交際中はそこまで接することのなかった義理実家ですが、結婚するとなると一生のお付き合いに変化します。結婚当初は義理実家との関わり方が掴めない人もいるでしょう。また、義理両親は気を遣うからもう少し距離を取りたい考えるひともいるはず。
本記事ではそんな義理両親とのベストな距離感やうまく関わるコツをご紹介していきます。
夫の実家である義理実家とは、結婚後より関り深い関係となるでしょう。結婚の報告のみならず妊娠を報告したり子どもが生まれれば顔を見せに行ったりと、苦手とは思っていても何かと付き合いが必要です。
気を遣ってしまう義理実家の両親と深い関りを持つのは「正直面倒……」と考える人は多いと思います。自分だけが義理実家との関りに嫌悪感を抱いているわけではないので安心してください。
そんな、できる限り義理実家と距離を置きたいと思っている人は、どうしたら良好な関係を築きつつも適度な関りを保てるようになるのでしょうか? その答えはお互いの距離感にあると言えます。
義理実家との適度な距離感は子どもがいるかどうか、そして義理実家と自宅との距離が離れているかどうかが重要です。
今回は義理実家の子持ちで近くに住んでいる場合と子持ちで遠くに住んでいる場合、そして子どもがまだいない場合の3パターンの適度な距離感を説明していきます。
義理実家の近くであると何かと会う機会が多くなりますが、子どもがいるとなるとさらに関係性を濃くしていく必要があるでしょう。特にかわいい孫の面倒をみてくれる義両親は多いと思います。
日頃から育児で疲れているママさんは義理両親に助けを求めても構いません。子どもの話で義理両親との距離を近くして、徐々に気を遣う緊張感がなくなるようにしていくのがベスト!
ただし、親しき中にも礼儀ありです。代わりに子どもの面倒を看てもらった時には毎回感謝の気持ちをしっかりと伝えるようにしてくださいね。
距離を取りたい場合には、子どもを施設に預けて働くのがベストな選択だといえます。また、たまには誘いを断ることも距離を取ることの一つの手段になるでしょう。
子どもがいてなおかつ義理実家から遠くに住んでいる場合には、義理実家と接する機会は少なくなります。なかなか見られない孫の顔をメールやLINEで送ってあげると親切です。
頻繁な連絡をしたくないという場合は子どもの写真を送る時のみ連絡をするという形でも問題ありません。ただし、お正月やGWなど帰省する日にはきちんと顔を出せるようにしておきましょう。
子どもがいないとなると義理実家との距離が近くても遠くてもそんなに接する機会はないと思います。定期的に連絡をするのがベストではありますが、正直話のネタがないと考える人もいるでしょう。
そのような場合は家事や仕事の相談をしてみてもいいかもしれません。要のある時以外連絡したくないという場合は、メールやLINEの返信を遅らせて仕事や家事で忙しいことをアピールするのがおすすめ。
「家事手伝おうか?」と言われることもありますが、自分でやることを徹底している姿勢を見せれば自然と距離が開いていきますよ。
続いては義理実家とうまくやっていくコツをご紹介していきます。どうしてもうまく関われていない気がする方は、ぜひご紹介する内容を参考にして義理両親とうまく関われるようにしていきましょう。
頻繁に合わない義理両親だからこそ家事を率先して手伝うことに気を遣ってしまうだけではなく、実家でゆったりしている夫の横で話を盛り上げなければならないなど、何かと苦労することが多いと思います。
時には義理両親の発言にイライラしたり、「え!?」と思ったりすることもあるでしょう。そんな場合でも突っ込んだり反論したりせずに、義理両親を持ち上げることがおすすめです。
口論になるトラブルを防ぐことができます。「そうなんですね!」「すごいですね!」といった当たり障りのない返し方でも義理両親をたてることができますよ。
義理実家から近いと訪問される頻度が多くなりやすく、その度にプレゼントを持ってきてくれる義理両親もいるでしょう。
プレゼントとして多いのがお土産の残りや賞味期限の近い食べ物など……。正直要らないと思ってしまいますが、そこは「ありがとうございます!」とお礼を言うことで関係を良好に保ちやすいです。
義理両親に関わり深い日には贈り物するのがおすすめです。プレゼントは決して高いものでなくとも大丈夫!
お義父さんには靴下、お義母さんにはちょっとしたマッサージグッズなど、安いものでもプレゼントしてくれたことに喜んでくれる義理両親は多いです。
義理実家との関りで適切な距離感が掴めない方は、まずは距離を縮めることから意識しましょう。そこそこ頻繁な連絡で相手のペースに慣れることで、
気を遣いすぎて疲れてしまう関わりを変えることができるかもしれません。密接な関係がどうしても疲れると感じたら、メールやLINEの返信を遅らせたり、用事があるといって誘いを断ったりと、少しずつ距離を置くのがいいでしょう。
ぜひ今回ご紹介してきた良好な関係を維持するコツを活用しながらベストな接し方を見つけてみてくださいね。
Written by 早紀