男の人って、普段はクールに振る舞ったりしてますけど、大好きな彼女と一緒に居る時だけは「甘えん坊」に……。
どっちかと言うと私は甘えたいほうだ! そう思っている女性でも、男の普段とは違うギャップに可愛いと感じてしまうことがあります。
今回は、そんな甘えん坊の男の特徴についてお話していきます。
甘えん坊の男は、彼女と二人で居る時は片時も離れたくなかったりします。
例えば彼の部屋で過ごしている時なんかは、つねにあなたの横に。あなたが席を立ったら彼も一緒に付いてくる始末。トイレでもどこでも。
子犬のようにあなたを追いかけてくる様子は、男としては情けない姿。でも、どこか可愛く愛おしくすら感じてしまったりします。
ドライな関係を望む女性にしたら、こういう甘えん坊でベタベタしてくる男は「絶対、嫌」と思うでしょうが、慣れてくると「こういうのもありかも? 」と思うことがあります。
それに慣れ過ぎるとちょっと困り物で、自分に彼がひっついて来なくなったら「なんで着いてこないの? 」と寂しく感じてしまうことも。
彼と一番“密”な関係になれるのがベッド。コトをする時にはきちんと男としての役割を努めますが、甘えん坊の男はフィニッシュの後、彼女に甘えてきます。
本来は逆が理想ですよね? コトが終わった後には、彼の腕まくらで甘えたいのは彼女のほう。しかし、甘えん坊の男は「俺頑張ったよ! 」「褒めて! 」と言わんばかりに子猫のように甘えてきます。彼女の首元や胸元に顔を埋めるようにね。
男として、そこは彼女をねぎらってあげるのがセオリー。でもね、男って結構コトが終わったら素っ気ない態度になったり、急に冷たい態度になることが多いんです。男はフィニッシュすると数十分の間「賢者タイム」と呼ばれる「なにもしたくない」という感覚に襲われています。
この時にいくら彼女が甘えてきても、賢者タイム真っ最中の男にとっては、「めんどくさい」が本音。あなたは彼の冷たい態度にガッカリでしょう。
それを考えると、コトが終わった後に甘えてくる男って悪くない気がしません? 終わった後もイチャイチャできる訳ですからね。案外こういう男は貴重かもしれませんよ。
これも甘えん坊の男によくある特徴です。お願いの内容にもよりますし、そう何度もお願いばかりされてたら迷惑ですが、あら不思議。そういう男のお願いってなぜだか聞いてしまうんです。
「もう、しょうがないな……」やれやれという感じで素直にお願いを聞いてくれる彼女は、どこか「お母さん」のように見えてきます。
そう、甘えん坊の彼って「マザコン」の素質があるんです。幼い頃に母親に甘えれなかった男にも多い特徴で、その欲求を大人になってから満たそうとする男がいるんです。
それに、女性も「母性本能」というのを絶対に持っているので、不思議とうまいこといくんですよね。
女が男に甘えるのが常識。その常識は案外デタラメなのかもしれません。
Written by 松嶋とるて