「結婚に妥協は必要」とは言ったものですが、なんでもかんでも妥協をしていては不幸な結婚へと進んでしまう可能性があります。欲張りになるのはよくありませんが、妥協をしてはいけない条件はあるはずです。
妥協して後悔したと思った結婚相手の条件を、既婚女性に聞いてみました。
「愛さえあれば大丈夫、貧乏でも慎ましく幸せな家庭を築けると本気で思っていました。でも、それは幻想です。実際はお金がないと気持ちに余裕がなくなり、相手への配慮もできなくなります。私も働いていますが、経済力はお互いにあるほうが断然いいです。」(28歳/建設)
付き合うだけならまだしも、結婚は生活をともにすることです。お金がないと生活に苦労をし、無理をして働いて身体を壊してしまうこともありそう……。そうなれば余計に収入が減ってしまいます。
愛も大切ですが、お金のなさが愛を壊す原因にもなります。収入、そして貯金のある男性を選びたいところです。
「旦那の母親が宗教にはいっています。旦那自身は『母が信仰することは母の自由なので止めない。その宗教の考え方も別に悪くないし。でも僕は信仰しないよ』と言っていたものの、最終的には義母の影響で信仰を始めました。義母の信仰を受け入れている分だけ、自分も影響されやすいのかなと思いました。」(40歳/飲食)
信仰は本人の自由ではあるものの、生活に何らかの影響がでるのなら考えものです。彼女の場合、定期的な集まりと寄付で困っているそう。
また、旦那さんが宗教の話に敏感となっているため、宗教の話題がでただけで「批判された! 」「この信仰を理解しないやつはバカだ! 」と考えるようになってきたとのことです。
「旦那は90kgくらいある人で健康面が心配でした。それでも私が食事管理すればいいかなと思っていたのですが、揚げ物ばかり食べるわお菓子やビールをこっそり楽しむわで無意味でした。病気になって倒れたとき『これからは心を入れ替える』と言っていたものの、ぜんぜん改善がないので困っています。」(36歳/医療)
こちらの旦那さんは生死を分ける事態に陥っても変わらなかったとのこと。健康に対してはもともと口先だけの部分があり、体型も昔から変わらなかったそうです。どれだけ食事の管理をしようとしても、こっそり食べられることを防ぐ方法はありません。独身時代の間に、相手の食生活の乱れと自制心の弱さは確認しておいたほうがよさそうですね。
「付き合っている間に浮気を2回されました。結婚すれば変わると思ったけれど変わりません。それに独身時代に関わった女性たちからアプローチも途絶えず……。最後には『浮気は男の甲斐性』なんて言いだして頭が痛いです。」(33歳/アパレル)
浮気をする人間はまた浮気をする……と断言はできませんが、一度出来心に負けたのですから、また負ける可能性はあるでしょう。女性好きならなおさらです。開き直るところまでいったら、もう呆れてものが言えなくなってしまいますね。
よく「結婚したら変わるよ」と言う人もいますが、本当に変わるかどうかは疑問です。そもそも変わる気があるのなら、結婚の意思をもったときから変えてほしいですよね。
結婚したら変わるではなく、結婚の意識が芽生えたから変わるように努力する、変われれば結婚するというくらいでいてほしいです。
妥協して結婚する場合は、本当に妥協していいのかどうか、真剣に考えてからにいたしましょう。幸せな結婚をつかんでくださいね!
Written by 神之 れい