せっかく好きな人ができても、性格に難があったりすると、好きの気持ちが冷めてしまうもの。それこそ、尽くしてあげたい気持ちが、徐々に薄れていってしまうでしょう。今回は、そういった意味で、男性が「尽くしたい」と思えない女性の特徴をピックアップしてみました。
恋をすると、次々に欲が出てきます。せっかく好きになった彼の気持ちを遠ざけないように――。
ついワガママになってしまったり、自分勝手になってしまったりしていないか。好きな人がいる女性のみなさんは、ぜひ自分自身を振り返るきっかけにしてみてくださいね。
付き合いが長くなってくると、相手がしてくれることに有難みを感じづらくなる人も多いのではないでしょうか。
たとえば、彼が家まで車で送ってくれても、それが当たり前になってしまうとか。彼がご飯を奢ってくれても、お礼の言葉が言えなくなっているとか。相手への有難みが無くなってしまうと、当然ながら男性にも「可愛げがない」と映ってしまうでしょう。
相手と知り合ったばかりの関係でも、何かしてしまったらすぐに謝れるとか。相手と話したいときに、素直に甘えられるとか。意地っ張りが過ぎると、男性は「この人のために何かしてあげたい」と思う気持ちが薄らいでしまうでしょう。
自分が「こうしたい」「こうしなきゃ」と思ったとき。素直に思いを伝えたり、行動に移せたりする勇気は、好きな人との関係にかかわらず、大事にしたいですね。
それができる女性なら、男性はいつどんな時でも「可愛げ」を感じられ、「尽くしてあげたい」と思うでしょう。
仕事疲れが溜まっていたり、ストレスで気分がイライラしていたりして、好きな人につい当たってしまうことって、少なからずないでしょうか。しかし、それが常になってしまうと、男性の愛情が薄れてしまう原因になりかねないでしょう。
特に付き合いが長くなってくると、言葉遣いがラフになりやすいもの。たとえ恋人関係になっても、相手を敬うように接するのが大事です。プライドの高い男性ほど、何気ない言葉をきっかけに傷つき、気持ちが冷めてしまうかもしれません。
男性と良好な関係を築きたいなら、優しい言葉遣いと、穏やかなイントネーションを心掛けましょう。それができそうにないタイミングなら、彼に「いま仕事で疲れているから」と断るか。もしくは、彼に悩みを吐露して、自分の心境を共有できるといいですね。
「彼のどんなところが好き?」と聞かれて、すぐに答えられる女性はどのくらいいますか? 彼を好きになったきっかけ、エピソードがハッキリとしている女性ほど、相手との出会いを大切にできているかもしれません。逆に、好きになった理由が分からなくなってしまうほど、相手を蔑ろにしてしまう場面が多くなりそうです。
というのも、男性が尽くしてあげたいと思う女性は、「(相手が自分を)大事にしてくれている」と感じられる相手だと思います。彼の魅力やすごさに、内心惹かれていたり、日々気づけたりする女性なら、男性も同じようにあなたのことを想うでしょう。
好きな人の魅力に気づける人ほど、好きの気持ちが強い人のはずです。大事にしたい気持ちも自然と高まるでしょうし、敬う気持ちも強くなるでしょう。
彼のことを好きになったきっかけを思い出してみてください。そして、お互いがいま、相手にしてあげられていることを、冷静になって考えられると、関係性にも変化が出てきそうです。
多くの男性は、好きな人や恋人の関係だけではなく、周囲の関係も大切にしたいと考えているでしょう。たとえば、彼の仕事仲間や趣味友達、親や兄弟などですね。それこそ、好きな人が自分と周囲との関係と、「いい付き合いをして欲しい」と考える男性も多いと思います。
逆に、彼との関係ばかりを重視して、彼が自分以外の人とやり取りをすることに、嫉妬や束縛をするほど、男性はあなたの存在が面倒になったり、重たくなってしまうでしょう。
自分を作るものは、恋人だけではありませんよね。彼を成り立っている世界を尊重し、大切にできる女性であるほど、男性も大切にしたい気持ちがより高まるでしょう。
好きの気持ちが確かなら、相手に「尽くしてあげたい」気持ちが自然と出てくるものです。しかし、好きの気持ちが強すぎるあまり、相手に甘え過ぎたり、自分勝手が過ぎてしまったりすることも珍しくありません。
彼との関係を客観視する意味でも、お互いが尽くしたくなる関係になれているのか。いま好きな人がいる、付き合っている人がいる女性のみなさんは、考えるきっかけにしてみてくださいね。
Written by 柚木深つばさ