しっかり者が多い長男と比べると、次男は自由で甘えん坊な傾向があります。
気になる男性が次男ならば、次男タイプの男性の性格と特徴や恋愛傾向について把握しておくことで、上手なアプローチ方法をマスターできるはずです。
次男の特徴について詳しくチェックしましょう。
よく結婚を考える際に、「長男の嫁は大変だから、次男を狙うべし」なんて言い方をされますよね。
最近では次男が家の跡取りになることもあるので、一概には言えないかもしれません。
でも田舎によっては、まだまだその風習が残っているところもあるでしょう。
しかし、しっかり者の長男のイメージに対して、次男は自由奔放に育てられたイメージが強いもの。
「次男と結婚して大丈夫かな?」と気になる女性もいるのでは?
そこで今回は、次男の性格傾向についてまとめてみました。
古い考え方をする家に生まれた男性の場合、「家は長男が継ぐもの」という価値観を当然のものとして持っていることが多いでしょう。
そのため、長男と結婚する女性には家に尽くすことを強く求める傾向があります。
その点、次男は家を継がないため、次男の妻には長男の妻のような重圧や責任が押し付けられることは少ないと言えるのです。
女性にとって次男は結婚相手としてメリットが多いでしょう。
あくまでも一般的な考えですが、最初に生まれてくる子は、親も「しっかりと育てなきゃ」と力を入れて、子育てをすると聞きます。
特に将来家を継ぐ立場にある長男であることから、親御さんもつい厳しく育てるのかもしれませんね。
その点、次男を育てるころには、親御さんも子育ての要領を得ているので、ゆったりと育てることが多いようです。
こうした子育て環境から、子どもの性格やタイプによって影響を与えることが少なからずありそうですね。
ここからは、次男によく見られる性格と特徴をチェックしていきましょう。
次男の家庭環境にスポットを当ててみると、生まれたときからすでに兄弟がいることから、兄弟の背中を見て育っていくと思います。
いわばお手本の兄弟がいるので「こうすればいいんだ」という把握がしやすいことから、次男は要領がいいといえるかもしれません。
苦手なことがあったとしても、人並みにこなす器用さがあり、世渡り上手な存在こそ次男なのです。
感情的になることが少なく、トラブルや想定外の出来事に遭遇したとしても、冷静な判断ができるというのも次男によく見られる特徴です。
次男は兄もしくは姉の言動を注意深く見ている傾向があります。
つまり、姉や兄のどのような言動が親や大人から注意されるのか、または褒められるのかを小さい頃から冷静に分析する習慣を幼い頃から養ってきたと言えるでしょう。
このような分析能力があるからこそ、次男は落ち着いて正しい判断ができるのです。
次男に共通する性格の特徴のひとつとしてご紹介したいのが、何事にも積極的にチャレンジするということです。
長男の場合、「弟や妹たちが自分の姿を見ているから、変なことはできない」「年長者としてリスクのある行動はとれない」と無意識のうちに考える傾向があるため、リスクや失敗を恐れて保守的になりがちですよね。
その点、次男は長男のような責任やプレッシャーがないため、気軽に物事にトライしやすいのです。
辛いことや納得のいかない理不尽なことがあったとしても、すぐに怒ったり物事を投げ出したりせずに、我慢する忍耐強さを持っているというのも次男ならではの特徴として挙げられるでしょう。
次男は2番目の子供であるために多少は甘やかされて育ってきたものの、兄や姉を自分が支えなければいけないという使命感も同時に持っているため、我慢強い性格に育ちやすいのです。
また兄弟関係でこそ、2番目であることから、上の兄弟とケンカをしながら、我慢強さを覚える人もいるでしょう。
家庭環境によっては、兄弟から可愛がられることから、甘えることを自然に覚え、甘え上手な男性が多いのも次男の特徴のひとつに挙げられそうです。
しっかり者で責任感が強く、保守的になりがちな長男と比べると、次男はどちらかと言うと自由奔放であり、気ままな性格をしている傾向があるでしょう。
よく言えば自由人であり、悪く言えば気まぐれなところがあると言えます。
競争本能は強いものの、「頑張っても成果が得られない」と感じたならばすぐに諦めるというのも次男によくある特徴のひとつです。
次男は、欲しいものがあれば兄や姉と喧嘩してでも自分のものにしたいと考えて、育ってきた男性が多いでしょう。
自己主張をしなければ兄や姉に欲しいものを取られてしまうため、競争本能はおのずと強くなります。
ですが、兄や姉と喧嘩や言い合いで負けることも少なくなく、そのような経験を通じて「負けそうな時にはすぐに身を引いたほうがよい」と学ぶのです。
次男に共通する性格と特徴のひとつとしてご紹介したいのが、人当たりがよく朗らかな性格をしているということです。
次男は兄や姉から面倒を見てもらう立場にあるため、小さい頃から人に愛されること、お世話されることに慣れています。
そのため次男は人の懐に入るのが上手く、甘え上手で人好きの性格をしていることが多いと言えるでしょう。
しっかり者の長男に比べて、次男は可愛がられて育っていることから、ちょっとワガママな印象を持ってしまう女性は多いかもしれません。
女兄弟がいたり、上の兄弟から面倒見よく育てられてきたタイプだと、女性に対して物怖じすることが少ないでしょう。
こうした特徴をもつ次男は、どうすれば人に好かれるのかを経験上熟知しているため、人懐っこく、ちょっと小悪魔な感じがすることも多いはずです。
次男によくある特徴のひとつとして挙げられるのが、悩み事があっても引きずることがないという点です。
進路や勉強、仕事、あるいは人間関係などで悩むことも少なくありませんが、悩み事に思考を完全に支配されてしまい、ネガティブ思考に陥ることはありません。
小さい頃から困ったことがあれば兄や姉に相談したり、助けてもらった経験があるからこそ、次男はつらいことがあれば他人を頼ることができるため、悩み事を引きずりにくいのです。
兄や姉とおもちゃや食べ物のことで競い合うことは多かったものの、決して争いごとは好きではないというのも次男ならではの特徴ですよね。
次男は兄や姉に可愛がられて育ってきた人が多いため、基本的に人懐っこくて平和主義者になりやすいのです。
そのため、頭にくることがあったとしてもすぐに怒ったりせず、ぐっと怒りをこらえるでしょう。
次男に共通する特徴のひとつとして忘れてはならないのが、柔軟性が高いということです。
兄弟に面倒を見てもらってきた次男は、甘えん坊で自立心が少ないと言われがちですが、裏を返せば柔軟性があり、臨機応変に物事に対処できるということでもあります。
兄や姉に合わせて自分の行動や考え方を変えたり、妥協する経験も多いため、自然と柔軟性が育まれるのでしょう。
物怖じせずに、何事にも果敢にチャレンジするというのも次男によく見られる傾向性ですよね。
長男や長女の場合、「自分が一番年上だからしっかりしなければ」と考えて、リスクの低い行動をとりやすいものです。
その点、次男はたとえ失敗したとしても誰かにフォローしてもらえることを経験上知っているため、積極性があり、チャレンジ精神が旺盛だと言えるでしょう。
「長男の嫁は大変」とよく言いますが、理想の結婚相手だと言われることの多い次男であっても、欠点がないわけではありません。
長男はしっかり者で責任感が強く、妻や子供のことを守ってくれるのに対して、次男は自由奔放でとらわれない性格のため、妻や子供のことよりも自分のことを優先する傾向があります。
「自分がしっかりしていなくても、兄や姉がフォローしてくれる」と小さい頃から考えて育ってきたからでしょう。
世渡り上手であるというのも、次男に共通する性格の特徴のひとつとして挙げられるでしょう。
兄や姉の行動を観察しながら、どうすれば親や大人から怒られないか、どうすれば褒められるのかを学んできた次男は、世渡り上手になりやすいのです。
また、次男は甘え上手で人懐っこい性格をしていることが多いため、初対面の人であっても懐に上手く入り込んで気に入られることが多いでしょう。
ここまでは、次男に共通する性格の特徴を14個ピックアップして解説してきました。
次男は女性にとって結婚相手として望ましい存在ではありますが、長男と比べると責任感や自立心が欠けているなどの欠点も持っています。
では、恋愛傾向に関してはどうでしょうか?
ここからは、次男に共通する理想の恋愛傾向についてご紹介していきます。
次男に共通する理想の恋愛傾向としてまず挙げられるのが、意外とロマンチストであるということです。
兄弟から愛されて大切にされてきた次男は、人の善意を信じやすく、世の中の悪い面ではなく良い面を見る傾向があります。
良くも悪くも夢見がちなため、恋愛に関してもロマンチックなものを好むのでしょう。
ロマンチストであるため、女性のために甘いセリフを言ったり、素敵なサプライズをしてくれることも多いのです。
恋愛に対しては真面目であるというのも、次男に共通する恋愛傾向のひとつとして挙げられるでしょう。
長男と比べると自由奔放で気ままな性格をしていると思われがちな次男ではありますが、兄や姉から愛されることの幸せを知っているからこそ、自分も大切な人を誠実に愛したいと考えるのです。
遊びで恋愛をすることは少なく、一人の女性と長く付き合う傾向にあります。
次男の恋愛傾向のひとつとしてご紹介したいのが、自分が傷つかないですむ恋愛を選ぶということです。
チャレンジ精神が旺盛な次男ではありますが、年長者から愛され大切にされて育ってきたため、誰かから突き放されたり拒絶されることに慣れていません。
恋愛面では、無意識のうちに自分を愛してくれる女性を選び、自分に愛情を注いでくれない女性とは距離を置こうとするでしょう。
べったりとした依存的な関係ではなく、お互いに自立した関係を望むというのも、次男によく見られる恋愛傾向のひとつとして挙げられます。
人懐っこい性格をしている次男ではありますが、だからと言って四六時中恋人とくっついていたいとは思いません。
「自分ひとりの時間を大切にしたい」「趣味も楽しみたい」と考えているため、適度な距離感で恋愛をしたがるのです。
次男に関して知っておきたい恋愛傾向のひとつが、自分のペースを崩さないということ。
次男はよくも悪くもマイペースであり、無理してまで自分を相手に合わせることはしません。
自分にとって心地よくストレスの感じないペースで女性と付き合いたいと考えているため、女性に振り回されることもないでしょう。
女性からすると、「少しはこちらに合わせてくれてもいいのに」と不満に感じるかもしれませんね。
「次男の男性を好きになったけれど、どうやってアプローチすればいいのかわからない」「次男の男性との付き合い方に悩んでいる」という女性も少なくないはず。
次男と上手に付き合うためには、次男ならではの性格の特徴や傾向を把握しておくことが大切です。
そこでここからは、次男と上手く付き合っていくためのポイントをご紹介していきます。
次男と良好な恋愛関係を築きたいならば、趣味を否定しないことが大切です。
次男は甘やかされて育ってきたことが多く、誰かに否定をされることに慣れていません。
自分を肯定的に受け入れてくれる女性には好感を持ちますが、反対に自分にダメ出しをしてくる女性には嫌悪感を抱くでしょう。
たとえあなたにとって理解できない趣味であったとしても、その趣味を含めて次男のことを好きになってあげてみてくださいね。
女性からするとワガママでイライラさせられることも多いかもしれませんが、次男は自由気ままな性格をしていることが多いものです。
自由を愛するマイペースな次男は、自分の行動を制限したり交友関係に口を出してくる女性を好みません。
次男と上手くやっていきたいならば、束縛しすぎないこと、相手を信頼して自由にさせてあげることが必要です。
次男といつまでも仲良く付き合っていきたいならば、ダメ出しをするのは避けましょう。
次男は愛されること、面倒を見てもらうことに慣れているため、頭ごなしに叱られたりダメ出しされることに免疫がありません。
たとえ次男に対して腹が立つことがあっても、感情的になって怒るのではなく、「もっとこうしてくれたら嬉しいな」と伝えるようにしてみてくださいね。
次男の性格傾向をまとめてみましたが、いかがでしたか?
長男と付き合うと頼りになるものの、「長男の嫁」としての役割を押し付けられて悩んでしまいがちです。
その点、次男タイプなら柔軟に付き合えることができ、また話し合いも容易にできることから、自由に恋愛・結婚について考えられるのはメリットですよね。
次男のタイプをそれとなく把握しておくだけでも、相手の人となりが見えてくるはず。
ぜひ意識しながら、気になる人との関係づくりに役立ててみてください。
Written by 柚木深つばさ