略奪婚で幸せになれる? その後に訪れる不幸4選

誰かのパートナーを略奪し結婚してしまう略奪婚。愛し合っていたとしても、一般的によくないこととして認識されています。
もしも略奪婚を行った場合、二人は幸せになれるのでしょうか。この記事では、略奪婚をした後に訪れるかもしれない、不幸なことをご紹介します。

別の人に略奪されてしまう

あなたが略奪に成功したとしても、今度はあなたが略奪をされてしまうかもしれません。略奪に応じた人は押しに弱く、一度略奪されたことを経験したことで略奪されることのハードルが下がっています。
その人に別の人が略奪を仕掛けてきたら、奪われる可能性は高いかもしれません。奪った分、奪われる可能性も十分にあるということを頭に入れておく必要があります。略奪したときはお互いに心底愛し合っていたとしても、時間とともに人の気持ちは変化します。
いい方向に変化すれば別ですが、悪い方向に変化すればあなたも略奪される側になるかもしれません。
別の人に略奪されてしまう

罪悪感を抱え続ける

略奪婚したことに対して、ずっと罪悪感を抱えながら生きていくことになります。どれだけ楽しい思いをしていても「でも、自分は略奪婚をした人間なんだ」と心の中で思うでしょう。
また、不幸な出来事があったときに「略奪婚なんてしたから、バチが当たったんだ」と思うときもありそうです。
ネガティブで自分を責めやすい人ほどこの傾向があると思います。罪悪感で苦しんだすえに精神的な問題を抱えてしまったら大変です。
あなたが平気だとしても、パートナーが罪悪感で苦しい思いをするかもしれません。お互いに罪の意識を持ち続ける覚悟がないと耐えられないと思います。

人からの信頼を失う

略奪婚は悪いこととされるため、そんなことをしたあなたとパートナーに対して、世間や身近な人は軽蔑の視線を送ってくるかもしれません。人からの信頼を失うことになります。
「あの人、こういうことをする人なんだ」「私のパートナーも奪われたら大変。もう交流はしないでおこう」などと思われて、あなたの周囲から人が消えてしまう可能性があります。
もしも結婚式を挙げたとして、どのくらいの人が参列してくれるのか……あなたが好きな人と結ばれても、それを祝福してくれる人はどのくらいいるのか疑問です。あなたのことを理解し、そばにいてくれる人がいればまだいいですが、友達からも家族からも見放されてしまったら、パートナーだけが心の頼りになるでしょう。
そうなると依存心が芽生えてしまい、共依存となればお互いに幸せを失うかもしれません。
人からの信頼を失う

慰謝料・養育費など経済的負担が発生する

別れ方や子どもの有無によっては、かなりのお金を失うことになります。略奪婚の慰謝料、子どもへの養育費などは数百万円におよぶかもしれません。何年もかけて支払うのです。
それは正当な支払いですから、支払いを拒否したり逃げたりすることは許されません。生活を切り詰めてでも支払う必要があります。
もしも「こんなに支払いばかりしていたら大変だ! 自分は不幸だ!」なんて思ったとしても、そもそもそれは自分の蒔いた種です。残念ですが、誰も同情はしてくれません。
略奪婚は「経済的な負担も平気、誰からも助けられなくても耐えられる!」と思えるくらいの気持ちが必要だと思います。

悲劇のヒロインにならないで

略奪婚を考えるとき、人は悲劇のヒロインになった気持ちで自分に酔っているときがあります。
悲劇のヒロインにならないで
何とかして、一度頭を冷やす時間が必要です。そして略奪婚にどんなリスクがあるのか、どれだけ周囲と自分を傷つけるか落ち着いて考えてくださいね。

Written by 神之 れい

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