男女がデートに出向く際、基本的に望ましいのは男性側がその費用のほとんどを負担するか、あるいは年上がそうするかだとは思うのですが、それにしたって恋愛に正解なんてほとんどないもの。実際には十人十色のデート事情があることでしょう。こういう場合は、アンケート調査を行うのが一番。
今回は『恋学』が募った「デート代はどちらが出しますか?」というアンケート。その結果をグラフにしたものを使って、その傾向を調べてみることにしましょう。
デートの際に自分持ちでお金を支払うというのは、男性にとっての甲斐性の一つではないでしょうか。それを踏まえた上でご覧いただきたいのが、まずこちらのグラフ。
これは20代男女の回答をまとめて図にしたものですが、見てみると男性20代の場合、完全に「男性持ち」と答えているのは47.0%と過半数を割っています。
これはどういうことなのでしょうか。
女性20代のグラフも見てみましょう。
「男性持ち」と答えているのはたった15.9%。「割り勘」は42.0%と男性の頼りない懐事情が垣間見えてきました。
なんだか情けなく思えるアンケート結果ではありますが、20代はお金の使い方にブレがあるのも男性の特長。ここは目を瞑り、30代のアンケート結果に期待しておきましょう。
前項では20代男女のデート代についてのアンケート結果を見ていったわけですが、今度は30代男女の場合! 男性の30代と言えば働き盛りですからね。
デートの際のお金だって、20代と比べて格段に男性が出すようになっているはずです。反対に、20代に比べて女性のデートの際負担もまた、減っているのではないかと予想しがちなわけですが……。
ん? このグラフ、20代のものと同じ……? いや、違うな。
それにしても、全然変わり映えしないグラフになってますね。30代男性の「男性持ち」と答えた方の比率は47.0%のまま。20代とタイの数値になってます。対して女性の回答結果も、20代のそれとほとんど変わってない状況。一体どういうことなんでしょうか。
20代とのグラフを比べてみると、男性の場合、わずかながら「女性持ち」よりも「割り勘」が増えているという結果となりました。お会計の手間だって少なくて済むわけですから、どうせなら男性が「俺が払うよ」とスマートにお会計すればいいのに……。確かに不景気と言えば不景気ですが、正直この結果は予想外でした。
もしかすると、今回のようなグラフが完成した理由の一つには、女性の立場からしてみたら、デートで男性にばかり負担を強いるのも偲びないという思いが働いたのかも知れませんね。
実際、食事デートの終盤に男女が「俺が出すよ」「いいのよ、私が出すから」と軽い押し問答になっている様子は何処だって見受けられるものです。でも、そこで「じゃあ半分出して」と女性に幾らかでも財布からお金を出させるというのは、古い人間だからかも知れないですが、筆者はちょっぴり抵抗がありますね。
好意的に捉えれば、これも男女が本質的に平等になってきた証と言えるでしょうが、「日全額負担が嫌ならそもそもデートなんか行くなよ」とか、「デートの前に財布と相談して、身の丈に合ってそれでいて雰囲気の抜群なお店を発掘するのだって楽しいもんだよ」という思いも抱いてしまったり。
折半し合うより、相手の笑顔と「ありがとう、ご馳走様」という言葉をかけてもらえる方が嬉しかったりするんだけどなぁ。。。ただ、男性としてのフォローを入れるとするなら、とりあえず20代も30代も、デートの際の金銭的な負担の割合が、女性に比べれば全体的に男性の方が大きかったことは安心できる材料ではありました。
【情報提供】
◆恋を学ぶ情報サイト「恋学」
◆調査時期:5/24~6/9
◆調査対象:20代30代の街コン参加者男女
◆調査数:合計500名(男性247名、女性253名)
◆調査方法:紙アンケート
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