いま結婚を視野に入れて付き合っている人がいる――。そんなとき、彼がどういう人なのか、付き合いを通じて知ることも大事ですが、彼との信頼関係を確固たるものにすることも大事ですよね。
そもそも好きな人との信頼関係が成り立たなければ、相手と結婚しようという話にもならないでしょう。結婚というと相手の条件が先行してしまいがちですが、一番大事なのはお互いの信頼関係=愛をどう作るのか、ということです。
今回は結婚を考えている、彼との信頼関係を確かなものにする方法についてまとめてみました。
相手への信頼はどうやって作られていくのでしょうか。たとえば自分の仕事、最近はまっている趣味などについて話したり、仕事やプライベートで悩んでいることをこぼすことって、付き合っていれば少なからずあるのではないでしょうか。
人間はたくさんのいろいろな一面から成り立っています。仕事のこと、プライベートのこと、身の回りの人間関係など――。なかには人に言いづらいこともあるでしょう。でも、そうしたことに理解を示し、受け入れてくれる相手なら、自分の本音も話しやすいでしょうし、心も許していくようになると思います。
意識すべきことは、相手の話に耳を傾けて、それを受け止めてあげること――。どこまで受け止められるかは、あなたの気持ちと相手との関係次第ですが。好きな気持ちが本物なら、彼のことを大切にするように関わり方に気を配ってみてください。
信頼は、日々の何気ない付き合いのなかで生まれていきます。たとえば彼と一緒にご飯に食べに行くとき、彼が「どこに行こうか?」と意見を聞いてくれたとしますよね。さらに、彼が運転して彼の勧めるお店に足を運んで、彼のリードで注文が決められていき、彼のおごりで食事が終了する――。
女性には、こうした一連の流れが当たり前に感じられるかもしれません。でも、このご飯を食べに行く行為ひとつとっても、彼がしてくれていることはたくさんあるはずです。
彼がしてくれていることを当たり前に思わず、「あなたは何食べたい?」「運転してもらって悪いなあ」「オシャレなお店だね」「おごってくれてありがとね」と、彼に意見を合わせてあげたり、お礼を言えることってすごく大事ですよね。
恋愛で大事なのは、相手を想う気持ちから思いやりを持って接することです。それが相手の信頼関係を確かなものにし、ふたりの絆を深いものにするでしょう。
好きな人との信頼関係を築くためには、まずあなたが彼のことを信頼してあげる必要があるでしょう。たとえば、彼が休日どこかに出かけていても、相手の浮気を疑ったりするのではなく、仕事疲れを少しでもリラックスできるように願ってあげるとか。彼が悩んで決めたことなら、私はそれを尊重し応援してあげるとか。
居心地よく付き合うためには、相手への依存を避け、お互いが相手のプライベートを尊重することが大事です。ときには、彼の身になって考えてあげる姿勢も大事です。
相手の欠点を指摘するよりも、相手の良さを讃えてあげる。彼を非難するよりも彼を認めてあげる――。相手との付き合いをより良いものにするには、こうした意識が常に必要になってくると覚えておきたいですね。
付き合っていれば、衝突したり、付き合うのを辞めようと思ってしまうこともあるでしょう。
そんなときでも、こうしたことが徹底できるカップルは、関係が危うくなっても別れを阻止し、末永い付き合いができるはずです。
Written by 柚木深つばさ