モテる女の条件は美しい顔立ちとスタイルが欠かせないと思っていませんか? 実はこの考え方、間違っています。
というのもホステス時代、「売れっ子」と呼ばれるキャストたちはみんな「際立って美人」ってわけではなかったからです。では、彼女たちはどうしてお客さんから指名される売れっ子ホステスになれたのでしょうか?
今回は、まだまだ現役ホステスとして活躍する私の友人Aに、モテる方法やモテる秘訣について伺ってきました。
スマホが普及したことによって、色んな情報が手に入る現代。「男性からモテる女になりたい!」と思えば、ネットで恋愛系の記事を読み漁っては、様々なモテる方法を試している人も多いでしょう。
しかし、友人Aはこう言います。
「モテる方法ってたくさんあると思うけれど、その全てが自分に合っているとは限らない。書いている人にとってのモテる方法なのかもしれないけれど、読む人の性格とかキャラってみんな違うから。だから、モテたい! と思って集めたモテる方法が、まずは自分にとってどうなのかを考えてから実践してほしい」と。
確かにネット上の情報だけでなく、本やセミナーで学べるモテる方法はどんな人にも通用する魔法ではありません。
「あと、不特定多数の人にモテたい人もいると思うけれど……女性の好みだって違うじゃん。どんなタイプの男性からモテたいのかって考えると、頑張って試したモテハウツーが、その男性にとって不評なこともある。好きな人がいて好きな人にモテたいだけなら、ありとあらゆる方法を実践することはオススメしません。私も好いてくれるお客さんもいれば『アイツは席に着くな』っておっしゃるお客さんもいます。だから、100人中100人に好かれようと思わない。これもモテる秘訣だと思うな」
そう語る売れっ子ホステルの友人Aが、モテる方法として掲げたのが一貫性と自分らしさの確立です。
「例えば……今日はぶりっ子っぽいキャラ。明日はクール系なキャラ。明後日は元気なキャラ……とか、モテる方法を片っ端から試していると、人格崩壊しちゃうような気がするんです。男性からモテるというか好かれることがお仕事だけど、自分らしさは大切にしてます。『Aはこんなホステスで、こんな女性だよね』っていう自分らしさがないと、話す人も戸惑っちゃうから」
要するに、恋愛ノウハウを全て信じてそれを実践するのは危険ということ。モテる条件の一つ目は、一貫性と自分らしさ! 万里の道も一歩からですよ。
誰かにモテたい! 好かれたい! そういう気持ちは一種の承認欲求でもあり、モテたいという気持ちは認められたいという気持ちに似ているんです。
「モテたい・目立ちたい・好かれたいって気持ちが強い時、ついつい自分のことばかり話してしまって、自己満足になりがちなんです。私ってこういう人だよ~みたいな。だからこそ、出しゃばらないのも大切かな。男性も女性も平等に生きていけるようになったけれど、男性って本能的にリードしたいっていう思いがあったりするもの。だから自己満足で終わらない。出しゃばりすぎないのも、モテる秘訣」
ここまで、「恋愛ハウツー嫌いなのかな?」と感じてしまうような発言が多かった友人Aですが、モテる方法として教えてくれた最後のポイントは“笑顔”。
性格・年代に関わらず、どんな異性にも通用する好感度ポイントは笑顔にあるそうです。
「いっつもブスっとしている人より、ニコニコしている人の方がよくないですか? 男性も女性も(笑)。だから笑顔で過ごすようにしています。ムカつくことがあっても引きずらないとかね。ご機嫌な人でいようと思っていると、自然と周りの出来事が上手く運ぶんですよ」
・一貫性と自分らしさを忘れない
・自己満足で終わらず、出しゃばらない
・笑顔でご機嫌に過ごす
これが売れっ子ホステスとして活躍する友人Aが教えてくれた、3つのモテる方法です。
たくさんのノウハウがあるけれど、まずは自分らしさを忘れないこと。そしてニコニコ笑顔でご機嫌に過ごすこと。そう心がければ、自然と魅力的に見える女性になれるんだとか。
モテたい一心で、様々なモテテクを試しているアナタも、まずはこのシンプルな方法だけを試してみませんか?
Written by 焼肉ハナコ