好きな人から相談を持ちかけられたとき、あなたならどんな風に感じますか?
『嬉しいことは嬉しいけれど、友達にしか見られていないような気もしちゃうかな』
わかりますわかります。しかもそれが、あろうことか恋愛相談だったりしたら……ショックですよね。
今回は、(好きな人の)“相談に乗る存在から恋人になるにはどうすればいいか”について、体験談を元に考えてみたいと思います。
『仕事の悩みだったんですが、男友達には言いたくなかったみたいで。それを私に相談したいと思ってくれたことがまず嬉しかったんです。
恋愛感情がないのは分かってましたけど、好意はあるんだと思って。遠慮せずにいつでも連絡してって言って、
ときどき「どうなった?」とLINEもしました。そしたら、いつの間にか距離が近くなっていったんです。(25才/OL)』
『彼、私の親友を好きだったんです。辛かったけど辛抱強く相談に乗りました。親友には恋人みたいな人がいるのを知っていたせいもありますけど……。
ときどきこっちから「たまには食事しようよ」なんて誘ったりもしました。会っていくうちに、彼も私になら隠さず楽に話せると思ってくれたみたいでした。
彼女に完全に振られたとき、「もう私に相談することもないね」と告げたら、それは寂しいと彼から言ってくれました。(21才/学生)』
心理学で、人は沢山の回数会って話した人に好意を持ちやすいということが立証されています。相談に乗るのは1度だけでなく回数を重ねていくと親しさが増します。
相談する側は時間を取らせて悪いという気持ちがあるので、そう感じさせないようにときにはこちらから軽い雰囲気で誘ってあげるのもいいでしょう。
『聞き上手は愛されるって言うじゃないですか。だから親身になることをめっちゃ心がけてました。彼の話に興味を持つようにしてて、家庭の相談も恋の相談もなんでも聞いたんです。
彼が付き合っている恋人の話を聞くのは嫌でしたけど、でも彼に会えるだけで嬉しかったし。そしたら恋人と別れた彼と自然に付き合うようになりました。(26才/アパレル系)』
『好きな人が辛い目にあってること聞いて泣いてしまった。嫌な彼の上司に本気で腹が立って悔しくて怒ってたら「自分のことじゃないのに」って笑い出して……そのときに私を好きになってくれたみたいです。(24才/派遣)』
聞き上手は愛される……まさにその通り! なのに、女性は話したい、聞いて欲しいタイプが多くて聞き上手は少ないのです。
話を流さずに親身に聞いてくれて、我がことのように受け止めてくれる女性は男性にとっては理想でしょう。
『自信を無くしてた彼を励ましたくて、いいところを褒めちぎりました(笑)
そしたら、自分のことを分かってくれるのはお前だけだみたいな感じになって……。別に作戦じゃなかったけど、褒めたのがかなり嬉しかったみたいです。(22才/販売系)』
男性は普段表に出さなくても、自尊心が高いです。
しかも女性に比べて褒められ慣れてない人が多い。だから、いいところを褒められると途端に嬉しくなって、褒めてくれた相手を意識するような所があります。
『きつかったですけど、彼の恋のために奔走しました。相手の子に聞いてあげたり、2対1のデートまでして協力したんです。
それで二人はしばらく付き合ったんですけど結局駄目になって。そのとき慰めていたら告白されました。身代わりとは思ってないです。
彼女と付き合ってる時も、真剣に応援した私のことが忘れなかったって言ってくれました。(23才/OL)』
『彼が好きだった子、女子には嫌われてる子だったんですよ。でも私は絶対に悪口は言わないようにして、恋を応援する姿勢を取りました。
どっちかっていうと自分のプライドだったんですけど、彼にはそれが「いい女」に見えたらしいです。(21才/専門学校)』
好きな人から恋の相談をされるのは辛いですよね。でも仮に相手の女性の悪い所を知っていても口にしてはいけません。人は悪口を聞くと、ターゲットになった人より、悪口を言った人に良くないイメージを持つものです。
自分の恋愛に奔走してくれた女性に好意を持つというのは少なくはないパターンなので、彼を好きなら、協力して応援してあげた方がいいでしょう。
いかがでしょうか。
親身に恋の相談に乗った結果、その彼女と上手くいってしまって、自分の恋は実らない場合も、もちろんあります。その可能性の方が高いかもしれないです。
それでも、自分の心を抑えて彼の相談に乗ってあげたという経験は人生の財産になるに違いありません。その優しさと強さは、きっとあなたを女性として魅力的にしていますから!
Written by mami