仕事で嫌なことが続いたり、体力的、精神的につらいことがあると「仕事から逃げたい」と思ってしまうことは誰にでもあることですよね。
それを、ただの甘えだと思ったり、そう言われたりするこもありますが、実際には仕事で逃げてもいいパターンがあります。
今回は、仕事から逃げたいを思う理由と、仕事から逃げてもいいパターン、ダメなパターンを解説します。
仕事やプライベートにかかわらず、悩みの大半は「人間関係」にあります。
特に仕事という長時間の拘束の中で、人間関係が悪い状態はストレスが溜まります。
よく問題として取り上げられるパワハラ、セクハラは自分だけでは解決しづらいものなので、精神的に追い込まれて逃げたくなってしまいます。
仕事の量が多すぎると勤務時間内で終わらず毎日残業が続く場合があります。中には休日も仕事をしないと間に合わない人も……。
適度な休息や、プライベートの時間が無いと、精神的、肉体的に追いこまれてしまいます。
追い込まれた状態だと、仕事の効率も悪くなるし、一刻も早く逃げたいと思うのも当然です。
自分のキャパ以上の仕事を任されている人は注意が必要です。
仕事で失敗が続くと、「この仕事に向いていないんじゃないか」「仕事の能力が低すぎる」と自分を責めて落ち込んでしまうことがあります。
失敗の原因は何だったのか?と前向きに考えられるなら問題はないのですが、落ち込んだまま仕事を続けてしまう人は逃げたい気持ちが強くなってしまいます。
自分では改善することが難しいものは逃げることを考えてもいいと言えます。
改善できる余地があれば、対策を考えられますが、パワハラ、セクハラ、いじめなど、会社によっては相談しづらい環境の場合もあります。
逃げることは甘えではなく、より良い環境で仕事するためにも、逃げることを選択肢の一つとして考えてみましょう。
健康な体で仕事をするためにも、適度な休息時間は必要です。
プライベートや休憩時間でも仕事をしないと間に合わない、残業が毎月何十時間にもなるなど、休息が取れない状態だと、仕事に支障をきたすとともに、深刻な場合は命に関わってきます。
そんな状況を改善する気がない職場なら、自分自身を守るためにも逃げることを考えてもよいでしょう。
仕事で落ち込んだり、イラっとすることがあった時に、「ここから逃げてしまうか……」と考えることは誰しもあると思います。
ただ、一時的な感情で逃げた場合、後悔したり、さらに劣悪な状況になる可能性があります。逃げる時はこれまでのこと、これからのことを考えた上で決断しましょう。
職場に嫌いな人がいて逃げたい場合もあります。相手が嫌がらせなどをしてきて改善する見込みがない場合は逃げることを考えてもいいと思います。
しかし、ただ単に嫌いなだけだと、転職した先でも嫌いな人ができた時に逃げる選択肢しかない状態になってしまいます。
危害を加えてこないのであれば、こちらの考え方次第で解決する可能性があるので、どうすればいいか考えてみましょう。
仕事から逃げたいを思う理由と、仕事から逃げてもいいパターン、ダメなパターンを解説しました。
逃げることは悪いことではありません。逃げる理由や逃げ方をよく考えて行動しましょう。
Written by KOIGAKU