彼女のことが大好きで、「一緒にいられて幸せ」なんて思っていたら、最近彼女が冷たい…と感じた経験がある人がどれくらいいるでしょうか? 男性は、冗談半分でも女性が傷つくような発言をしていることがあり、何げない一言で彼女の方が冷めてしまったといったケースも度々聞かれます。では、女性が男性に言われると冷めるのは、具体的にどのような発言なのでしょうか?
男性から言われた言葉で気持ちが冷めてしまったことがある女性は少なからずいます。その発言は、外見に関するもの、性格に関するものが特に多いのが特徴です。
そこで、まずは外見に関する発言からご紹介します。何気なく彼女に言ってしまっていないか、チェックしてみてくださいね。
ブスやデブといった言葉は、それだけで自分を否定されたように感じるものです。言葉そのものがネガティブなだけでなく、言われると傷付く人が大半です。言った本人は冗談のつもりでも、「面と向かって言われたくない」と思っている女性は多いのです。
また、彼女に言ったわけではないとしても、店員さんや周囲の人を見て「あいつブスだなぁ」といった発言をするのもNGですよ。
例えば、「お前ゴリラに似てるな」とか、「今日ブタみたい」などというような発言もNGです。自分では可愛いと思っている例えでも、からかったつもりで言った発言でも、女性からすれば悲しい一言になってしまう場合があります。
本心でなかったとしても、「○○に似てる」という言葉で傷付いてしまうケースもあるので注意しましょう。
「お前タイプじゃないんだよな」、「好きだけどタイプではない」といったような発言も彼女は傷付きます。決してタイプではないけどすごく好きだと伝えたかったとしても、このような発言では上手く伝わりません。
ただタイプじゃないと言うのではなく、「俺のタイプとは違うけど、すごく好きなんだよな」とか、「タイプじゃないのに、こんなに好きになるんだから恋愛ってわかんないよな」などとポジティブに捉えられるような言い方を心掛けましょう。
芸能人やモデル、また周囲にいる女性を指して「○○みたいに可愛くすればいいのに」というような発言も、彼女の外見を否定する言い方です。「お前も○○ちゃんみたいにちょっとは痩せたら?」といった発言も控えてください。
外見を否定された上に、誰かと比較されたら悲しい気持ちを通り越して「だったら○○ちゃんと付き合えばいいでしょ」と怒りの感情が生まれる可能性もあります。
女性が急に冷めるような発言は、外見に関わるものだけではありません。性格を否定するような発言をしていないかもよく考えてみましょう。
男性がこの発言をするということは、ケンカや言い争いになっている時が多いかもしれませんね。でも、この発言は相手の性格を全面的に否定したのと同じです。
言っていいことと悪いことがあるのと同じように、この発言はできる限り避けなければなりません。彼女と些細なことでケンカになったのなら尚更です。
性格を全面的に否定するのではなく、せめて「お前の○○されると悲しい気持ちになるから、そこは改めて欲しいな」と柔らかい表現で伝えるようにしましょう。
食事をする場面では、割り勘にするカップルも多いのではないでしょうか? そんな時、1円単位まで細かく折半にしようとすると女性は「ケチだな」と幻滅してしまいます。楽しいデートなのに、そこまでお金を気にしないといけないの? と思ってしまうのです。
また、毎回毎回お金を出したがらなかったり、デートは必ず割り勘にしたがったりするのも冷める原因になります。
彼女に責任がある場合を除いて、何かにつけて責任を彼女に押し付ける発言もネガティブなイメージが付いてしまう要因です。
例えば、目的地に行きたいのに道がわからず迷った時、「そもそもお前がもっと早く来ればこんなことにならなかったんだよ」というように責任転嫁するようでは、彼女は引いてしまいます。
話題によく母親が登場したり、母親のことを「ママ」と呼んでいたり、マザコン発言をしている場合は彼女も一気に気持ちが冷めてしまいます。両親を大切にすることは大事ですが、度を越えていればかえって引いてしまうので注意しましょう。
「ママに聞いてみないと決められない」とか、「この料理、うちのお母さんの得意料理だからそっちの方が美味い」といったような発言は高確率で冷めてしまう発言なので、控えてくださいね。
男性にとっては何気ない一言だったとしても、彼女にとっては悲しく傷付く発言であるケースは意外と多いものです。女性の恋愛感情が冷めてしまう発言は様々ですが、彼女を大切に思う気持ちがあれば納得ですよね。
思いやりを持って、適度なマナーやモラルを意識した発言ができるよう心掛けてください。
Written by 早紀