シミを消したい人必見! シミに本当に効くスキンケアケア・食事はこれ!

油断してしまうと簡単にできてしまうシミ。

「シミを消したい!」と美白ケアを始めたものの、なかなか効果が出ないということはありませんか?

そんな人のために、美容ライターのMarieが本当にシミに効くスキンケアと食事をご紹介していきます。

まずはシミができるメカニズムをおさらい

シミを消したい人必見! シミに本当に効くスキンケアケア・食事はこれ!

そもそも、どうしてシミができるのか知っていますか?

シミはメラニンが過剰につくられたり、つくられたメラニンを排出することができなかったりするために、肌に残ってしまったメラニンが沈着してしまうことによってできます。

メラニンは私たちの肌を守るために必要なものですが、そのメラニンが過剰につくられてしまうと、肌のターンオーバー(新陳代謝)によって排出することができずに残ってしまいます。

ですからシミを予防するためには、メラニンが過剰につくられるのを防がなければなりません。

シミの種類

「シミ」と言っても、実はさまざまな種類があるのをご存知でしたか? シミの種類としてまず挙げられるのが、老人性色素斑です。

日光黒子とも呼ばれ、紫外線を浴びて蓄積されたメラニンが表皮に出てくることで生じるシミになります。

他にも、雀卵斑(そばかす)や炎症後色素沈着、肝斑などが挙げられるでしょう。

雀卵斑は若遺伝の影響で生じるシミのことで、炎症後色素沈着は肌をゴシゴシとこすったりかぶれを起こすなど、肌への刺激によって生じます。

また、肝斑とは主にホルモンバランスの影響で頬骨にできるシミのことです。

シミの原因

シミの原因

「このシミさえなければもっと肌が綺麗に見えるはずなのに」と、鏡を見ては憎いシミにため息をついている女性も多いことでしょう。

一度できてしまったシミを消すことはなかなか大変なことです。もちろん、できてしまったシミを消すことは十分に可能ですが、できるならばシミを作らないに越したことはありません。

シミを作らないためには、そもそもどうしてシミができてしまうのか、その原因を正しく知っておく必要があります。

ここからはシミができる主な原因を4つピックアップして解説していきますので、ぜひチェックしてみてください。

紫外線

シミができるのはメラニンが過剰に生成されるからですが、そもそもメラニンは肌の奥の方にあるメラノサイトというところでつくられます。

とりわけ紫外線などの外部からの刺激を受けると、メラノサイトはメラニンをつくりだすようにという指令を受け、メラニンを大量につくりだすようになります。

ですからメラニンが過剰につくられるのを防ぐためには、紫外線対策を十分に行う必要があります。

紫外線を浴びてしまうと、メラニンが過剰につくられてしまって、シミができやすくなってしまうからです。

洗顔やマッサージなどによる摩擦

「紫外線を浴びるとシミができる」というのは大半の人が知っていることでしょう。ですが、間違った洗顔やマッサージなどでもシミができることを知っている人はそう多くありません。

メラノサイトは、紫外線以外の刺激によっても活性化します。例えば、肌をこする、叩くといった刺激です。

洗顔時に肌をゴシゴシとこすり洗いする習慣がある人は、その刺激によってシミができやすくなりますし、スキンケア時にローションをパッティングして浸透させるのが習慣の人も、それが原因でシミができてしまうこともあります。

ニキビ跡

ニキビ跡も、シミができる原因のひとつとして挙げられるでしょう。ニキビ跡によって生じるシミのことを、一般に炎症後色素沈着と呼びます。

ニキビという炎症が生じた後、ターンオーバーの乱れなどによってニキビ跡が綺麗に治らず、黒っぽい色素沈着を起こした状態のことだからです。

特に自己流の間違ったニキビケアをした時には、炎症後色素沈着が生じやすいと言えるでしょう。

たとえば、化膿した赤ニキビを指やピンセットで刺激したり、潰してしまった場合がこれに該当します。

ストレスや睡眠不足によるホルモンバランスの乱れ

ストレスや睡眠不足によってホルモンバランスが乱れると、肌のターンオーバーが正常に行われなくなり、結果としてシミができやすくなってしまいます。

健康な人の肌は、通常28日周期で生まれ変わっています。これをターンオーバーと呼んでいますが、加齢などの影響で肌のターンオーバーが低下すると、メラニンの排出がうまくいかなくなり、シミができやすくなってしまいます。

若くても不規則な生活を送っていたり、ストレスの多い生活を送ったりしていると、肌のターンオーバーが低下してしまい、シミができやすくなるでしょう。

シミを消す方法

シミを消す方法

ある日明るいところで鏡を見たところ、シミができているのに気づいてショックを受けたという経験をお持ちの女性も多いのではないでしょうか。

一度できてしまったシミを消すのはそう簡単なことではありません。ですが、正しいスキンケアなどを行うことによってシミが増えるのを防いだり、状態を改善することは十分に可能です。

シミを消すことができたのならば、お肌に透明感が生まれ、もっと美しく輝いて見えることでしょう。

ここからはシミを消す方法をパターン別に解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

シミを消す方法①スキンケア

シミを消す方法としてまずご紹介したいのが、スキンケアによって肌を健康で正常な状態に回復するということです。

できてしまったシミを消すためには、まずはスキンケアのやり方を見直すとともに、美白ケアをプラスしましょう。

とりわけ、シミができる原因となりやすい洗顔方法の見直しや、シミに効果的なスキンケア用品の使用が大切です。

ここからはそれぞれの方法について詳しくご紹介していくので、シミにお悩みの方はぜひチェックしてみてください。

洗顔方法

「ゴシゴシ力を入れて洗顔しないと汚れが落ちた気がしない」と、強くこすりながら顔を洗ってしまってはいないでしょうか?

洗顔は毎日行うものですから、一度で生じる摩擦は大したことがなかったとしても、それが積み重なるとシミができるほどの強い摩擦になってしまいます。

洗顔する時は肌を手の摩擦でこすってしまうことのないように、しっかりと泡立てて泡で洗うようにしましょう。

手のひらと肌の間には泡のクッションをおいて、肌に直接手のひらが触れないようにするのがポイントです。優しく撫でるようにしてみてください。

スキンケア

基礎化粧品は美白ラインで揃えるのがおすすめです。

ビタミンC誘導体やトラネキサム酸、プラセンタなどの美白成分が含まれた美白化粧品を使用することによって、徐々に肌の色を明るくしてシミを薄くしていくことができます。

とくに美白成分が高濃度に配合された美白美容液は、シミ対策にマストです。普段美容液は使わないという方でも、ぜひ使用するようにしましょう。

もし基礎化粧品をすべて美白ラインで揃えるのが難しいという人は、特に効果の高い美白美容液だけでもプラスするようにしましょう。

シミを消す方法②食事

シミを消す方法②食事

シミができると、肌に直接働きかけるスキンケアにばかり気を取られてしまう女性も少なくありません。

もちろんシミを薄くするためにも、そしてこれ以上シミを作らないためにも、スキンケアはとても重要です。

ですが、私たちの肌は毎日の食事で摂る栄養分によってつくられていきますから、外側からのケアに加えて、内側からもシミ対策を行うようにしてください。

シミに効く栄養素と食品を紹介していきますので、ぜひ毎日の食事に意識的に摂り入れるようにしましょう。

ビタミンC

できてしまったシミを改善したいのならば、ビタミンCが豊富に含まれた食品を積極的に摂取するようにしてみてください。

ビタミンCは、美白効果のある栄養素の中でも特に代表的だからです。肌を白く透明感のある状態に導いてくれるだけでなく、できてしまったシミの改善やシミの予防にも効果があります。

ちなみに、ビタミンCはレモンやグレープフルーツ、イチゴ、キウイなどの果物や、パセリやパプリカ、キャベツなどの野菜に豊富に含まれています。

食事だけでビタミンCを十分に摂取できない場合は、サプリなども利用しましょう。

リコピン

シミを消したい人にぜひ積極的に摂ってもらいたい栄養素のひとつが、リコピンです。リコピンは抗酸化作用が高いことで知られており、アンチエイジングや美肌に効果があるとされています。

シミに関して言えば、シミの原因となるメラノサイトを刺激する活性酸素を除去する働きがあります。

リコピンはトマトに豊富に含まれていますが、柿やすいかなどにも含まれているので、サラダや食後のデザートとして積極的に食べるようにしてみてはいかがでしょうか。

ビタミンE

ビタミンEも、シミの改善に効果的な栄養素のひとつです。若返りのビタミンとも呼ばれているビタミンEには血液の流れを良くする作用があり、肌のターンオーバーを高めてくれます。

また活性酸素を除去する作用もあるので、シミ対策にはぜひ摂りたいビタミンです。アボカド、ゴマ、大豆のほか、アーモンドなどのナッツ類に豊富に含まれています。

ちなみに、ビタミンEは単独で摂取するよりもビタミンCと一緒に摂取したほうが相乗効果が期待できるので、食事やサプリなどで両者を同時に摂ってみてください。

βカロテン

βカロテンも、シミを消したいという女性が摂るべき栄養素のひとつに数えられます。

βカロテンは抗酸化作用に優れており、シミの原因となる活性酸素を除去する作用があります。

ニンジン、ピーマン、ほうれん草、小松菜などの野菜に多く含まれているので、野菜サラダや野菜ジュースなどを通じて摂取しましょう。

L-システイン

できてしまったシミに特に効果的な栄養素のひとつが、L-システインです。アミノ酸の一種で、シミ改善のためのサプリメントにもよく使われているほどです。

メラニンの生成を抑制する、メラニンの排出を促すといった作用があります。食品の中にL-システインは存在しませんが、メチオニンを摂取すると体内でつくられます。

メチオニンは、まぐろ、さば、かつおなどの魚類のほかに、大豆、ハチミツなどに含まれていますので、シミ対策のためには積極的に摂るようにしましょう。

シミを消す方法③生活習慣

シミを消す方法③生活習慣

シミを消すためには、正しいスキンケアを実践したり美白効果の高い栄養素を積極的に摂取することに加えて、生活習慣を改善することも大切です。

生活習慣が乱れていれば、どんなに高価なスキンケア用品を使ったとしても、十分な効果は期待できません。

逆に言えば、生活習慣を改善できればシミはもちろん、お肌全体によい効果をもたらすことが可能です。

高いスキンケア用品を購入せずとも、お金をかけずにできる方法なのでぜひ実践してみてください。

ここからは生活習慣の改善のために実践したいポイントを2つご紹介していきます。

睡眠不足を解消する

まず実践したいのが、睡眠不足を解消するということです。睡眠不足の状態だと肌の生まれ変わりを促すターンオーバーの周期が乱れ、シミの原因となるメラニンをきちんと排出できずに表皮に蓄積されてしまいます。

たっぷりと睡眠時間を確保することに加えて、睡眠の質も高めましょう。寝る前にカフェイン飲料を摂ったり、スマホを使用してはいませんか?

これらの行為は睡眠の質を低下させるNG行為ですので、寝る前にはカフェイン飲料の代わりにハーブティーを飲んだり、スマホの使用を控えるなどしてみてください。

ストレスをなくす

ストレスは美容の大敵です。ストレスが蓄積されると肌のターンオーバーにも悪影響が出てしまい、メラニンを排出しにくくなってしまいます。

だからこそ、ストレスの原因から距離を置いたり、ストレスを適切に解消・発散することが必要になるでしょう。

自分に合ったストレス・マネージメントをマスターして、ストレスと上手く付き合っていくことが大切です。

シミを消す方法④薬や医療

スキンケアや食事、食生活の改善を行っても、頑固なシミはなかなか消えてくれません。そのような場合には、薬や医療の力を頼るのがおすすめです。

最近では皮膚科でシミの治療を行う女性も増えてきたので、どうしてもシミが消えない時には皮膚科に足を運んでみてはいかがでしょうか。

ちなみに、シミの治療で相談に行くならば普通の皮膚科よりも、シミ治療に力を入れている美容皮膚科の看板があるところがおすすめです。

薬で内側から治療

皮膚科にシミについて相談に行くと、薬で内側から治療する方法を提案されることが少なくありません。

シミ対策の内服薬としては美白効果の高いビタミンCやL-システイン、トラネキサム酸に加えて、抗酸化作用のあるビタミンEの内服薬がセットで出されることが多いでしょう。

短期間で劇的にシミが消えるわけではありませんが、ジワジワと時間をかけて肌の状態を整え、シミを改善していってくれます。

皮膚科や美容医療で治療

皮膚科や美容医療でシミ治療を受けるというのも、シミを消すための方法としておすすめです。

スキンケアや食生活・生活習慣の改善をすれば確かにシミは改善しますが、効果が出るまで時間がかかりますし、完全にシミが消えない場合もあります。

その点、美容皮膚科などでレーザー治療を受ければ、短期間で確実にシミを消せるでしょう。お金はかかりますが、高い効果が期待できます。

ただ、レーザー治療を受けた後に紫外線対策などを徹底しなければシミが再発してしまうので、結局はスキンケアや食生活の改善が必須です。

UVケアでシミを効果的に予防

できてしまったシミを消すのにはお金も時間もかかりますので、できるならばシミができる前の段階で予防をしたいものです。

特に紫外線はシミができる大きな原因ですので、一年を通してUVケアをしっかりと行い、効果的にシミを予防しましょう。

しっかり対策をしてシミのないお肌になりましょう

しっかり対策をしてシミのないお肌になりましょう

今回はシミを消したい人のために、シミに効くスキンケアや食事などについて特集してきましたが、いかがでしたでしょうか。

紫外線対策に加えて、正しいスキンケアを行い、健康な食生活と規則正しい生活習慣を身につけることがシミの予防・改善に役立ちます。

しっかりと対策をして、シミのない美しいお肌を手に入れましょう。

Written by Marie

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