どんなに仲が良くても、ときどきケンカをしてしまって、お互いが顔も見たくないと思ってしまうことってありますよね。家族でも、友達同士でも、このような局面を迎えてしまうと、ほとぼりが冷めるまではなかなか相手の顔を見たい気持ちにすらなりません。
恋愛関係もそうです。彼氏といさかいを起こしてしまったり、相手の無神経具合にイライラしてしまったりして、彼氏に会いたくないと思ってしまうこともないわけではありません。
ただ、勘が鈍い男性の中には「なんで怒ってるの?」と、本気で彼女の怒りに気付かないタイプもいます。こういう彼氏に、いちいち自分がどうして怒っているのかを説明するのも気が滅入りますよね。
それから、特別な理由はないけど、なんとなく今は彼氏と会いたくないという場合にも、適切な理由ってのが必要になりますよね。そこで今回は、シンプルに彼氏に会いたくないと思ってしまったとき、会わないでおく理由として適しているものを、2つ挙げてみたいと思います。
まずは、1番手軽というか、シンプルに会いたくないという意思表示ができつつ、相手に自分の思っていることを察してもらうための方法として、「今、あなたと会いたくない。理由が分かるまで放っといて」といってみる手をオススメします。
今話題の、自分の気持ちを彼氏に忖度(そんたく)させるやり方ですね。この言葉を突きつけられれば、男性は自分がどうして相手に会いたくないと思われたのかについて、理由を色々と考えることになります。
彼氏側が行いを振り返って、見つめなおすきっかけになりますので、相手の言動に日頃からフラストレーションがたまっているという場合には、この言葉を使うのがいいでしょう。
ただ、本当に勘の鈍い男性の場合、結局会いたくない理由にたどりつけないこともあるため、よきところでヒントを出すなどするのも重要かもしれません。
それから、理由はどうあれ彼氏と会いたくないと思った際には、仕事や家庭の事情を理由にして遠ざけるのも有効です。おそらくこのやり方は、実に多くの男女がこれまでに使ったことがあるはず。そういう意味では手軽といってもいいでしょう。
大勢が使ったことがある手ということは、それだけ使い勝手がいいということでもあります。あんまりごちゃごちゃと理由を並べて、彼氏に「会いたくないの」と言うのがめんどくさく感じる場合は、この方向性で遠ざけるのが1番かもしれません。
仕事や家庭の事情を盾にされてしまえば、もう納得するほかありませんし……。
彼氏との交際に疲れたり、たまには休みの日を自分一人で過ごしたいというときには、こういう理由で少し距離を置いてみるのもいいはずです。なんせ、しょっちゅう一緒にいても、それはそれでめんどくさいこともありますし、たまにはお互いに一人になって過ごす時間も必要です。
彼氏に会いたくないという気持ちがよぎること自体は、別にそこまでおかしなことではありません。元々は他人同士ですし、たまには相手の目が届かないところでのんびりと羽を伸ばすことは、絶対に必要なのです。
男性だって彼女のことがどんなに好きでも、24時間いつでも一緒にいたいと思ってしまうことは稀。恋人に依存するタイプでもない限りは、お互いにどこかで一人になりたい気持ちは抱いているもの。
今回ご紹介したような方法は、是非効果的に用いていただければと思います。と同時に、もしも彼氏から「ちょっと仕事が忙しくて、しばらく会えない」と言われたとしても、寛大な気持ちでその要求を受け入れてあげることも、大切な思いやりなのかもしれませんね。
まあ、そのまま関係が途絶えてしまうリスクも、0%ではないのが怖いところですが。
Written by 松本 ミゾレ