「愛されたい」という願望そのものは決して珍しいものではありません。
しかしその気持ちが強くなればなるほど、その願望を叶えるチャンスからは遠ざかってしまうものです。
そこで本記事では、「愛されたい」という想いが満たされない理由について紹介します。「愛されたい症候群」ともいう相手や自分をも苦しめる感情についてご紹介。
愛される女性になるための方法も一緒にご紹介します。自分を見つめ直す機会としていただけると幸いです。
愛されたい! 必要とされたい!……なのに満たされない。誰と付き合ってもどこか物足りなさを感じている女性もいるはず。
なぜ満たされないのか……? 理由をいくつかご紹介します。
愛されたい気持ちが強い人は、往々にして愛されたい気持ちが弱い傾向にあります。
本来ならば、相手を愛することで自分を満たすことは簡単なんですよね。
愛したい気持ちが強いのなら、自分が精一杯相手に愛情を注げば、それだけで満たされるのだから。
逆に愛されたい気持ちが強いと、自分が満たされるかどうかは相手次第になります。
自分で相手の愛情の量をコントロールできないから不満になりやすいのです。
極度の寂しがり屋で不安症な人の愛されたい気持ちというのは、なかなか満たされにくいもの。
相手があなたへの愛情表現が豊かでないとなかなか難しいですよね?
寂しがり屋と不安症を克服する為の対策をしましょう。
傷つくのが怖くて、自分から積極的に好きな人に愛情を注げない人もいます。
その原因の根本に、プライドが高いことがあげられます。
プライドの高い人は、恋愛において自分の気持ちに気づいてほしかったり、愛情を注いでほしいがために上下関係を作って相手に尽くしてもらおうと無意識のうちに行動します。
そんな行動は相手に窮屈と思われて、どんどん愛されなくなってしまいます。プライドを捨てて意識的に癖を変えていきましょう。
お互いに対等なお付き合いが出来れば、気持ちも満たされやすくなりますよ。
「愛されたい症候群」という言葉をご存知でしょうか?
言葉通り、常に愛情を感じていないと不安になってしまい、過度に愛情表現を求めてしまうことです。
彼に「もっと〇〇してよ!」などと愛情表現を要求するような言動があれば、もしかしたら知らない間に愛されたい症候群になっているかもしれません。
では「愛されたい症候群」の人の特徴とは何か、ということで特徴をご紹介します。
もし下記項目に多く該当するのなら、あなたも愛されたい症候群の可能性が……。
◎自信がなく傷つくのが極度に怖い
◎「もっと〇〇して!」など愛情を搾り取ろうとする言動がある
◎無償の愛を注げず、反応や見返りを求めてしまう
◎交際が始まると常に「恋人に捨てられるのでは?」という不安がつきまとう
◎SNS依存で人からの評価が気になる
◎幼少期、親から十分な愛情をもらうことができなかった
◎気をひくために嘘をつくこともある
◎常に誰かと付き合っていないと不安
特徴が分かったので、対処法のご紹介です。
できる範囲で少しずつ改善していきましょう!
◎自分で自分をしっかり愛する
◎愛する喜びを知るために相手が喜ぶことを見返りを求めずやる
◎「〇〇をしてくれない」ではなく「〇〇をしてくれた」とプラスで彼を見る
◎一人の時間を大いに楽しむことができれば依存心は弱まる
◎相手に素直に本音を伝える
◎いろんな人と交流をして多様な価値観に触れ、視野を広げる
「愛されたい症候群」を今すぐ完全に治すのは難しいですが、できるなら治しつつも好きな人から愛情を注いでもらいたいですよね。
そこで、愛される女性になる方法をいくつかご紹介します。
まずは何よりも先に相手を愛しましょう。相手を愛することで、相手からも愛されるのです。
彼が喜ぶこと、笑顔になるようなことをして愛する喜びを知りましょう。
はじめは難しくても少しずつ自分の気持ちも満たされますよ。
「彼が〇〇してくれない」ではなく「彼が〇〇してくれた!」と至らない点ではなく、してくれたことや彼の素敵な部分に着目して褒めたりお礼を伝えてみましょう。
これもまた先ほどの相手を愛する行動になります。
誰だって批判をしてくる人よりも褒めてくれる人の方に愛情を持つものです。
自分を大事にしている人は、誰よりも輝いていて魅力的にみられますよね。
誰かに愛される人は、決まって自分のことを大事にしているいます。
愛される女性になる為にも、趣味やオシャレの時間を作って自分磨きをして自分自身をしっかり愛してあげてください。
愛されたいという思いが強ければ強いほど、かえって人を遠ざけることがあります……。
その寂しさから、より強く「愛されたい」と願ってしまいがちですが、それでは悪循環です。
相手に求めてばかりでは、愛されたいと思う気持ちに支配されて本当に欲しいものは得られません。
まずは自分から相手を愛すること! そこから始めましょう!
Written by 美佳