あなたは試されてる!男性が恋人を採点する方法と愛し方【前編】

いきなりですが、男性は常に女性を採点しています
アメリカの著名な心理学者ジョン・グレイ博士によると、“男性の採点方法”は、女性とは違う視点に基づいているといいます。

「(男性は)自分がしてあげたことをパートナーが認めてくれるたびに、彼は彼女の愛情を実感することができ、そのお返しとして彼女に点数を与える。」

一般的に“男性は女性に対して最初の採点は甘めで、そこから引き算していく”なんて言われますが、このグレイ博士の説によると、彼女の愛情を実感するたびに加点して貰えるチャンスがあるわけです。博士曰く、「時として女性は、男性が彼女の愛情を必要としていることに気付かず見逃している」とか。

大きな加点が貰えるというのに……あぁ、もったいない!! ですよね?

そこで今回は、“こんな時、あなたの愛情は試されている”という状況と、プラス点のつく“愛され対応”を前後編でご紹介しましょう。

“責めないで許す”

① 彼が失敗した時、彼女はよけいな忠告もせず、「だから言ったじゃないの」と非難したりもしない。―――プラス20点

② 自動車の運転中、彼が道に迷ったが、彼女は別に騒ぎ立てたり責めたりせずに普段と変わらない様子を見せた。―――プラス20点

③ 彼が道に迷ったが、彼女は楽観的に振るまい、その状況をいいように解釈して次のような言い方で気づかってくれる。「もし、道に迷わなかったら、こんなに美しい夕焼けを見ることはできなかったわ」。―――プラス30点

④ 彼は外出の際に彼女から頼まれた買物を忘れたが、彼女はこう笑って許した。「今度は忘れずに買ってきてね」。―――プラス20点

⑤ その次の外出の際も彼は再び頼まれた買い物をし忘れてしまったが、彼女は辛抱強くなおも信頼して「いいわよ。今度こそお願いね」と事もなげに言う。―――プラス30点

“彼の状況を受け入れる”

①彼女が彼を傷つけてしまった時、その痛みを理解し、謝ることができて、彼が必要としている愛情を与えることができる。―――プラス40点

②  彼女が彼に救いを求めたが、彼はそれを避けてしまった。だが、彼女は彼の拒絶に傷つくこともなく、彼はできる時は必ずやってくれると信じている。彼女はけっして彼を拒絶したり、非難したりしない。―――プラス20点

③  次の機会に再び救いを求め、それでもまた彼から拒絶される。だが、彼女はそれでもけっして彼を非難せず恨みもせずに、それがその時点における彼の限界だと許すことができる。―――プラス30点

④  彼が自分の穴の中に閉じこもってしまった時、彼女はけっして彼に罪意識を持たせないように気を配る。―――プラス20点

⑤  彼が穴から出てきた時、彼女はその彼を歓迎し、こらしめてやろうとか拒絶しようとはしない。―――プラス20点

⑥  彼が自分の失敗を謝った時、彼女はそれを愛情を込めて受け入れ、許すことができる。その失敗が重大なものであればあるほど、彼が彼女に与える点は高くなる。―――プラス50点

前編のまとめ

いかがでしたか。わがままな要求にも思えますが、じっくり読んでみてください。料理や家事など、女性に何かをして貰ってどうこうという事項がないのに気付きます。「何かをして尽くす」ことより、男性の行為(それが間違っていたり、失敗したら尚のこと)に、「愛情ある反応を示せるかどうか」というのが主な加点基準になっているのです。

あなたは、彼が愛情を求めている加点のチャンスを逃してはいませんか?

 

【参考文献】「ベスト・パートナーになるために」ジョン・グレイ 三笠書房

【漫画】彼が「束縛男」になるなんて… /内気な彼氏が束縛モンスターになった#01 ▶