家事、育児をしない男性とは、一緒に暮らしたくないものです。同棲や結婚をしてから後悔しないためにも、お付き合いの段階でしっかり見抜いておきましょう。家事・育児をしない男性の特徴や見分け方についてご紹介します。
家事や育児は、男女関係なく誰もがするべきものです。しかしいまだに、「女性が家事・育児をするもの」という価値観は根強く、共働きが当たり前の若い世代でさえ、女性に多くの負担がかかっていると言えるでしょう。
これでは、夫婦や家族での暮らしは、うまくいきません。ではなぜ、家事・育児をしない男性がいるのか。それは、世間で言う「女性らしさ」のシンボルが家事・育児だからかもしれません。
内閣府男女共同参画局の「男女共同参画白書」によると、共働き世帯は昭和55年以降増加傾向にあることがわかります。それ以前、約50年前には、女性は寿退社することが多くありました。
つまり、今の20代や30代の人たちの親世代は、「女性は家事、男性は仕事」という世の中にいたために、その価値観が子供たちに受け継がれていることも少なくないのです。
もう少し時代が進まないと、親世代、子世代ともに、この偏った価値観がアップデートされないのかもしれませんね。
「●●ちゃんの手料理食べたいな」という発言に母性本能をくすぐられる人は多いでしょう。しかしこれは、男性が自分で食事の支度をする意思がないことを表します。
「男をつかむなら胃袋をつかめ」とはよくいわれますが、よく考えると、この言葉は女性に食事の支度を押し付けているものですよね。これをおかしな言葉だと気付かずに、会話を盛り上げるためのネタとして使っているような人もアウトです。
生まれてから家を出るまで実家でしか暮らしたことのない男性は、家事・育児をしない確率が高いです。
家にいてなんでもやってもらうことが当たり前であるため、黙っていても「やってもらえるもんだ」と自分で動こうとしないでしょう。
お金の使い方が派手だったり、ルーズだったりする人は、自分のことしか考えていない、自己中心的な性格であることが多いです。
家族のための無償サービスとなる家事・育児は自分にメリットがないため、手を付けようとしません。
「手伝うよ」とは、優しく思いやりのある言葉のように聞こえますが、注意深く聞くと、自主性のない言葉だということに気づきます。
つまり「手伝うよ」とは、主体的に家事・育児をするつもりはなく、あくまでもサポートする気しかないということ。
本当に家事・育児をする男性は、自分から率先して動くため、ことばよりも行動が先です。
交際中から、何につけても「仕事が〜……」などと仕事のことばかりを優先する人は、結婚後に家事・育児をしない可能性が高いでしょう。
仕事を優先する人は、家庭や家族の優先度が低いため、ポンと自由時間ができた時にも、家族のためになにかしようという気持ちにはなりません。
「放っておけば誰かがやってくれる」と他人任せだったり、何でも人のせいにしたりするような子供っぽい人は、家事・育児など、人の面倒を見るようなことはしないでしょう。
わがままで怒りっぽい人もNG。人の気持ちを思いやることができない人は、家事・育児もできません。
自分の趣味にお金や時間を大量に費やす人は、要注意。自分を優先するために、家事・育児をしない男性である可能性があります。
結婚後、趣味を節制できるのならいいのですが、独身時代と同じペースで続けられれば、女性の不満が募るでしょう。
基本的な家事ができるかどうかは、重要なポイントです。家事ができない人が家事をするには、結構なエネルギーを費やすため、相当のやる気がなければ、家事をしようとはしません。
基本的な家事ができる人のほうがフットワークが軽く、即戦力として活躍してくれます。
彼の住んでいる部屋が片付いているかどうかをチェックしましょう。きちんと整理整頓できているのであれば、身の回りのことをきちんとできる人であるということ。散らかっているなら、自己管理ができない、だらしない人ということです。
整理整頓が習慣づいている人は、家事もそつなくこなしてくれます。
彼に「●●って作ったことある?」と何気なく聞いてみましょう。料理をしたことのある人は、質問したものが作ったことのあるものかそうでないかに関わらず、料理の話題にノッてきてくれるものです。
料理は、好きでなければやりません。自分でまめにお弁当を作ったり自炊をしたりしている人は、家事も面倒くさがらずに率先してやってくれる確率が高いです。
結婚するなら、家事・育児のできる男性でなければ、下手をすると夫婦関係にも亀裂が入ってしまうでしょう。円満で幸せな結婚生活のためにも、お互いを思いやり、理解し合って暮らすことのできる素敵な人を見つけてくださいね。
Written by さあや