ラブラブ真っ只中のカップルや、日常生活が充実している人をリア充と呼びますね。一方、非リア充なんて呼ばれる人たちもいます。恋愛にも充実した日常にも無縁の人、という意味合いで使われますが、そんな非リア充に恋人ができるとどうなるのでしょう。そこには、さまざまな憂鬱があるようです。
まず、そもそもリア充について少しだけ説明を。
リア充とは、「リアル」が「充実」している人を指す言葉でもともとはネットスラング。幸せそうなカップルを見て「リア充爆発しろ」なんてパワーワードも生まれました。
さて今回のテーマは非リア充。つまり、リア充ではない人のことです。
「爆発しろ」と言っていた張本人が、ひょんなことから恋人持ちになると、いろいろな悩みが生まれるみたい。そんな非リア充の憂鬱をリサーチしました。
世の中にはたくさんのカップルが存在します。彼らは基本的に、お互いのことしか見ていません。しかし非リア充の人は、他と自分を比べて「自分はなんて劣っているのか……」と頭を抱えてしまうのです。
中には「自分のような恋人を持った彼氏・彼女はなんて可哀相なんだ」と思い悩んでしまう人もいます。
非リア充と呼ばれる人の多くは、恋愛慣れしていません。異性の友達もあまりいないケースが多いです。そのため恋愛や異性に慣れておらず、LINE(ライン)やメールひとつとっても「いったい何を送ればいいの?」といちいち悩んでしまいます。
結果、何も送ることができずに夜がふけていき、数日間音信不通に……なんて悲しいエピソードも。
特に非リア充同士のカップルの場合はお互いがこんな調子。自然消滅のリスクとも隣り合わせになりがちです。
非リア充の場合、恋人ができるまでメイクやファッションにこだわりを持たなかった場合も多いでしょう。
恋人に良く見られたい、恥をかかせたくないという思いが芽生え、そこから初めてオシャレに興味が湧くのです。
しかし、いざオシャレしようと思っても、メイクやファッションについての知識が少ないので、自分に何が似合うのか、何から手を付けたらいいのかも分からない状態です。
試行錯誤するうちに、すっかり自信をなくしてしまう……なんてことも、非リア充の悩みあるあるです。
お互いが非リア充の場合はまだ良いかもしれません。もっときついのは、相手がリア充だった場合です。
これまでの恋人と比べられて「え、今回はずいぶん雰囲気違う人と付き合ってるんだねw」なんて笑われたらどうしよう、面と向かって言われなくても、きっと陰でそう言われてる! と被害妄想が膨らんでしまい、ひとりで勝手に苦しくなるのです。
非リア充がカップルになって思い悩むあれこれについてご紹介しました。
今回ピックアップした悩みは、ほとんどが本人の考え過ぎによるものです。自分が非リア充であるという引け目から過剰に自分を卑下してしまい、相手に対して申し訳ないと感じているだけ。
本当は、恋人はもちろん、周りの人たちだって、そんなこと気にしていなかったりするものです。
「自分なんか」「周りと比べて」そんなことをうじうじと悩むより、あなたを選んでくれた恋人に対して精一杯の愛情を返す方がよほど大切だと思いませんか? 自分を低く見るということは、あなたと付き合っている恋人のことを低く見るのと同じことです。
リア充とか非リア充とか、そんな言葉に惑わされず、大切な人との関係を大切にしましょう!
Written by 七尾なお