婚活かそれ以外かで変わってきます
ここは婚活を含めた恋愛コラムですので、それを勘案して解説します。
職場や習い事などで徐々に仲良くなる通常の恋愛パターンであれば、デート3回で告白というようなルールはありません。
と言いますか、いつも顔を合わせているわけで、何も告白をデート中に行う必要はないですよね。
会社内に残って告白してもいいですし、帰り道とか、知らない間に親密な仲になっていた、という可能性もあります。
しかし、婚活の場合はなるべく早く、この人と(結婚を前提に)付き合えるかどうか判断して、OKと決めた場合には速やかに告白することをおススメします。
それが3回目のデートというわけです。
並行交際が可能な婚活独特の距離感
結婚相談所の場合は特にそうなのですが、それ以外でも、婚活サイトや婚活パーティーのケースも「並行交際」という独特の距離感に悩むと思います。
簡単に言うと、婚活で1対1で会った段階では、彼氏彼女の関係ではありません。その人以外の異性にも会って「面接」し一人に絞る段階なのです。
お互いこの段階では、自分以外の異性と会うことについては暗黙の了解とされていて、1日に二、三人違う異性と会う人もいます。
この段階は恋人ではなく恋人候補に過ぎません。ほぼ他人なので手を繋いだり、二人で個室のお店に行ったりしてはNG(もちろんキスなどは絶対ダメ)で、ランチをしてせいぜいどこか1か所に行って帰るという流れになります。
並行交際しながら複数の異性を比較検討して「この人だったら結婚したい」という相手を絞って、最終的に「付き合ってください」と告白します。
相手も自分以外の異性と会っているわけですから、だらだらと何か月も引っ張っても「この人私をキープしているだけ」と思われてしまい、むしろ評価が下がってしまいます。
ある段階で、この人にするのか、お断りするのは腹をくくるのが大事です。それは並行して異性と会っている相手のためでもあります。
告白デートはこうするべき
婚活で会う場合
1回目:顔合わせ、1対1でお茶などをして1時間~2時間で切り上げる
2回目:ランチなどをしながら少し深い話をする
3回目:やはり食事をしながら(ディナーも可)自分の結婚観などを伝える
→脈がありそうなら、場所を変えるかその場で告白をします。
4回目、5回目でも構いませんが、婚活の場合、並行交際期間を延ばしても相手の評価がすごく高くなることはありません。
結婚相談所などでは、あらかじめ相手の年収や職業、趣味などを紹介したうえで会うので、話をして新しく聞き出せる情報は限られています。
だとすると、その人とフィーリングが合うかどうかを確認したうえで、できるだけ早く告白した方が「本気度」が伝わり、相手もOKする可能性が高くなると思われます。
とはいえ告白タイミングはケースバイケース
いろいろ書きましたが、3回目~4回目に必ず告白しなさい、ということではありません。特に奥手の人と会っている場合、ある程度打ち解けるまでに時間がかかることもあります。
過去に私が婚活(結婚相談所)で会った人に4回目に告白したことがありましたが、相手はかなり焦って「私は猫をかぶってる。まだ本当の私が出せていない……」と言って結局お断りになってしまいました。
本交際=恋人になるというのはかなり大きなことで、特に婚活の場合は結婚前提のお付き合いになりますから、人によってはかなり慎重に行くべきこともあります。
ただ、フィーリングは……正直何回会っても変わらないと思います。
1回目:顔合わせ、生理的に無理でないか確認
2回目:少し深い話もする、この人を好きになれそうか?
3回目:フィーリング、価値観の確認→いけそうなら告白
でよろしいかと思います。
Written by 松田(松本)謙太郎
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