「彼氏からのLINEの反応がそっけないこと」に悩んでいる女性は、それほど少なくはありません。
ただ、彼女としては不安になりますよね。
彼氏のLINEの反応がそっけないことには、どのような心理が隠れているのでしょう?
「彼氏にLINEを送っても、既読無視される」
「いろいろと送っているのに、一言返信だけしかしてくれない」
「スタンプも絵文字も顔文字もない……」
このようなことに悩む女性も多いのではないでしょうか。
LINEの反応がそっけないことには、いくつかの理由があります。
まず、単純に「忙しい」という場合。
一概には言えませんが、お互いが独身者で同世代である場合、男性の方が女性よりも仕事が忙しい傾向にあります。
そのため、「とりあえず読んだけれど、緊急性のない用事だから後で返信しよう」「今は返す余裕がない」ということで、そっけない返信になったり、既読無視になったりすることもあります。また、そうしている間に忘れてしまうことも。
この「忙しさ」は、「時間がないこと」だけを指すのではありません。
返信を待っている立場からすれば、「トイレに立ったときに返せるでしょ」「電車のなかで返せるでしょ」と思ってしまいがちです。
しかし、忙しいときというのは精神的にも追い詰められた状態になります。心に余裕がなくなったり、今抱えている仕事で頭がいっぱいになっていたりすれば、「何でもない、緊急性のないLINE」に返せる余裕もなくなってしまいます。
次に挙げられるのが、「そもそもLINEに対してそれほど興味がない」という場合。
一般的に男性は、女性に比べて連絡やコミュニケーションに重きをおかないことが多いと言われています。あなたからみたらそっけなく思うような返信も彼にとってはごく普通のやりとりにすぎない、ということもよくあります。
このようなケースの場合は言えば改善することもありますが、その人自身のコミュニケーションツールに対するスタイルそのものですから、しばらくするとまた元に戻ってしまうことも。
「心理的な変化」によるもののこともあります。
付き合い始めたばかりのころは気恥ずかしさが表にたってなかなかきちんとした返事ができなくてそっけない態度になってしまうこともあります。
また、最悪なケースでは、「そもそもあなたに関心がなくなっている・好意が薄れている」という可能性も……。
では、このようなそっけない態度をとられたらどうすればよいのでしょうか。
まず、「返信が必要なLINEを送ってみる」という事が挙げられます。デートの打ち合わせなどがそうですね。また、デートをしたときの相手の態度をみれば、単にLINEの返事だけがそっけないのか、自分に対して関心が薄くなっているかが分かります。
忙しさが理由でLINEがしにくい、という人には、わかりやすく、答えやすい簡潔なLINEを心がけます。箇条書きで書き、「どこがいい、どれにする?」と聞くようにすると、相手に負担がかかりにくくなります。
忙しい人の場合、「追撃でLINEをすること」は控えておいた方が無難です。もし、「○日までに返信がほしい」という場合はそう書き添えて、一度その日になったら連絡をする……というようなやり方がいいかもしれません。
「もう少し日常会話をしたい」ということであれば、相手の好きな分野の話を振るのも手です。自分の日記代わりにLINEを使うのではなく、相手のことを意識したLINEを心がけたいものです。
また、男性のなかには、「LINEは面倒だけど、電話なら面倒じゃない」という人も多いもの。もしも彼がこのタイプなら、LINEでのやりとりではなく、電話でのやり取りを選ぶのもいいでしょう。
Written by 鍋谷萌子