世間には魅力的な人と、そうでない人がいますよね。
一般的にいわれている魅力的な人物とは、大抵初対面から相手の心をしっかりと掴んで離さない人々のことを指すわけですが、その魅力の内訳って、8割がルックスで、残り2割は話す内容ではないでしょうか。
ルックスが魅力的な女性だったら、男女共に異性からおおいに注目されるのは当然のことです。
人はいつの時代だって、見た目が一番大事な評価要素。
顔立ちやスタイル、それからファッションといったポイントで、相手に不快に思われないばかりか、夢中にさせることができるので、これ以上の武器はないでしょう。
ルックスってある程度天性の才能によるところも大きいんですよね。
生まれつき美人、生まれつきイケメンには、そうではない男女はやっぱりなかなか敵わないわけです。
だから男性が判断する第一印象では、中身がスカスカな美人に対して、それ以外の女性は手も足も出ないことってあるんですよね。
みなさんも過去にこういう体験をしたことはありませんか?
性格が最悪だけど美人の同性に、合コンか何かで自分の狙っていた男性をかっさらわれてしまったというケース。
これ、そんなに珍しい話じゃありません。
男性の場合に置き換えても、同様の事例をしばしば見聞きするものです。
結局最初は顔から異性を好きになる人が多いので、ルックスが優れている人は得なんです。
ただ、ルックスが優れている人って、あくまでも見た目が魅力的な女性、男性というだけの話で、実際には人間的にも魅力が詰まっている確証はありません。
一方で会話がスムーズで話の引き出し自体が多く、喋っている相手を「楽しい」と思わせることができる人は、内面的、性格的に魅力的な女性。
こういうタイプの方が、恋愛をするにせよ何かと相手をダレさせることもなく、恋愛寿命そのものも長くなりがちです。
ルックスって、出会いの面ではたしかに重要な要素なんですけど、あくまでもツカミの部分で効果が大きいだけなんですよね。
美人もそうでない女性も、交際してしまうと良い意味でも悪い意味でも、相手はいずれ慣れてしまって、新鮮味は感じられなくなります。
そうなったときに効いてくるのが、元々の人間的な部分でのバリエーションの豊富さでしょう。
ところで、美人になるためには今の時代、とにかくお金さえ払えばどうにかなる可能性がありますよね。
整形は個人的にも別に嫌悪感もありませんし、こんな時代ですから、多くの男性も同じことを考えているでしょう。
たとえ人工的な美人であっても、ルックス面で魅力的な女性が増えてくれればシンプルに嬉しいと思ってしまうもの。
ただし、お金をかけて美人になっても、中身がそんなに魅力的ではない場合、“ガワ”の持ち腐れになってしまうことでしょう。
重要なのはどれだけお金をかけて美しくなるかではなくて、男性と一緒にいるときに、いかに相手と楽しい話で盛り上がれるかです。
極端な話、どれほど美しい女性でも、全く面白い話ができないタイプっています。
それよりも、お酒がなくても楽しめる会話を用意できる女性の方が、長期的には彼氏を楽しませてくれるものなんですよね。
会話の引き出しが豊富で、相手の話を最後まで聞いた上で適切な返しができるような女性は、ルックスに頼らずとも大事にされます。
まさしく内面的な部分での魅力的な女性といっても良いでしょう。
そして、そんな女性になるために、わざわざ会話術のセミナーなんかに通う必要はありません。
男性の琴線を刺激する楽しい話題を提供したいなら、とにかく大勢と会話をして、スキルを磨くことです。これなら時間こそかかりますが、お金は一切かかりません。
男性が気になる話題や、興味を持つキーワードって、大体どの世代も共通しているものなんですよね。
それを知ることができれば、他の女性なんか相手にならないのです。
それこそ、男性と会話さえすれば、どんな美人ですら相手にならないほど心を掴むことだってできるようになります。
長々と書いていきましたが、要するに男性が思う魅力的な女性には2つのパターンがあって、1つが美人で「一線越えたい」と思わせる魅力を持つ女性。
そしてもう1つが「この子と付き合ったら話をするだけでも楽しそう」と思える女性に分かれるということですね。
キャッチーなのは前者なんですが、実際に付き合って心地良いのは完全に後者です。
美人だろうとそうでない女性だろうと、やっぱり大事なのは付き合ってから、いかにストレスなく愛し合えるかという点に尽きます。
そして相手にストレスを与えないためには、会話が常に滞りなく楽しめる関係になることが何よりも肝要なのです。
魅力的な女性は、話をするだけで男性を楽しませることができるわけですね。
Written by 松本 ミゾレ