美肌の大敵くすみですが、その原因をご存じですが? くすみを解消したいなら、まずは原因を知ることからスタートしましょう。ここでは美容ライターのMarieがくすみの原因と解消方法を解説していきます。くすみでお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね!
透明感のある美肌を手に入れるためには、ぜひとも解消しなければならないくすみ。実はこのくすみには種類があります。くすみの種類と特徴をひとつずつお伝えしますので、自分のくすみはどのタイプなのか、まずはチェックしてみましょう!
肌の色が青黒くくすんでいて、なんとなく疲れて見えるタイプの人
茶色、もしくは焦げ茶色のくすみが見られる人
肌の色が黄色にくすんでいる人
肌のキメが粗く、肌にてかりが見られるのに黒っぽくくすんでいる人
肌がカサついていて、ツヤがなく、肌が灰色がかっている人
いかがですか? 自分のくすみはどのタイプか判断できましたか?
自分のくすみがどのタイプか判断できたところで、くすみの原因をみていきましょう。
くすみができる原因は種類によって異なります。種類別にくすみの原因を解説してきますので、何が原因でくすみができてしまったのか学んでいきましょう!
このタイプのくすみの原因は、血行不良によるものです。要因としては、運動不足や冷え、ストレス、睡眠不足などが挙げられます。血液の流れが滞ってしまうために血管の色が肌から透けて見えるようになってしまい、青黒くくすんでしまうのです。
また血液の循環不足により肌に十分な栄養分や酸素が行きわたらず、肌のターンオーバーも低下してしまいます。そのため肌に古い角質が残ってしまって、それがくすみの原因ともなります。
これは紫外線を浴びすぎてしまったことが原因です。紫外線を浴びるとメラニンが大量につくられるようになりますが、この時に肌のターンオーバーによって排出されずにとどまったものがくすみとして残ってしまうのです。シミほど濃くはっきりとしていないけど、ぼや~っと肌に茶色っぽいものが残ってしまうのがこのくすみの特徴です。
またメラニンは紫外線以外の刺激によっても大量につくられます。顔のマッサージや洗顔の時に肌をこすってしまうクセがある人は、摩擦によってメラニンが大量につくられてしまって、それがくすみの原因となることもあります。
黄くすみの原因は肌の糖化です。糖化というのはカラダの中のタンパク質と糖とが結びついてしまうことによって、AGEsという物質がつくり出されることをいいます。このAGEsが黄くすみを引き起こすのです。
メイクの汚れなどがきちんと落とせていないことでできてしまうくすみです。メイクを落とさずにそのまま寝るのが習慣になっていたり、洗顔はするものの洗い残しがあったりすると、汚れが蓄積されて汚れくすみができてしまいます。
肌の乾燥によって肌のターンオーバーが乱れ、肌のキメが乱れてしまうことで、ツヤ感のないくすんだ肌になります。もともと乾燥肌という人もいますが、顔の洗いすぎや、誤ったスキンケアが原因で乾燥くすみが見られるようになっている人もいます。
できてしまったくすみは根気よくケアすれば改善することができます。くすみの改善方法を種類別にお伝えしますので、ぜひ実践してみてくださね!
血行不良によるくすみの場合は、マッサージなどで血行をよくしてあげるのが効果的です。簡単にできるフェイスマッサージの方法を覚えて朝メイク前にやるのを習慣にすると、血行が良くなってくすみが改善されます。
また日頃からスポーツなどを習慣にして、カラダ全体の血行を良くするように心がけるのもおすすめです。筋肉量が増えればカラダも冷えにくくなり、血行不良によるくすみが起きにくくなります。
このくすみの場合は、美白ケアで改善が可能です。メラニンがつくられるのを抑制する成分や、肌に残ってしまったメラニンを白くしていく作用のある成分が入った美白化粧品で根気よくケアしていくと、徐々にくすみを改善してくことができます。
糖化は糖質を摂り過ぎると引き起こされることから、糖質の摂取量を控えることが効果的です。ご飯や麺類、パンなどの炭水化物には糖質が多いので食べ過ぎないように注意しましょう。
また食べる際には、野菜を先に食べ、その後にご飯や麺類などを食べるようにすることで血糖値が急上昇するのを抑え、糖化を予防することもできますよ。
メイクなどの汚れが蓄積されてしまったことが原因ですから、まずはきちんとメイクを落として寝るのを習慣にしましょう。メイクはクレンジングを使用してきちんと落とすようにしてください。定期的にピーリング剤を使って肌の古い角質を落として、肌のターンオーバーを高めるのもおすすめです。
洗顔方法とスキンケアを見直すことで乾燥くすみは改善することができます。まず洗顔は1日2回までとして、乾燥が気になる人は朝の洗顔はぬるま湯で洗い流す程度にしましょう。洗顔料は肌に優しいものを選び、よく泡立てて使ってください。
洗顔後は保湿効果の高いスキンケア用品でしっかりと保湿しましょう。適正な水分量をキープできるようになると、肌に透明感が出てきてくすみも改善します。
Written by Marie