恋に方言は関係あるのでしょうか?
今回はこの問いに5つの観点から回答してみたいと思います。
恋において親近感は信頼を早く醸成するのに効果的です。例えば、沖縄など同郷だからこそ、東京などとは異なった方言で盛り上がることは、恋に対してポジティブに働くこともあるでしょう。
一方、東京のようにあまり方言というほどの差異が無い場合は、こういった効果はたとえ別の地域だったとしても期待しづらいでしょう。
同じ国、同じ地域で生まれ育った、そういう同郷意識をきっかけにして恋が深まる、そういう意味では、方言は恋にプラスの影響を与えられるものとして考えられると思います。
方言は恋愛にネガティブな影響をもたらすリスクも持っています。
若い頃に、非常に苦い恋愛を経験している男子の場合、同じ方言を使う女子に会うと、過去を想い出してしまい、意気消沈してしまう……そういうケースもあります。
方言というのは、日々のコミュニケーションで自然と出てくるものなので、男子がそういう気持ちを感じる頻度が非常に高くなってしまい、結果として恋の炎を消しやすくしてしまう、方言はそういう影響を持ち得るでしょう。
方言は他のライバルに差をつける武器になり得ます。京都弁が色っぽい、博多弁は可愛いなどなど、男子によっては、方言と女子への魅力を紐づけているケースもある為です。
男子それぞれの基準なので、恋愛を目指している、もしくは恋愛している男子に率直に方言について聞いてみると良いでしょう。もしも男子が好む方言をあなたが話せる場合は、ライバルたちに差をつけるチャンスです。
方言を使い続けるのか、ニュースのようないわゆる標準語にするのかは、恋をどんどん深めていった先にある結婚を意識し始めるとまた違った考え方になります。
ずっと彼女は方言でいくのか、男子側に合わせるのか、結婚したらその地方の方言にするのか。方言というのは、ある意味でパートナーとしてどのようにしていくのかの最初の壁になり得ます。
恋愛が長期化し、結婚も意識して恋愛を続けていきたい場合は、方言をどうするのかは早めに会話をしておいた方が、恋に亀裂が入るきっかけになることを避けることができるでしょう。
方言に対して寛容なのか、無理やり自分に合わせたがるのかで男子がどの程度の柔軟性を持っているのかが分かります。
そういう意味では、方言は男子のイケてる度合いを女子が判断するのに一役買っていると言えるでしょう。
方言と恋というと、使う側の女子に対する話題が多くなりますが、男子がどう受け取るのかで、女子側が恋を続けていくのかを考える為の大きな材料とすることができます。
恋愛において確かに方言はライバルに差をつける武器になり得ます。
一方で、後からそういった方言をわざわざ身に着けることに時間を割くのか、あなたが持っている別な武器を磨いていくのか、今回のヒントを参考に考えてみてくださいね。
Written by 神崎志乃