しばしば、体を武器にするという表現が当てはまる人っていますよね。男性に対して、肉体的な魅力をフル活用して迫り、まんまと手中に収めてしまうようなタイプは、まさにこの表現にガッツリ当てはまります。
体を武器にするには、顔立ちが良いのは当然として、更に体型も他の女性を寄せ付けない利点がなくてはいけません。バストもヒップも大きく、腰もくびれている、そんな体でなければ武器として使うことはできないでしょうから、そういった意味では「体を武器にする」ことは、多くの女性にとって現実的ではないでしょう。
ただし、武器は何もそれだけではありません。誰もが持ち合わせている体の部位が、男性を落とす上でかなりの効果を上げることもあるのです。
今回は、特に“うなじ”の魅力について、皆さんに再確認していただこうと思います。
うなじは誰もが持っています。
「うなじにそこまで男性をそそる効果はないのでは?」と考える方もいるかもしれませんけど、実際にうなじって、男心をくすぐる効果があるようです。「あるようです」と書いたのは、全ての男性がうなじにドキドキするわけではないということですね。例えば筆者ですが、うなじにドキッとしたことは、今まで一度もありません。うなじなんて、そこらのおっさんにもありますからね。そこに性的な魅力を感じることは、残念ながらありませんでした。
しかしながら、筆者の周囲には「うなじ、いいよね~」と考える男性は大勢います。うなじに惹かれる男性が多数存在するということは、間違いなく言えることでしょう。
さて、ここからが本題です。
うなじに男性への訴求力があることはほぼ間違いないのですが、重要なのは、うなじは誰しもが持ち得ている武器ということです。つまり、その希少価値を自分である程度コントロールする必要がある、ということですね。
男性が女性にグッときてしまうタイミングは色々ありますが、例えば普段は髪を下ろしているのでうなじが隠れているけど、デートになったらうなじが見えるようなヘアスタイルにするというのは、これは結構うなじ好きな男性の心の琴線に触れるそうです。
何せ普段見えないうなじを、自分との時間を共有する時にだけ見せてくれるわけですし、更に彼らにしてみればうなじは魅力的な素材。
「能ある鷹は爪を隠す」と言いますが、まさにこのことわざの引用として、普段はうなじを隠しつつ、「ここぞ」のタイミングで見せ付けると、かなりの効果を発揮するということになるでしょう。
話は少しズレるのですが、うなじに魅力を感じる男性たちであっても、別にどんなうなじに対してもそう思うわけではないようです。
今回のコラムを書くにあたって、うなじにドキドキするという男性の知人数名に「逆に興奮できないうなじを教えて」と質問したところ、いくつかの答えが得られたので、以下に追記しておきます。
「あんまり可愛くない子のうなじは何とも思わない」
「うなじは好きだけど、うなじ周辺に産毛がびっしり生えているのはさすがに冷める」
「普段からこれみよがしにうなじを出されてしまうと、逆にちょっと引く」
まあ、こんな感じでそれぞれに色々とこだわりもあるようです。そもそも筆者がうなじ好きでもないのでイマイチピンと来ていない部分も多いのですが、うなじの付近の産毛は確かに、気になってしまう女性もいますね。
うなじになびく男性は多く、そしてうなじは誰にでもあるパーツ。となると、うなじをアピールするという手段は、決して無視はできないところでしょう。
男性の大半はうなじにドキドキする生き物。せっかく授かった武器なわけですから、しっかりと効果的な運用をしておくと、恋愛のチャンスも高まるに違いありません。
Written by 松本 ミゾレ