あなたの職場にも「仕事ができない人」っていませんか? 見ていてイライラすることもあれば、もしかして自分がそう思われているんじゃ……!? と不安になることもあるかもしれません。
当記事では、仕事ができないと言われる人の特徴をピックアップ。それを踏まえて「脱・仕事ができない人」の方法を紹介します。もっと「デキる奴」と思われたいあなたは、参考にしてみてくださいね。
あなたが思う、仕事ができない人ってどんな人でしょうか。きっといろいろ思いつくでしょう。
例えば「仕事が遅い」と、できない人と言われがちですよね。でもいくら作業が早くても「ケアレスミスが多い人」であれば、その分リカバリーに時間や手間がかかるので結果的にはどちらも「仕事ができない人」だと思われます。
今回は一般的によく見られる「仕事ができない人」の特徴を挙げていきます。
ビジネスマンは、一度にたくさんの業務・作業を並行しなければなりません。与えられた期限内に、いかに効率よくさばけるか。これが仕事のできる・できないを大きく左右します。
とりあえず目の前にある仕事から適当に手をつけて、その結果、納期に間に合わない仕事があった……なんてことがよくあると、間違いなく「仕事ができない人」のレッテルを貼られてしまうでしょう。
「納期を守れない」にも通じるところがありますが、時間を守れない人はとかくビジネスシーンでは白い目を向けられます。
よく遅刻する、約束の時間を忘れる、期日までに間に合わない……いずれも仕事ができる人とは対極にあるものですね。
常にノーミス、という人はいませんから、ミスすること自体は仕方のないことです。やってしまった失敗を糧に、次から同じミスを繰り返さなければいいだけですからね。
しかし同じミスを何度も繰り返す、これはいただけません。注意する方も『またか……』と呆れ、最終的には何の指摘もしてもらえなくなるでしょう。
上述の通り、ミスや失敗は誰にでも起こり得ることですが、大切なのは起こってしまったその後です。
周りに迷惑をかけたことをきちんと謝罪し、次からは同じミスを繰り返さないように真摯に対策する人を責める人はいないでしょう。
しかし、「自分は悪くない」「こう指示されたからやったまでだ」などと言い訳ばかりして、自分の非を認めない人が少なからずいます。
こういう人は扱いづらく、チームの雰囲気を悪くします。改善しようとする向上心も見られないので、一緒に仕事をしたいと思う人はだんだん周囲からいなくなるでしょう。
メールやチャットなどの連絡ツールのレス(返信)が遅い人は、仕事ができない人認定されやすいです。これは単純に、一人の返信がないことによって全体の進捗が滞ってしまうから。
「今は忙しい」「後で返せばいいや」という自分視点でしか物事を見られていないとも言えるでしょう。
ビジネスシーンでは基本中の基本とも言える、報告・連絡・相談(ホウレンソウ)ですが、これができていない人はやはり仕事ができないと言われてしまいます。
早めのホウレンソウができていれば最小限の損害で済んだところを、遅らせたばかりに大変な事態になってしまった……なんて、笑えないですよね。
「仕事ができない人」から抜け出すためにはどうしたらいいか。それは、これらの特徴と真逆のことをすればいいのです。
スケジュール管理ができなくて納期を守れないなら、事前にやることを紙などにリストアップします。
まずはやるべきことを可視化すると優先順位をつけやすくなるので、そこから振り分けていくとミスを減らせます。
時間を忘れる、同じミスを繰り返してしまう場合は、こまめにメモをとる癖をつけましょう。
メモがあっちこっちに散らばってしまうと、結局「どこに書いたっけ!?」となりがちなので、スマホのメモ帳や手帳など、メモをとる場所をある程度統一しておくことをおすすめします。
自分の非を認めず言い訳ばかりする人は、仕事ができるできない以前の問題です。一度自分の言動を見直してみる機会を設けるといいでしょう。
レスポンスが遅い、ホウレンソウをなおざりにしがちな人は、相手の気持ちになって考える癖をつけましょう。
返事が返ってこないと、相手は「メールが届いてないかも?」「何か気に障ることを言ったかな?」と不安になってしまうかもしれません。また、適切なタイミングでホウレンソウがなければ、スムーズに仕事が進んでいるか周りの人は気になるでしょう。
こういった想像力を働かせることも、ビジネスシーンでは大切です。
生きていくためには仕事は切っても切れない関係にありますから、どうせだったら「仕事ができる人」と言われたいですね。
あなたのお仕事ライフをより良きものにするためにも、「仕事ができない人の特徴」とは無縁でいたいもの。ぜひ参考にしてみてくださいね。
Written by 七尾なお