幸せな結婚を実現するためにお金は重要だと思います。愛よりお金が大事とは言いませんが、物質的な豊かさと精神的な豊かさはやはり、比例する部分が多いでしょう。
ただ、年収が1,000万以上という男性は全体の4.9%しかいないというデータがあり、稀少すぎる高収入男性を簡単に見つけられないのはもちろん、見つけたとしても「全然落ちない」という声をよく聞きます。
お金持ちと結婚したい!でも、うまくいかない!という女性は、今一度、何が原因かを見つめ直してみましょう。
高収入が得られるということは、仕事ができて社会的に認められているという意味。つまり、知性が非常に高いことを表します。
また、管理職や経営者という立場になると、内勤で一人黙々と働くことはまずありません。社内外さまざまな人と会い、交渉や折衝を行うことになるため、人を見る目は厳しいでしょう。恋愛においても、近づいてくる女性の思惑を鋭く見抜き、自分にとって幸せな結婚が叶う相手を的確に選びます。
つまり、一般的な収入の男性に比べると、高収入男性は聡明なぶん、基本的にハードルが高いのです。
結婚を損得勘定で捉え、自己中心的に振る舞う女性を男性は嫌いますし、高収入男性は特にそうしたタイプを警戒します。頭が良いのもあり、打算的な人はすぐに見抜いてしまうでしょう。
お金に目がくらんでいるほど、人は自分が打算的になっていることに気づかないもの。素敵なお金持ちと出逢っても、心の中で何を求めているかによって、結婚の可能性は即座に絶たれてしまうのです。
口では「愛のある結婚がしたい」なんて言いながらも、目にはギラギラと“¥マーク”が浮かんでいるのかも……?男性のスペックが高いほど、そうした魂胆は丸見えのはずです。
年収1,000万円以上の男性を狙う場合、そもそも何故そんな条件を掲げたのでしょうか? 改めて、冷静に考えてみるといいかもしれません。
高収入男性は、自分が外でガッチリ稼いでくる分、奥さんにはしっかり家を守ってほしいと考えたり、自身の仕事を正しく理解してほしいと望んだりします。そのため、家事が完璧で金銭感覚が常識的な内助の功タイプか、あるいは、ビジネススキルの高いキャリアウーマンを妻に選びやすいようです。
いずれにしても、夫の立場と仕事を理解し、協力してくれる女性を好むので、自分が稼いだお金を浪費するような人は選びません。
また、結婚とはそもそもギブアンドテイクで成立し、一方だけがラクをする夫婦関係は長く続かないものです。高収入男性との結婚に「夫がどれだけ与えてくれるか?」だけを期待する女性は、やはり敬遠されてしまいます。結婚の本質が何もわかってないと、相手にしてもらえないのです。
高収入男性を狙っていてもうまくいかない場合、相手はあなたに具体的な「貢献」を見いだせていないはずです。自分は妻として何ができるのかを、今一度考えてみましょう。
高収入男性を狙うものの、うまくいかない女性たちの多くは、肩書きや資産額だけに目が向いて人間性を見抜く力が弱いようです。また、そうした面を、賢い高収入男性はすぐに見抜いてしまいますし、金だけが目当てかとガッカリするでしょう。
うまくいかない時点で「自分がなぜ選ばれないのか」が理解できていない。つまり、お金持ちとの結婚を望みながらも実現できない女性は、自己分析能力が足りないということです。
高収入男性は、自分に見合った女性をパートナーに求めますから、客観的に自身を把握できない女性は「人として賢くない」と判断してしまいます。高学歴にこだわるかどうかはさておき、人として賢くない女性はどうしても敬遠されるでしょうね。視野が狭そう、状況把握能力が低そう、気が利かなそう、人の気持ちが細かく汲めなさそう、などと思われるのです。