離婚後から交際している彼氏には結婚願望があるのか、とても尽くしてくれます。
まだ離婚して半年ほどなので私自身は結婚したいと今すぐには思えないのですが、彼の好意に甘えて元旦那の愚痴を話してしまいます。
彼も「話を聞いたり、ご飯とかご馳走するくらいしか君を繋ぎとめておけないから」と言ってくれてくれるし、私の結婚に対するモヤモヤとした気持ちを受け入れてほしいと思っているけど、彼がいい顔をしていないようなので控えた方がいいのでしょうか?
ご質問誠に有難う御座います。
この世界には人の愚痴を聞いて喜ぶ人などおりません。
彼は「話を聞いたり、ご飯とかご馳走するくらいしか君を繋ぎとめておけないから」と仰っているようですが、これは言い換えると「君を繋ぎ止めるために、嫌々話を聞いている」とも言えるでしょう。
ご質問者様も「彼がいい顔をしない」と仰っているのでお気付きかとは思いますが、彼は好き好んでご質問者様の愚痴を聞いているわけでは御座いません。
やめることができるのであれば、愚痴をやめるに越したことはないでしょう。
しかし、やめろと言ってやめることができるのであれば誰も苦労は致しません。仮にやめることが出来たとしても、ご質問者様の中のモヤモヤ感は解消されず、ご質問者様が深くお悩みになってしまうことでしょう。
ですので相手が嫌がるからと言って必ずしも愚痴をやめる必要は御座いません。
それでは相手は傷つきませんが、今後はご質問者様が傷ついてしまうだけなのです。
重要なのは愚痴をやめることではなく、愚痴を言ってストレス解消をしてもなお、相手にとってメリットのある存在になることでしょう。
つまり総合的に見て、相手にメリットを与えることができる存在になれるのであれば、愚痴を言うくらいは大した問題ではないのです。
例えば愚痴を言うことで相手に10のデメリットを与えたのであれば、それ以外の部分で20のメリットを与えれば良いでしょう。
それではご質問者様は彼に一体なんのメリットを与えているのでしょうか?
彼はご質問者様にやたらと尽くしてくれるようですが、ご質問者様が彼に何かをしているということについては書かれておりません。
しかし「甘えている」と書いていることからも、おそらくは彼に対してこれといったメリットを提供しておらず、ただただ彼から与えられるメリットを享受しているのではないでしょうか?
それが悪いことだとは言いませんが、人間関係は基本的にフェアでなければなりません。
ご質問者様が一方的にメリットを享受できる関係など、絶対に長くは成立しないのです。
しばらくはこの関係が続くかも知れませんが、このままではそう遠くない未来に終わることは確実でしょう。
もしもご質問者様が彼との長い関係を望んでいないのであれば、彼のことを使い倒してバイバイしても良いとは思いますが、そうではないのであれば、なにかしらの形で彼との関係性をフェアにしなくてはなりません。
それは「愚痴をやめる」ということではなく「何か別のメリットを与える」ということなのです。
それでは具体的にご質問者様は一体どのようなメリットを彼に与えることができるのでしょうか?
もちろん様々な方法がございますので一概には言えませんが、まずは「愚痴」という部分で彼にメリットを与えてみるのはどうでしょうか?
愚痴を言い終わった後に、彼に必ず「聞いてくれてありがとう、ちょっと元気になった」と言ってあげて下さい。
その一言があれば、彼が愚痴を聞くストレスはかなり軽減されるでしょう。
「自分が愚痴を聞いたことで、彼女は元気になった」そんな満足感は彼にとって間違いなくメリットなのです。
もちろんこのメリットだけで、愚痴を聞かされるというデメリットを相殺できるとは限りませんが、それでもこの一言が彼のメリットの1つになることは間違いありません。
まずはこの一言から初めてみて下さいませ。
Written by ラブホスタッフ 上野