恋愛はもうしばらくいいかな……という気分になることって、しばしばありますよね。
大恋愛が終わったり、しょうもない人に浮気をされていたのが発覚したり、理由はさまざまですが、こういう気分になるともう恋愛そのものにしばらく拒否反応をおぼえてしまうものです。
男性もまたしばしばそんな気分になるものですが、理由を色々と突き詰めていくと交際相手からの過剰なプレッシャーに耐えかねて……ということが結構珍しくありません。
そこで今回は、彼らにプレッシャーをあたえてしまっている女性たちを“ウザカノ”と称して、具体的にどういう接し方が男性を苦しめて恋愛アレルギーを発症させてしまうのか。
これについて説明していきたいと思います。
男性って、恋愛は気分転換や息抜きとして楽しむ側面を重視しています。
忙しい日々の合間を縫って、ひとときを彼女と過ごすこと。これに癒しを感じている部分は非常に大きいといっても間違いではありません。
だから傾向として、会うたびに「今度○○に行こう!」というような要求や提案をやたらたくさん提示されると、それだけで「まあまあ、とりあえず今のこの瞬間を楽しもうや」という気分になってしまうんですね。
それだけならまだいいんですが、やけに具体的に将来の話をしてくる女性には結構な拒絶の感情を抱いてしまいます。
「30歳になるまでには結婚しよう」とか「今度両親に会って」とか、こういったたぐいの要求を次々に投げかけると、男性は「なんで恋愛しているだけなのに、目の前にたくさんのタスクが出てくるんだ? 仕事してるみたいで全然気が休まらないぞ」と思ってしまい、相手をウザカノ認定してしまうのです。
先々のことを考えるのは重要ですが、それで相手を急かしても逃げられるだけです。
また、LINEやメールなどで離れていてもひっきりなしにつながっていたという気持ちは分からないでもないのですが、あんまり頻繁に連絡をしてきて、返事がないとすぐに不安になってしまうような女性も、ウザカノだと思われがちです。
そもそも男性ってあんまりLINEもメールも通話も好きってほどではありませんし。それでも相手を不安にさせないように、面倒だけど一応自分のできるペースで連絡をするというのが、一般的な男性の本音です。
それなのに、そのペースを2倍も3倍も上回るような勢いでLINEを連投されると、さすがにこれは100年の恋も冷めます。
女性の中には、まるで「安否確認でもしてるのか?」って勢いで彼氏にLINEを送りまくっては「既読にならない」とか「既読にはなったけど変事がない」と心配している人もいますが、LINEなんてほんの10年前には存在しなかったし、それがなくたってみんな恋愛していたわけですから、あんまり依存しすぎないことです。
彼氏に手料理を食べさせるという方も、きっと多いことでしょう。
男性は、彼女の作ったものを食べることは基本的に好きです。できれば彼女の愛情がこもった料理は、しょっちゅう食べたいと思っているものです。
ただし、こういうシチュエーションでも「ああ、こういうところがウザいなあ」と思われる女性もいます。それが、手料理をふるまうごとに、何度も何度も味の感想を聞いてくるタイプ。
男性としては1度「うん、美味い」といえばそれで伝わるだろうと思っているのに、「どういうところが気に入った?」とか「本当に美味しい?」とか「不味かったら残していいからね」とかいわれてしまうと、うんざりしてしまいます。
というか、こういう女性というのは男性から、「食事中に色々話しかけないでほしい」とすら思われています。
不味かったら表情で分かるので、質問攻めにする前に彼氏の顔をしっかり観察するほうが大事ではないでしょうか。
ということで、今回は男性は「ああ~もう限界」と思ってしまうような、ウザカノの特徴について書いていきました。男性にしてみれば自分の思いは行動で示しているし、いちいち言わなくても伝わっているのではないか、というおごりがあるんですよね。
でもそれっておごりなんで、結局相手に伝わっておらず、そのせいで彼女に質問攻めにされるという、悪循環に陥る場合もあるでしょう。
男女の仲ってのは結構複雑なもので、「こうすれば一気に解決! ずっと仲良し!」みたいなものはありません。長続きしたいなら、日頃からウザカノ認定されないように接するのは友好的でしょう。
Written by 松本 ミゾレ