デート中に話題が尽きて間が持たないとき、男性は何を考えてる?

いきなり個人的な話になって恐縮なのですが、筆者は割とおしゃべりで、初対面の人ともそこそこ長時間、それこそ1300時間ぐらいはぶっ続けで会話をすることができます。人間は嫌いですが、会話をするだけであればそつなくこなせる自信はあります。

でも世間にはそういう人ばかりではありませんよね。会話のネタが尽きてしまい、ずっと沈黙してしまうような方だって、きっと少なくないことでしょう。

デート中に話題がなくなってしまって、目の前の男性相手にろくすっぽまともな会話を持ちかけられなくなってしまったという経験がある女性も、もしかするとこのコラムを読んでいるかもしれません。

ああいう特殊な沈黙って、気まずいもののようですね。しかし、別に女性側が押し黙ってしまっても、そこに至るまでの経緯によっては、男性は特に気にしていないものだったりするのです。

今回は、デート中の話題が尽きて訪れる沈黙の最中に、男性がどんなことを考えているのか。これを男性の立場から紹介したいと思います。

意外と「ああ、俺が会話下手なのかな」と自省している!

男性にしてみれば、デートの最中に相手が押し黙ってしまうと色々と不安になるものです。

「あれ? 失礼なこと言ったかな」とか「お腹が空いたから元気がないのかな?」みたいな具合に、まず心配になるのは自分の落ち度で相手が黙ってしまったという可能性についてです。

もっと言えば、目の前の女性が静かになったことが、その女性のストックしている話題が尽きてしまったことが原因だと考え付く男性は、あんまり多くないわけですね。

むしろ会話に関して言えば「ああ、俺が上手くトークできないから、話題がなくなったのかも」と感じる可能性の方が高く、女性に原因があっても自分のせいだと思うことは珍しくはありません。

ですので女性側としては気楽に構えるべきでしょう。話題が尽きて沈黙が流れてしまっても、それはそれ。「今度は男性側が話題を提供してくれるターンなのだ」ぐらいに考えて、変に焦らずにいればOKだったりします。意外と「ああ、俺が会話下手なのかな」と自省している!

「沈黙したことだし、次の店かホテルに……」と考える男性もいる!

デート中の沈黙が、良い結果を運んでくる場合もあります。

男性としては、デート中に徐々にお互い口数が減ってしまうと、それはそれで次の目的フェーズに移行する算段を練るようになるものです。

たとえば「そろそろ静かになってきたし、次の店で飲み直すかな」とか。または「なんかこの沈黙が逆にドキドキするな。そろそろホテルに誘ってみようか」みたいな具合に、決してこの状況が駄目な雰囲気だけを招くとは限らないわけです。

特に遅い時間のこの手の沈黙は、男性にしてみれば「今ならホテルに誘えるかも!」という淡い期待をかきたてられる瞬間でもあります。

ですので、もしもあなたが「そろそろこの人とベッドインしてもいいかも」と思ったのなら、話題がまだあるとしても意図的に押し黙るというのも、良い手かもしれません。状況によっては、沈黙をうまく利用することもできるということです。「沈黙したことだし、次の店かホテルに……」と考える男性もいる!

おわりに

デートの際に話題が尽きるというのは、一見するとピンチに感じられるものですが、相手の男性にしてみれば別に「なんだこの子。全然喋らないな。つまんね~」と思うなんてことは、可能性としては非常に低いわけです。

むしろ「ああ、俺が何とか空気を盛り上げないと」とか「この沈黙が逆に良いなあ」なんて考えてることの方がよほど多いということなんですよね。

大体、常に喋りっぱなしの人とデートすると、楽しいのは楽しいでしょうけど、なんかそれはちょっと違うんじゃないか? という気分にもなってしまうところです。おわりに話題があるうちは楽しくトークをするのもいいですけど、ネタが尽きたら静かになるのは当然のこと。この緩急を相手に見せておくというのも、自分という人間性を理解してもらうための一つの方法なのかもしれません。

最後になりますが、デート中に話す内容がなくなっても焦ることはありません。あとはその分、相手に話題を提供してもらいましょう。

Written by 松本 ミゾレ

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