愛の形は人それぞれで、色々なカップルや夫婦がいますよね。「普通とは違う」と感じたことでも、それが実はすごく大切なことだったりします。
今回は、「好きな人と生きていく」をテーマに、様々な活動をしている総合フォロワー数100万人「はだし夫婦」のお二人にインタビューをします。お二人は2018年にオーストラリアでのワーキングホリデーを開始。日本帰国後はフリーランスとして活動し、2021年に会社を設立しました。
夫婦で会社を辞めてワーキングホリデーをするきっかけは何だったのか、そして海外生活の大変さなど、様々なことを教えてもらいました。
名前 はだし夫婦 いちろー
性別 男性
年齢 29歳(インタビュー時)
名前 はだし夫婦 ありさ
性別 女性
年齢 29歳(インタビュー時)
■Twitter(いちろー)
■Twitter(ありさ)
■ブログ
夫婦で会社を辞めてフリーランス4年目→法人化。オーストラリアでの生活をきっかけにブログとSNS発信をスタート。人生のテーマは「好きな人と生きていく」
【実績】
ブログSNS歴4年 / 運営するSNSの総フォロワー数60万人超え / 自らも登録者4.7万人のYouTuberとして活動 / 上場企業含むクライアントSNSマーケ支援
ーー夫婦でワーキングホリデーをしようとした思ったきっかけは何ですか?
きっかけは日本でのすれ違いの生活です。お互いの仕事が忙しく、結婚しているのに顔を合わせることがほぼない生活が続いていました。その時「本当にこのままの夫婦関係でいいのかな?」と疑問に思ったんです。
そしてもう一つの理由は二人とも海外生活に興味を持っていたこと。以前から二人で「どんな家族・夫婦になりたいか」を考えていて「二人で何かに挑戦していく人生にしたいね。」っていう話をした時に上がってきたのが海外生活でした。
自分たちの理想がつまったバイロンベイという街で、夫婦のこれからをじっくり見つめ直す時間を取るためにオーストラリアへ行きました。
ーーすれ違い生活で喧嘩が多かったようですが、それでも離婚という道を選ばなかったのはなぜですか?
離婚を考えるなら結婚はしていなかったと思います。「二人で一緒に生きていく」ということが大前提にあるので「じゃあそのために何をしようか」という感じで、どう解決していくかを考えました。
揉めたり喧嘩したりはいっぱいありますけどね(笑)
ーーワーキングホリデーをする時将来の不安はありましたか?
もちろんありました。お互い共働きだったので、新卒で入って3年半働いた会社を辞めることはかなりの覚悟が必要でした。「会社を辞めて海外へ行ったら、自分たちのキャリアはどうなるんだろうか」と不安でいっぱいでしたね。
ーー不安があった中、ワーキングホリデーをする決断ができたのはなぜですか?
後悔を軸に考えたからです。
キャリアの不安と「若い頃に海外生活をしておけば良かったな」と後悔するかもしれない不安のどっちの不安が大きいか考えた時に「やっておけばよかったな」と後悔するほうが嫌だったので……。
今はもう不安はなくなりましたが、その判断軸は今でも大事にしています。
ーーワーキングホリデー中の不安との向き合い方で、意識していた部分はありますか?
「こうなりたくないから今頑張る」みたいなマイナスのモチベーションをもって自分を奮い立たせていました。
あとは、不安を感じさせないために沢山行動することです。考えてもネガティブになるだけなので、ワーホリ中も色んな仕事に行ったり、友達と沢山遊んだり、YouTubeをしたり…… 考える隙を与えずに動いていました。
ーーワーキングホリデー時代に大変だったことはなんですか?
一番は文化の違いに馴染むことですかね。英語で0からやらないといけないので、大変でした。
あとは海外生活中に様々なトラブルにあって、必死に貯金をして買った車が1週間も経たないうちに壊れてしまったり、高速道路で車が急停車して事故にあいかけたこともありました。節約のためにランチに生の人参を食べたことだってありますよ。
ーーワーキングホリデー前と後の変化はなんでしたか?
辛い状況を夫婦二人で乗り越えたからこそ、「新しい挑戦」へのハードルが低くなりました。
何か挑戦する時に「とりあえずやってみよう」「難しいことかもしれないけど、絶対いい形になるよね」という考え方になったのは、海外生活を経験したからです。
夫婦のあり方や「夫婦の幸せっていつもここにあるよね」ということを教わったのもオーストラリアでした。本当にオーストラリアへ行ってよかったです。
すれ違いの生活で破局するよりも、どう解決するかを考え、実際に行動に移したお二人は、なんて素敵な夫婦なんだろうと感じました。
お互いが他責にすることなく、本気で「問題を解決したい」そして「二人で何かに挑戦したい」という気持ちが強かったからですよね。
お二人のテーマ「好きな人と生きていく」、これは皆様にも心に刺さるものがあるのではないでしょうか。
パートナーと一緒にいれば様々な悩みや衝突がでてきますよね。その時に一度立ち止まって「自分たちにとって大切なものはなにか」じっくり考えてみてください。
Written by KOIGAKU