片思いの彼に無口になられるのってイヤだよね。ではどうすれば?

片思いの彼と一緒に帰っているとき、彼が急に無口になって、気まずい沈黙がふたりを包む……小説や映画なんかであれば、このシーンの次は告白です。

「……おれ……おれさぁ、お前のことがずっと好きだったんだけど……理沙、付き合ってよ……」みたいな。とっさに理沙という名前しか思いつかなかったので、理沙と書きましたが。

さて、片思いの彼に無口になられた時って、女子がどうすれば恋が成就するのでしょうか。ちょっくら一緒に見ていきましょうか。

沈黙の意味

こういうネットの恋愛コラムって、わりと女子ウケを考えて、女子に甘いことが書いてあることもあるんですが、片思い中の無口って、恋のもっとも根源的なものであり、そう甘いもんじゃなかったりします。

つまり、片思いの彼に無口になられたとき、あなたは沈黙がもたらすドキドキ感に心を揺らす以外に方法はない、ということ。無口な彼を前に、なすすべなく佇むしかないということです。

なぜなら、告白して付き合う前の状態に、無口とか沈黙とか、ドキドキというものはすでに含まれてしまっているから。あなたが好むと好まざるとにかかわらず、含まれてしまっているからです。

そして、そういうどうすることもできない緊張感が、恋愛のもっとも美味しいところなわけです。その高度な緊迫感がないと、恋が恋にならない。

つまり高度な緊迫感があなたの恋心をたらしめているのであって、それを抜くと、あとにはなにも残らない。だからわたしたちは緊張したまま沈黙を眺めるしかない、ということです。

とはいうものの、沈黙をどうにかしたいと思う人だっているでしょうから、「せめてあなたにできること」を、以下にいくつか述べましょう。

沈黙の意味

圧力をかける!

沈黙って「あなたがドキドキするもの」というだけではなくて、相手に威圧感を与えるとか、相手に無言の圧力をかけるために使うものでもあります。オトナって、沈黙をそのように使います。

なにかの商談のときに、いきなりあえて黙る……黙り続ける……こういうのって、相手に「わかってるよな。うちの会社にものを買ってほしいのであれば、もっと安い金額にしないと買わないって、君、わかってるよな」という無言の圧力=沈黙。

恋愛でいえば、片思いの彼が無口になったからといって、あなたがオドオドしないこと。心のなかで「この沈黙のあいだに、わたしに告ってこないと次がないと思えよ」と、圧力をかけるといいんです。

圧力をかける!

気にしない/流してあげる

オトナって、たとえばふたりで食事しているときに妙な沈黙があっても、それをなかったことにする天才でもあります。なかったことにして、ふつうに食事を楽しみ、バイバイしたあとに「楽しかったね、また一緒にご飯に行こうね」とLINE(ライン)して終わり。

で、また次のデートに、何事もなかったかのように出かけて、同じようになにかを食べて沈黙が生まれて……というのを繰り返すうちに、妙に無口になる回数が減ってきて、仲良くなって付き合う、というパターンです。

男子が知っている「女子がパンツを脱がないとき」

誰かのことを好きになったら、無口になったり沈黙が生まれたりして普通です。無口も沈黙もない恋は、恋ではないです。そんなの遊びです。なので、彼が無口になるというのは、よほどあなたのことが好きだからこそ、です。

だからそういう彼を前に「いっぱい喋って、わたしのことを楽しませてくれる男子とじゃないと、わたしは付き合いたくないし。だからもっと楽しい男子と一緒に帰るから、じゃあねバイバイ」と言ってはいけないのです。そういう判断を下すから、男に遊ばれて終わるのです。

男子が知っている「女子がパンツを脱がないとき」

遊びでチャラっと女子と遊ぶ男子って、基本、無口じゃないから。それはなぜかといえば、沈黙によって「本気の愛なんてものを持っていない」ことがバレるのが怖いからです。それが女子にバレてしまえば、女子はパンツを脱いでくれないと知っているからです。

Written by ひとみしょう

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