どの職場にも一人はいる嫌な上司。部下からするとストレスを感じたり「転職したい……」と考える原因になってしまうことも。
そこで今回は、嫌われる上司の言動あるあるを集めました! 皆さんのご苦労がわかるエピソードと共に紹介します。
では早速、体験談を基に嫌われる上司の行動を見ていきましょう。あなたの近くにもこんな上司はいませんか?
・お局様が20代女性社員の机に書類を叩きつけてヒステリックに怒鳴っていました。怖すぎる!(女性/会社員/34歳)
・相手によって話口調を露骨に変えるのが本当にうざい(男性/自営業/36歳)
部下を見下すような態度をとる上司は嫌われがちです。明らかに特定の人物に狙いを定めて高圧的な態度を取る人もいます。
立場が弱い部下をストレスのはけ口にするのはやめてほしいですね。
・上司ばかりにいい顔をして部下を大事にしない(女性/会社員/30代)
・年下上司でしたが、社長に取り入るのが上手く、何でも自分の都合の良い解釈で報告。ある意味捏造!(女性/無職/53歳)
部下には威圧的な一方で、上層部に対してのゴマスリ度合いがひどすぎる……! そんな上司を信頼するのは難しいですよね。「仕事の実力でなく媚びだけで昇進してきたのでは……」と感じざるをえません。
・上司の指示通りに仕事をしミスがあった。最終チェックも上司が行っているはずなのに、謝罪は部下である私がすることに(女性/会社員/31歳)
・部署を仕切る立場にも関わらず、仕事には無関心。嫌な事からはすぐに逃げて部下に押し付ける(男性/会社員/53歳)
部下の手柄は上司のもの、部下のミスは部下の責任。こんなジャイアンのような上司は意外と多いもの。これは嫌われても仕方がありません。
責任を負うつもりで取りまとめている上司とそうでない上司は行動に差が出ます。
・常に機嫌が悪く、気分の浮き沈みが激しい。さらには言葉に示さず態度に表す(女性/会社員/30代)
・私がミスをすると話しかける訳でもなく、わざと聞こえるように大きなため息をつくのが本当にイライラします。言いたいことがあるなら、言葉で伝えてくれればいいのに(女性/会社員/41歳)
上司がイライラした雰囲気を出していると話しかけづらいですよね。「今、報告したら間が悪いかも」と考えているうちに報告・連絡・相談が滞ってしまう悪影響もあります。
また、自分に対してイライラされていると感じても、態度だけで示されては部下としても対応のしようがありません。その結果、人間関係にヒビが入ることもあるでしょう。
・朝、こちらが挨拶しても無視。仕事の報告・連絡・相談をしてもまともに話を聞いてくれません。やる気がない上司をもつとストレスになります(男性/会社員/41歳)
・上司から私へ話をするときは普通ですが、私から上司に話すと嫌な顔をして「何!?」と言ってきます。自分の都合しか考えない自己中な人間(男性/会社員/36歳)
部下に向き合って話を聞かないのも、嫌われる上司の特徴といえます。なかには仕事量が多く、単に時間が取れないパターンもあるかもしれません。
とはいえ、判断力や方向性の決定を求められる上司の立場としては、なるべく部下の話を聞くよう構えていてほしいですね。
・責任感がなく、仕事を覚えず間違える(女性/会社員/36歳)
・嫌いな仕事や面倒な作業は部下に押し付けて、自分は月の半分休む(女性/会社員/37歳)
・あらゆる仕事を人任せにして丸投げにするので、作業内容や苦労を理解してくれていない。そのうえ理想ばかり語り、是正しようとしない(女性/会社員/32歳)
そもそも仕事ができないのは上司として問題外でしょう。仕事内容を理解したうえで、部下の育成のために仕事を任せるのであれば納得できます。しかし、できない仕事を丸投げするのはお門違い。部下から嫌われても仕方がありません。
嫌われる上司が発言しがちな言葉も見てみましょう!
「前にも教えたよね?」は、部下からの質問に対しての回答を暗に拒絶する一言です。
もちろん部下として一回で仕事を覚えようという気持ちは大事ですが、理解力や記憶力は人それぞれ。上司は何度でも教える覚悟で教育にあたるべきでしょう。
「これってパワハラ?」身の毛もよだつ嫌われワードです。
パワハラ、モラハラ、マタハラ……数々のハラスメントが取り沙汰される今だからこそ、この発言をする上司は少なくありません。
冗談のつもりかもしれませんが、そもそもハラスメントまがいのことをしていなければ、この言葉を使うタイミングはないのですよね……。
「そんなこともできないの?」と言われましても、教わってないことはできません……!
どんなことがわからないのか、若手だったことの感覚を忘れてしまったのでしょう。攻撃的な発言をする前に、教えてください!!
今回は嫌われる上司の行動と発言を紹介しました。
上司には、マネジメントをする立場として尊敬できる存在であってほしいですよね。長く仕事をしていると、自分が部下だった頃の気持ちを忘れてしまうのかもしれません。
嫌われ上司を反面教師に学びを得て、信頼される上司になりたいものです。
Written by 田中なお