生まれ順によって性格の傾向や行動パターンが変わる……なんて言われますが、長女として生まれた人にはどんな特徴があるんでしょうか?
そして、彼氏や夫として付き合っていくなら、何番目に生まれた男性と相性が良いのか、詳しく見ていきます!
長女の女性と一番相性が良いといわれているのは、末っ子男性です。
お互いに真逆の特徴を持つため、「自分にない魅力を持っている」と自然に惹かれ合うでしょう。長女からすれば、末っ子男性の自由さと甘え上手なところが、心を揺さぶられるポイント。
また、末っ子男性は親やきょうだいに助けられて育つので、人を頼ることにあまり躊躇しません。面倒見が良く、頼られると嬉しくなる長女にとっては、ぴったりとハマる相手だといえます。
弟や妹とどれだけ年齢差があるかにもよりますが、長女として生まれた人は大抵、幼少期を我慢して育っています。
年の差が1~5歳くらいまでは、自分自身もすべてを一人でこなせるわけではないため、「私だってまだ赤ちゃんだもん」「どうして妹(弟)だけ?」と幼いながらに疑問を覚え、寂しい思いをした人が多かったはず。
また、下の子と5歳以上の年齢差がある場合は、我慢するだけでなく親のサポート役としても期待されます。「子どものままじゃいられない」「自分がしっかりしないと」という義務感と責任感を、必然的に持つようになるでしょう。
長男と長女は似た者同士。共感できる部分は多く、一緒にいてもウマが合いますが、恋愛対象になるかというと……ちょっと違うかもしれません。同じ感覚を持つがゆえに衝突が多く、良かれと思ってどちらも我慢したり、甘えることができなかったりして、素直にお付き合いができないんです。
また、苦手なことも同じで補い合うことができない組み合わせなので、穴があると空きっぱなしというか、夫婦としてはお互いに支え合うことが難しいかもしれません。
また、長男は跡継ぎだし、姉妹の長女だと婿が欲しい……というカップルも結婚となると揉める可能性が。どちらが何を譲るかをハッキリさせる必要がありそうです。
三人きょうだいの真ん中に生まれた中間子は、甘え上手で自由気まま。末っ子に少し似た特徴を持つものの、要領が良く、親の説教や干渉から上手に逃げる術を知っていたりします。
そのため、ファーストインパクトでお互いに惹かれ合っても、付き合いが長くなるにつれて、長女の彼女を「ウザい」「命令しないで」と煙たく感じるようです。
自分はあくまで彼の彼女。“お母さん”じゃないと自分に言い聞かせることが大事かも!?
一人っ子の男性は、親の愛情を一身に受けて手間ひまかけて育てられたため、のびやかでズルさがないという特徴を持ちます。ただ一方で、家庭では多少のワガママも受け入れられ、きょうだいがいないことから我慢する機会も少なく育つので、自分勝手な一面もあるでしょう。
どっちがどれだけ強く出るかは人それぞれですが、下にきょうだいを持つ長女からすれば「自分にないものを持つ人」に感じるはず。それを魅力と思えば、心惹かれる部分はいくつもあるようです。
また、ワガママな部分は適度に叱り教育すると考えれば、相性は決して悪くはありません。一人っ子男性が、長女ならではの正義感の強さと面倒見の良さを受け入れると、ベストカップルになれるでしょう。
生まれ順だけですべては語れませんが……長女として生まれた女性は、「恋愛向き」というより「結婚向き」だと感じます。堅実で母性も豊かなため、しっかりと家庭を守れる良き妻になるのはもちろん、良き母にもなれるはずです。
Written by 沙木貴咲