不倫中の人に「何がきっかけだったの?」と聞いてみたことはありますか?
わたしはあります。だって気になりますよね?
どうしてわざわざ、泥沼に向かって突っ走っていくんだろうって。
今回は、実際に不倫した友人から聞いた話を交えつつ「どんなきっかけで不倫って始まるわけ?」についてを語らって参りましょう。
何かと世間をお騒がせする話題の一つが「不倫」です。最近はニュースでも、よく騒がれていますよね。
自分に関係がないうちは「なんで不倫なんてリスキーなことするんだろ~」なんて思っていたのが、いざそういう状況になっちゃったらどうでしょう。
秘密と背徳は、恋愛を盛り上げてくれるとびっきりのスパイス。
その恋に溺れてしまわない自信がありますか?
「過去に不倫をしていた」「現在進行系で不倫してる」という女性たちの、不倫が始まったきっかけを探りました。
不倫といえば圧倒的に多いのが社内不倫。
相手は上司だったり同僚だったり部下だったり、はたまた取引先の人だったりとさまざまです。
いずれにせよ、一緒に過ごす時間が長い相手なら、ふとしたきっかけでそういう関係に発展しても、ちっとも不思議ではありませんよね。
とくに、お酒が入ると危険! 人は意外性に惹かれるので、仕事をしているときの姿と、ちょっと酔ったセクシーな姿とのギャップがトリガーとなり、ついクラッときちゃったりして。
アルコールの魔力で開放的な気分になり、気づけば「一回くらい、いいかな……」と流されてしまうんです。
お酒が入った男女がどうなるかなんて、誰も予測できません。
不倫関係になりたくないなら「彼は結婚してるから大丈夫」「わたしなんて何とも思われてないはずだから問題ない」なんて考えは捨てましょう!
一人では抱えきれない悩みに潰されそうになって、つい誰かに寄りかかりたくなる……。
女性には、そんな瞬間がときどきやってきます。
「そうだね」「わかるよ」とふんわり抱きしめて、思い切り甘やかしてほしい夜があるんです。
そんな夜の相談相手の適任者は、気の置けない男友達。
これまでに色っぽい雰囲気になったことなんか一度もないし大丈夫!
……って、本当にそう思いますか? それ、ぶっちゃけ不倫のきっかけとしては充分です。
この場合に多いのは、女性側が既婚者で、且つ夫に対しての悩みを抱えているケース。
夫に対する不満をぶちまけているうちに、なんだか変な雰囲気になってきて「じゃあ俺にしとけよ」みたいなことを言われちゃったりして、そのままイケナイ関係に……。
これ、なまじ夫に対して不満がある状態なので、不倫関係が泥沼化しやすい怖さがあります。
深入りしないように気をつけて。
相手か自分、もしくは両方が「結婚していた」というだけで、不倫といえど一つの恋愛のカタチ。
不倫をしようと思って始める人なんて、本当はそう多くないはずです。
筆者の友人に、もう何年も不倫の恋を続けている子がいます。
相手とつき合い始めたとき、彼はまだ結婚しておらず、彼女がいただけ。
つまりセカンドだったんですね。
その友人は、それでもいいから彼のそばにいたいのだと言いました。
どうしようもなく好きになってしまったのだと。
彼はその後、そのまま彼女と結婚。
友人は浮気相手から不倫相手へと華麗にランクアップしましたが、セカンドであることに変わりはありません。
普通の恋と同じように、きっかけは単なるときめき。そんな不倫の始まりもあるんです。
不倫が始まるきっかけはケース・バイ・ケースであり「コレ!」と一つに絞れるわけではありません。
流れで始まる不倫については、心がけ次第である程度自衛できます。
けれど一旦恋に落ちてしまえば、それはもう、どうしようもない。そのひと言に尽きるのです。
けれどどの不倫にも言えることは、その先に幸せが待っていることは極めて稀だということ。
ほんのひと時のスリルを求めて、ちょっとしたきっかけで不倫に身を投じて、人生を棒に振った人は少なくないんです。
スリルと背徳の甘さより、決して報われない永遠の片想いより、きっともっと幸せになれる恋がある。
不倫よりも、そんな恋愛の方が、きっと女性を綺麗にしてくれるはず。
Written by 七尾なお