付き合って半年が過ぎるころには、ラブラブな気持ちが落ち着き、二人の付き合いが安定してくると思います。そうなると、倦怠期やお互いの悪い部分が気になってくるなんてことも……。
付き合って半年のころに気をつけたいことを、交際経験1年以上の女性に聞いてみました。
「付き合い始めは彼氏とずっと一緒にいたいと思ったから、友達の誘いを断り、彼氏を最優先にしていました。でも半年も経てば周囲を見る余裕ができ、この半年間は友達をないがしろにしすぎたと反省。
彼氏にべったりでは彼氏も窮屈に思うだろうし、適度に離れたほうがお互いのためだと思い、彼氏以外の人間関係も大切にするようにしました」(30歳/商社)
最初のうちはべったりのラブラブでかまいませんが、半年経って気持ちが落ち着いてきたころには、「そろそろ仕事も頑張りたい」「男同士の付き合いもあるし」と、彼氏も思い始めるとき。ここでお互いの距離感を見定めれば、べったりゆえの面倒くささもなくなりますね。
「付き合って半年経つと、愛されることに慣れてきた感じがします。そうなると、彼氏からの愛情が当たり前に思えてしまって……。改めて、彼氏がしてくれることや、彼氏の愛情を考え直しました。
普段から考えているつもりだったけれど、いざ思い返すと気づいていないこともいろいろあったんですよね。気づけてからは、彼氏に感謝して私ももっと愛情を注ぐように気をつけました」(28歳/教育)
時間が経てば経つほど、だんだん「当たり前」になってくるものです。しかし人の気持ちは変化していくものですから、愛情を与えられるのが当たり前だと思っているうちに、彼氏が遠ざかってしまうかも。
また、「私が彼氏を好きだということは言わなくてもわかっているだろう」というのも、あまりよくありません。愛情表現は大切にしてくださいね。
「半年も付き合っていると、付き合い始めのような気合いもなくなってきました。オシャレは手抜き、なんなら自分のだらしない部分もさらけ出してしまいそう。でも、素の自分を見せているとはいえ、見せられる範囲には限度があります。
あまりにありのまますぎる姿を見せると彼氏に幻滅されると思いますから、最低限のラインは保ち、素の自分を見せすぎないようにしました」(33歳/介護)
恋人のありのままの姿を見て喜ぶ彼氏ももちろんいるでしょうけれど、それはあくまで彼氏が許容できる範囲内での話です。気を抜きすぎると「こんな女だったのか!」と、彼氏が思ってしまいそう。
初心に返ってオシャレをし直す、だらしない部分を見直すなどもいいと思いますよ。
「結婚適齢期で結婚願望があるのなら、付き合って半年くらいに結婚の意思を聞いたほうがいいです。ここで『まだ考えられない』『え、まだまだ先でいいんじゃないの?』という反応なら考えもの。保留にしたまま延々と先延ばしにされるかもしれません。
もしも結婚への意識や価値観が合わないなら、付き合っていても時間の無駄です。半年も付き合って結婚に対してのイメージが湧かないなら、次へいったほうがいいと思います」(27歳/保険)
結婚願望のある人にとって、半年は貴重で大きな時間です。ずるずると付き合えばすぐに1年経過となり、結婚が近づくどころか、うやむやになったままで話が進まないかも。
すぐに結婚するわけではなくても、結婚に対してどのような考えがあるのか、真面目に向き合うにはちょうどいい頃合いでしょうね。
付き合って半年、どんな時間だったのでしょうか。楽しいことが多かったのか、それともなんとなく我慢していた部分が多かったのか。もしも「この人だ!」と思う相手なのなら、今後も付き合っていけるように気を付けていきましょう。
彼氏も半年という時間を重んじているのなら、お互いに向き合えると思いますよ。
Written by 神之 れい