わずかな望みを捨てられずに不倫を続けてはいませんか?
この記事では、逃れられない不倫のリスクを徹底解説しています。不倫脱却の一歩としてぜひ参考にしてください。
既婚者との交際を続ける人の中には、不倫のリスクについてよく分かっていないという人が少なくありません。
不倫から脱却するための一歩として、まずは不倫がもたらす深刻な6つのリスクについて解説します。
不倫が発覚すれば、相手の配偶者から高額な慰謝料を請求される可能性があります。
「お金で解決できる」と高をくくっているケースもありますが、実際の慰謝料額は数百万円に及ぶことも。
自分は高額な慰謝料を支払い続けているにもかかわらず、不倫相手はあっさり配偶者と再構築して幸せに過ごしている。
そんな目も当てられないケースも珍しくありません。
不倫は、時に大切な人間関係を壊してしまうものです。
高い倫理観を持つ家族や友達であれば、あなたの不倫が発覚したとたんに縁を切られる可能性も否定できません。
その場合でも、あなたへの同情の声は聞かれず、「自業自得」とみなされてしまうでしょう。
かけがえのない存在を失うリスクの大きさについて、今いちど考えてみる必要がありそうです。
職場不倫の場合には、発覚したが最後、職に留まることは困難です。
会社から処分を受けることはなかったとしても、いたたまれなさから自主退職を選ばざるを得ない可能性が高いでしょう。
さらに、業界内で転職をする場合、不倫の噂話が広まっている可能性もあります。
社会的な信用を失い、将来のキャリアにも長期にわたって悪影響を及ぼすリスクがあるのです。
不倫の過去は、将来の結婚にも影響を及ぼします。
過去に不倫経験を持つ人が、やがて新しい恋を実らせて結婚しようとしたとき、相手方の調査によって過去の不倫が明らかとなり結婚は白紙に。
そんなケースもいまだ多く見られます。
噂話から相手の耳に入ってしまう可能性も考えると、不倫が将来に及ぼすリスクの大きさは計り知れないものといえそうです。
既婚者との不倫関係では、自分は常に2番手です。どう都合良く思い込もうとしたとしても、配偶者に勝る立場になることはできません。
そんな状況が続けば、自己肯定感は否応なく下がります。1番になれない立場に甘んじることで不幸ぐせがつき、さらに幸せを遠ざける結果に。
「なんとなく近寄りがたい人」「幸薄そうな人」として、どんどん幸せが遠ざかってしまうのです。
不倫相手が配偶者を裏切る姿を間近で見続けることで、真摯で誠実な愛情を信じられなくなってしまう可能性もあります。
「結局、人間なんてこんなもの」と、世の中を冷めた目で見てしまうように。純粋な愛を信じる心を失えば、人生の喜びも半減してしまうでしょう。
「不倫はもう終わりにしよう」そう心に決めたなら、心が揺らぐことのなにように、計画的に行動することが大切です。
不倫から脱却するための5つのステップをチェックしていきましょう。
不倫からの脱却を決意したら、まずは自分と向き合うことから始めましょう。
具体的には、5年後、10年後の理想の自分をイメージしてみるのがおすすめです。
イメージした理想の未来に不倫が含まれていないなら、幸せになる準備はもうできています。
理想の未来図は、不倫脱却の何よりのモチベーションになるはずです。
不倫脱却の決意を固めたら、次は事情を知っている親しい友達に「不倫をやめる」と宣言しましょう。
口に出すことで決意が固まると同時に、退路も絶たれます。
「言っちゃったからには、もう後には引けない」そんな気持ちが、あなたの背中を押してくれるはず。
このタイミングで、思い出の品はすべて処分しましょう。新しい環境に身を置くために、引っ越しや転職をするのも一つの方法です。
合わせて、外見を変えるイメチェンも効果的。心機一転、新しい出会いの場に足を運んでみるのも◎。
心の整理をつけながら、新しい自分になるための準備を着々と進めていきましょう。
ついに決断の時。不倫相手へ別れを告げます。このとき、曖昧な態度は禁物。「別れたい」ではなく「別れる」と断言することが大切です。
もしかすると、「離婚するから」と引き留められるかもしれませんが、信じる必要はありません。
いまさらそれができるなら、もっと早くに行動していたはずなのだから。
別れを済ませたら、最後は区切りのセレモニーを。
一人旅に出るのも良し。友達とお祝いパーティーを開くのも良し。非日常の体験が、新しい人生の始まりを実感させてくれます。
つらかった日々にピリオドを打ち、新たな一歩を踏み出す。そんな決意を新たにする瞬間です。
不倫脱却を決意したら、その瞬間に幸せな未来への扉が開きます。後ろ髪を引かれる思いはあるかもしれませんが、振り返るのはNG。
勇気ある一日を踏み出して、誰にも後ろ指を指されることなく、好きなときに好きな場所で好きな人に会える。そんな恋を選びましょう。
Written by やまだうめ