相手への気持ちが冷めてしまった理由|気持ちを取り戻すためには?

突然、好きな気持ちが「冷めて」しまった。恋愛していればそんなこともあるでしょう。気持ちが冷めたからといって別れる必要はありませんが、関係を続けたいなら変えた方がよいことがあります。冷めた相手との関係に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

(目次)

冷めてしまったとは?

冷めてしまったとは?

大好きだったはずの恋人だったが、会っても前のように心は高鳴らず、一緒にいてもそこまで楽しく、嬉しくもないというときは「冷めた」状態と言えるでしょう。

普通に付き合っていても、ふとした瞬間に相手に冷めてしまうことはあります。しかしその後の行動によっては、冷めた気持ちに再び熱を取り戻せる可能性もあります。相手に冷めたことと、恋が終わるのはイコールではないでしょう。

マンネリとの違い

「マンネリ」は冷めることとは少し違います。冷めるとは相手への気持ちが冷めてしまうこととですが、マンネリは相手に慣れて新鮮さを失うことを意味しています。

恋人になったばかりの頃は、相手の新しい一面を知るたびに心をときめかせたり、一緒に何かをすることで楽しんだりできます。しかし長く付き合っていると、もう相手のことは知りつくしており、たいていのことは二人で経験してきたため新鮮さを感じにくくなります。

相手に冷めてしまった9つの理由

相手に冷めてしまった9つの理由

突然、恋人のことが気にならなくなってしまうことがあります。これまでは毎日のように連絡を取り合っていたのに、あるときから「別にいいかな」とやめてしまったという経験はないでしょうか。

そうなってしまえば、こちらからはほとんど連絡を入れない関係になってしまうでしょう。恋人に冷めてしまい、相手への興味が薄れたことが原因の一つに挙げられますが、どうしてこのようになってしまったのでしょうか。

1:連絡をしても返信が少ないから

自分が連絡してばかりで相手は連絡してくれないと、一方的に相手に対する不安や不満が高まり、やがて気持ちが冷めてしまうことがあります。

恋人同士になると連絡を取り合う時間が増えるでしょう。しかし気がついたらいつも連絡するのは自分で、相手からの連絡がほとんどなかったと気づいてしまったら、どうでしょうか。

相手の気持ちを疑い、不安になってしまい、やがてそのような相手のことはどうでもいいと気持ちが冷めてしまう場合があります。

2:話をちゃんと聞いてくれなくなったから

相手が自分のことばかり話すだけでなく、自分が話だしたら途端に生返事でろくに聞いていないと感じたとき、相手の自分への気持ちに疑いを持ってしまうのではないでしょうか。

相手が自分に冷めてしまったからなのではないかと不安に感じてしまうと、こちらの気持ちも冷めてしまうことがあります

3:愛情表現をしてくれなくなったから

恋人と一緒にいると愛情表現でコミュニケーションを取るでしょう。しかし恋人がスマホやTVに夢中になっている時間が増えてくると、自分の相手をしてくれないと感じるでしょう。

せっかく一緒にいるのに自分の相手はしてくれず、他のことに熱中している姿を見たら、気持ちが冷めてしまうことがあります。自分と一緒にいるより他のことが楽しいと捉えることもできるからです。

4:辛いときに寄り添ってくれないから

何か悲しいことがあったとき、辛いことがあったときに寄り添っていてくれる友人や恋人は大切な存在です。

自分が辛く悲しい思いをしているときに、傍にいて欲しい恋人がこちらの気持ちに寄り添ってくれないで放っておかれてしまった場合は、余計に辛くなるでしょう。そうしたフォローのなさから相手に冷めてしまうことがあります。

5:お金の使い方に疑問を感じるから

金銭感覚というのは人それぞれです。しかし、理解できないようなお金の使い方をしていると、相手の金銭感覚に疑問を感じてしまいます。

たとえば、収入に見合わない高価な買い物をしている姿や、何かに熱中して湯水のようにお金を使っている姿を見たときに疑問を感じるでしょう。「この人の金銭感覚はおかしいな」と感じたら、相手への気持ちが冷めてしまうことがあります。

6:人としての常識がないから

友人に対して冷たい態度を取る姿や、店員に対して横柄な態度を取る姿などから人としての常識を疑ってしまうと、恋人だったとしても幻滅して気持ちが冷めてしまうでしょう。

常識は育ってきた環境で多少の違いがありますが、恋人の人としての常識を疑い始めると「一緒にいられない」「あり得ない」と感じるようになり、気持ちが冷めることもあるでしょう。

7:一緒にいても前に付き合っていた相手の話をするから

恋人が元カノや元カレの話をするのはあなたと比べているという訳ではなく、「焼きもちをやいて欲しい」「お互いの過去の相手を知りたい」という場合もあるでしょう。

しかし、元カノや元カレの話をされてしまうと、面白くないと感じてしまう人もいるでしょう。相手が話せば話すほど自分が尊重されていないと感じ、気持ちが冷めてしまうことがあります。とくに、いい思い出として語られた場合は、なおさら不快に感じるでしょう。

8:他に好きな人ができたから

恋人がいるのに他の人のことが気になってしまう、好きになってしまうことがあります。新しく好きになった人への好意が増す反面、今の相手のいろいろなことが気になってきてしまい、気持ちが冷めてしまうことがあります。

また、今の相手への気持ちが冷めてしまったから他に好きな人ができた、という場合もあります。

9:信じることができなくなったから

他の女の子と仲良くしている姿を見てしまったときや連絡しても返事をくれなかったとき、デートをすっぽかされたときなどには、相手を信頼しにくくなるでしょう。

信じることができなくなると、相手の言うことやることに対して疑いの目を向けてしまうでしょう。一度失った信頼を取り戻すのは難しいと言われるように、そのまま気持ちが冷めてしまうこともあります。

相手に冷めてしまったときの8つの行動

相手に冷めてしまったときの8つの行動

男性も女性も、相手への気持ちが冷めてしまうといろいろな特徴的な行動を取るようになるでしょう。これらの行動を知っておくと、相手の態度に疑問を感じたときに、自分への愛が冷めてしまったのかどうか判断しやすくなります。

ここでは、相手に冷めてしまったときにとりがちな8つの行動について紹介していきます。

1:ケンカしても素直に謝らない

たとえ自分が悪くて喧嘩になってしまっても、相手への気持ちが冷めていると素直に謝る気持ちになれず、放置してさらに関係を悪化させてしまいがちです。

好きな相手なら喧嘩両成敗として、自分はあまり悪くないと思っていても謝ることもあるでしょう。しかし気持ちが冷めてしまった相手なら、どう思われても気になりません。素直になれないため、なかなか謝らなくなるでしょう。

2:連絡しても返事が遅い

気持ちが冷めてしまうと、相手への連絡が面倒になってしまうでしょう。連絡しても返事は遅くなり、自分から連絡することもほとんどなくなっていきます。

もしお付き合いしている相手へ連絡した際の返事がだんだんと遅くなってきた、あるいはまったく連絡をくれなくなったとしたら、相手からあなたへの気持ちが冷めてきている可能性があるでしょう。

3:自分から愛情表現しない

愛情表現はお互いの気持ちを確かめる行動です。相手への気持ちが冷めてしまった場合、自分から相手への愛情が薄れて、愛情表現をしなくなるでしょう。

スキンシップや交わす言葉が減っていき、そして心理的距離が遠くなり、たとえ相手から愛情表現を求められたとしても、応えるのが面倒くさく感じてしまうでしょう。

4:相手のためにおしゃれをしない

好きな人のために自分磨きをするのは、好きな人にふさわしくありたいという気持ちからではないでしょうか。しかし相手への気持ちが冷めてしまえば、相手のために何かをしようという気持ちも冷めてしまいがちです。

デートといっても特別おしゃれはしないのは、相手のために自分磨きする必要性を感じなくなったからかもしれません。また相手がおしゃれしているかどうかも、どうでもよくなっています。

5:相手からの頼み事を断る

相手への気持ちが冷めていると、何かを頼まれたとしても「やってあげたい」という気持ちよりも、「面倒くさい」という気持ちが勝ってしまい、頼み事を断るようになるでしょう。

好きな人ならなるべく頼みを聞いてあげたいと思いますが、いったん気持ちが冷めてしまうと相手のために何かをしてあげたいと思わなくなります。

6:遠出をしなくなる

一緒にいろいろなところへデートしたり、時には休日に旅行へ行ったりしたのは、相手への気持ちがあったからでしょう。好きな人と一緒にいたい、色んなことをしたいと考えたからこその行動で、冷めてしまった後は同じようにはいかない場合があります。

7:デートをドタキャンするようになる

相手への気持ちが冷めていると、約束していたデートに出かけるのが億劫だったり、面倒に感じたりしてドタキャンすることがあります。

ドタキャンの理由にもよりますが、特段の事情でもないのにドタキャンされた場合、相手の気持ちが冷めてきている可能性があります。

8:記念日や誕生日を忘れがちになる

相手への気持ちが冷めてしまうと関心がなくなるため、記念日や誕生日をうっかり忘れてしまうことがあります。

これまでは細かく記念日を祝ったり、誕生日はきちんと相手にプレゼントを渡したりしていたのに、相手への興味が薄れると忘れてしまいます。もし自分が忘れたり、相手が忘れたりしていた場合、気持ちが冷めていることを伝えるサインの場合があります。

相手への気持ちを取り戻す8つの方法

相手への気持ちを取り戻す8つの方法

気持ちが冷めたからといって、それがすぐに破局につながる訳ではありません。「関係が冷めてはいるけど、別れたくはない」と考える人も少なくはないでしょう。

どうしたら前のような気持ちに戻れるのか、次に紹介する冷めた気持ちを取り戻す方法を試してみてください。

1:楽しかった思い出を振り返る

お互いに別れたくないと考えているのなら、相手と一緒に楽しかった思い出のある場所に訪れてみたり、一緒に付き合っている中で楽しかった思い出を共有したりして、昔を思い出してみましょう。

昔と同じ場所でデートすることで当時の気持ちや相手を好きだった理由、嬉しい思い出などを思い出せます。楽しい思い出話を二人ですることでも、当時の気持ちを思い出しやすくなるでしょう。

2:二人で新しいことをしてみる

お互いの行動があまり重ならないときは、二人でできることを増やしていくのもいいでしょう。たとえば、二人でできる新しい趣味をはじめる、といったことです。

二人で同じ趣味を新しくはじめたら、その趣味について話す時間が増えるでしょう。相手に冷めていたとしても、新しい趣味の話なら共通の話題が増え、会話が弾むでしょう。

3:相手の好きな部分を紙に書き出してみる

気持ちが冷めてしまったときは、冷静に相手への気持ちを思い返してみましょう。相手のどのような部分を好きになったのか、好意を抱いた理由を思い出すために、箇条書きでもいいので紙に書いてみましょう。

頭で分かっていることでも、紙に書き出してみることで相手のいい部分がわかりやすくなります。

4:なぜ冷めてしまったのかを考える

相手への気持ちを取り戻すためには、どうして冷めてしまったのか自分の心に聞いてみることも大切です。冷めた理由がわかったら、相手に「改善して欲しい」と伝えるといった次の行動に移してもいいでしょう。

5:他の人と比べてみる

別れる決心がつかない場合、あえて相手と他の人を比べてみて、本当に今のままでいいのか考え直してみましょう。他の人と比較することで、相手のいい面を再認識することもあります。

6:自分の気持ちを打ち明けて二人で話し合う

具体的に自分の気持ちが冷めてしまった理由がわかっている場合、相手がそれを改善できる場合には、冷めてしまったかもしれないという気持ちを打ち明けて、二人で話し合いましょう。本音で話し合うことで、相手にあなたの気持ちを正確に伝えられます。

あなたにも改善すべき点が見つかるかもしれませんが、話し合うことで二人の距離を縮めることになるでしょう。

7:距離を置いてリフレッシュする

もし自分だけでなく相手も冷めているようなら、しばらく距離を置いてみることもいいでしょう。楽しくないのに一緒にいるより、距離を置いたことで新たに見えてくることがあります。

距離を置いているうちに相手と話したくなったり、会いたいという気持ちが湧き出てくることもあります。近くにいたときにはわからなかったことを、自覚できるようになるでしょう。

8:コミュニケーションを増やしてみる

気持ちが冷めたと同時に、相手との距離も開いてしまっているということはないでしょうか。その場合は、あえて連絡する頻度をあげたり一緒にいられる時間を増やしたりして、コミュニケーションがしっかりとれるようにしてみましょう。

会話やLINEの頻度を増やせば二人の距離が縮まり、お互いに話しやすい空気になります。このまま別れたくないなら、コミュニケーションをとってお互いへの理解を深めることが大切です。

相手に冷めてしまったときにそのまま別れた方がいい6つのケース

相手に冷めてしまったときにそのまま別れた方がいい6つのケース

相手への気持ちが冷めてしまった後、そのまま別れてしまった方がいいのではというケースがあります。相手と付き合っていても上手くいくとはあまり思えない場合に、こちらのケースが該当するでしょう。

心配な方は、あてはまらないか確認してみてください。

1:体調を気遣ってくれない

あなたが疲れていたり体調が悪かったりするのに、相手が気遣ってくれないばかりか自分の都合を押し付けてくるようなら、別れた方がいいでしょう。自分の都合であなたを動かそうと、コントロールしようとしている可能性があります。

また体調の悪いあなたを心配しないなら、相手からあなたへの気持ちはないものと考えた方がいいでしょう。あなたの体調よりも、自分の都合が上ということになるからです。

2:悩んでいても何もしてくれない

悩んでいるときに助言をくれたり、そうではなくても寄り添ってくれたりする人の方が一緒にいて気が楽です。あなたが悩んでいても「そんなことで悩むなよ」と呆れたように言ってくる人や寄り添ってくれない人は、あなたの気持ちを理解してくれていません。

あなたが辛い気持ちや悩みを打ち明けてもきちんと向き合ってくれない人とは、将来を考え直した方がいいでしょう。

3:全然お金を出してくれない

全て相手にお金を出してもらった方がいいという訳ではありません。しかし食事やデート代の割り勘すら出そうとしない相手は、あなたに負担をかけて当然だと考えている可能性があります。

4:立場の弱い人に強気な態度を取る

あなたの気持ちが冷めた理由は、相手の態度ではないでしょうか。店員さんや子ども相手には強気な態度を取るのに、強そうな相手だと態度が変わる人は、今のあなたには優しくても将来変わる可能性があるため、注意した方がいいでしょう。

相手の立場によって態度を変える人や、弱い人には強気な態度、また横柄な態度になる人は、あなたが下だと認定した途端に態度を変えてくる可能性があります。

5:相手を否定ばかりして自分が正しいと思っている

自分の主張が正しいと間違いを認めなかったり、相手と違う意見を言うと否定してきたりする人は、相互理解を深めることが難しいことがあります。自分が正しいと考えて意見を曲げないため、基本的にあなたが折れてばかりになるでしょう。

6:お互いの気持ちが離れてしまっている

相手のあなたへの態度はどうでしょうか。デートをドタキャンしたり誕生日を忘れたり、おろそかな対応をされているなら、相手の気持ちも離れている可能性があります。

あなたの気持ちが冷めてしまっているだけでなく相手もそうであった場合は、別れた方がいいケースでしょう。

気持ちが冷めてしまったら一度自分や相手と向き合ってみよう

気持ちが冷めてしまったら一度自分や相手と向き合ってみよう

恋愛はどこかでつまずいたり、気持ちが冷めてしまったりする場合があります。しかし気持ちが冷めてしまっても、付き合いを続けるか別れるかは別の問題です。まずは冷めてしまった気持ちの理由や、改善すべき方法はないか探して、相手と本音で向き合うことからはじめましょう。

Written by 早紀

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