結婚したら、共働きのままでいるか、専業主婦(専業主夫)になるか、どちらを選んだらいいのか? 結婚という人生の岐路に、働き方を選択する人は多いでしょう。
共働きのままでいるのがいいのか、専業主婦(専業主夫)になるのがいいのか迷っている人に、様々な人の意見を紹介します。
・「自分で自由に使えるお金がほしいから、共働き一択です」(32歳/女性)
・「昔から母に『男に生活を握られるな』と言い続けられてきたので、旦那さんの収入に100%頼って生活をすることは考えられません。一種の洗脳かもしれませんね(笑)」(23歳/女性)
・「奥さんには自立していてほしい。すべて頼られるのは負担だし、人としても尊敬できなくなりそう」(28歳/男性)
・「家でじっと待っていられるのは、プレッシャーかな。対等な関係でいたいので、彼女には結婚しても仕事を続けてほしいと思います」(30歳/男性)
・「両親が共働きなので、そういうもんだと思って育ってきました。専業主婦……暇そうじゃないですか? 想像がつきません」(25歳/女性)
・「フリーランスの彼から『専業主夫になりたい』と言われたので、今はそうなっています。周りにはけっこう驚かれます」(33歳/女性)
・「家が代々続くクリニックなので、結婚する女性にはサポートをしてもらえると助かります。専業主夫になってとは強く言えないけど、できればなってもらえると嬉しいです」(29歳/男性)
・「仕事も家事も、さらに家族が増えたら育児もなんて、私にはできません。結婚したら、とりあえず仕事をやめる予定です」(25歳/女性)
・「授かり婚なので、結婚と同時に専業主婦になりました。子育てに専念できて幸せです」(25歳/女性)
・「夫が激務で、子供ができたとしても夫を頼ることができません。親も遠方だし、私が家にいないときっといろいろ回らないので、専業主婦になりました」(29歳/女性)
・「共働きか専業主婦かなんて、自分に決められるものではないので、なんとも言えません。本人に任せます」(27歳/男性)
・「正直、どちらでもいいです。今の彼女は自宅がオフィスのフリーランスなので、このまま行けば、共働きになるのか専業主婦になるのか、分け方がわかりません」(33歳/男性)
子供がいるかいないかで、生き方は大きく変わります。人の価値観はそれぞれ。だからこそ、子供に対するお互いの価値観を確かめておくことが必要です。
結婚生活では、お互いが同じ方向を向きながら進んでいかないと、うまくいきません。どちらか一方が子供を望み、一方が望んでいないのであれば、そっぽを向いた状態。
これでは、いくらお互いを好きであっても長続きしません。子供の有無で人生計画が左右されるので、結婚前にはきちんと確認しておくべきです。
今では、男性も家事をすることが当たり前です。しかし、「男の子なんだから家事をせずにゆっくりしていなさい」という家庭で育ってきた人もいます。
男性が家事をするかしないかは、育った環境によって考え方が全く違います。
男女平等だと言われている今でも、どこかに「女性が家事をするもの」という決めつけは消えないままあり、そう言った環境で育った人も少なからずいます。
そこで結婚する前には、家事の分担についてきちんと確認する必要があります。それによって、共働きになるか専業主婦(専業主夫)になるか、二人にとって最適な方がわかるでしょう。
結婚が決まったら、将来それぞれが欲しいものについて話し合ってみてください。家がほしい、車がほしい、海外旅行に行きたいなど、それぞれにたくさんの希望があると思います。
例えば、家と言っても、一等地に注文住宅を建てるのか、築年数の古い中古住宅を買うのか、それぞれに考えがあるでしょう。
車でも、高級車がほしいのか、軽自動車など実用性を重視したものがいいのかによって、予算は大きく変わりますよね。
希望の生活のためにどのくらいのお金が必要なのか、お互いが将来欲しいもの、したいことについて話し合うことで、うっすら見えてくると思います。
目標を決めることで、働き方が自ずと決まってきます。
共働きでいたいのか専業主婦(専業主夫)になりたいのかは、相手に一方的に要求できるものではありません。
大事なのは、自分の価値観を大切にすること。共働きも専業主婦(専業主夫)も、どちらがいいということはありません。
ぜひ、二人でじっくり話し合って決めてくださいね。
Written by さあや