気になる人ができたけれど、「好き」かと聞かれればすぐに頷けない。そんな経験、ありませんか? 好きかもしれないし、気になっているだけかもしれない…… 自分のことなのに自分が分からない、はっきりしない気持ちにモヤモヤしてしまいますよね。
ここでは、「気になる人」と「好きな人」の違いについて、そして自分の本当の気持ちの確かめ方についてご紹介していきましょう。
「気になる人」とは、どのような人なのでしょう?
〇ついつい目で追ってしまう。
〇いると意識してしまう。
〇異性としての魅力を感じる。
このような心理状態を持つ相手は、気になる人と言えますね。
では、「好きな人」とはどのような人なのか?
〇「付き合いたい」と思う。
〇「付き合ったらどんなのだろう?」と想像してしまう。
〇他の異性と仲良くしていたら嫉妬してしまう。
〇自分だけのものにしたい、独占欲を感じる。
〇もっと仲良くなって今以上に親しくなりたい、と願う。
これらの気持ちを持っているならば、相手のことを好きになっているでしょう。気になる人は、いつ好きな人に変わるか分かりません。気になっている時点で、すでに恋愛対象に入っていることは間違いないのです。
気になる人に、もしも今告白されたらどうしますか? 「そんなことありえない」と一蹴するのではなく、今一度リアリティを持って考えてみて下さい。
「付き合いたい!」と思えるなら、あなたはその人のことが気になっているだけではなく、すでに好きになっているでしょう。「ちょっと早すぎる」とか「考えたい」と思ったならば、まだ気になる止まりだと言えますね。
気になる人が、異性の友達と仲良くしているところを想像してみましょう。或いは、元カノといまだに連絡を取って楽しそうにしている様子を、イメージしてみましょう。心が痛みましたか? ふつふつと、怒りはわいてきましたか?
これらの感情は全て、嫉妬心です。この気持ちを抱くようならば、それは好きの証拠。しかし、これら異性関係を考えてみてもノーダメージならば、まだ好きな気持ちにまで到達していないようですね。
誰でも忘れられない人や、昔好きでたまらなかった相手がいるでしょう。別れてしまった元カレでも構いません。とにかく、過去の大好きだった異性を思い出すのです。もしもその人に今告白されたり復縁を迫られたならば、どうしますか?
ただの想像ですが、考えてみて下さい。「気になる人」の存在が過去の大好きだった男性との交際を阻むようならば、あなたは確かに気になる人のことが好きなのです。
しかし、気になる人のことなんて気にせずに過去の男性と付き合う! と言う答えを出したあなたは、まだ気になる人のことを本当に好きではありませんよ。
気になる人に対して、もっと一緒にいたい気持ちがありますか? 「たまに見かけられるだけでいい」「会える時だけで充分」程度の気持ちならば、あなたはまだその人のことを好きにはなっていません。「もっともっと一緒にいたい」と即答できたなら、あなたは既にその人のことが好きなのです。
今、気になる人に会いたいですか? 「次に会うのは〇日だから、それまで待てる」「会えるタイミングがいつか分からない」などの答えならば、絶対に会いたいとは言い難いですね。会いたいけど流れに任せてる、と言ったところでしょうか。
今すぐ会いたい気持ちがわき上がってこないならば、まだそこまで好きになっているとは言えないでしょう。逆に、会いたい! と即答したあなたは、気になる人のことが大好きになっていますね。
気になる人に、あなた自身のことをどれだけ理解して欲しいですか? 「まだそんな関係じゃない」「特に考えていない」なら、あなたは気になる人のことを気にしているだけで、まだ好きにはなっていません。
逆に、「もっと自分のことを分かって欲しい」と願っているなら、あなたは気になる人のことが好きでしょう。自己アピールがしたいのは、好きの欲求の1つです。
あなたは日常のなにげない時に、ふと気になる人を思い出す瞬間があるでしょう。どの程度、気になる人を思い出していますか? その回数が多ければ多いほど、その人への気持ちは強いと言うこと。
何をしていても気になる人のことを思い出したり、気づけば考えているような状態ならば、あなたはその人のことが大好きなのですよ。逆に、たまにしか思い出さないとか、むしろ忘れているなんて場合は完全に気になっているだけで好きではありませんね。
以上、「気になる人」と「好きな人」の違い、そして自分の気持ちの確かめ方についてお話しました。この記事が目にとまっていると言うことは、あなたには好きな人がいるのかもしれませんね。もしくは、好きになりそうな人がいると言うこと。
この記事を参考に相手への本当の気持ちを確かめて一歩踏み出したり、冷静になったり、恋の判断や決断をしたり、そんなお手伝いができていれば幸いです。
Written by みなみ