「期間限定」という言葉があります。物事には大抵、期限が設けられているものです。当然、恋愛だって人によってその長さはまちまちですが、期限というものが設定されています。
恋愛適齢期なんて、まさにこの期限を言い換えたようなものですね。適齢期を過ぎると、人は異性から注目されたり求められることもなくなります。だからこそ、恋愛はできるうちに思う存分やっておくに越したことはないわけです。
いきなり、恋愛をするには期限が設けられていてその期限を越えるとなかなか恋をすることも難しくなると書いてしまうと、なんだか若いうちに恋愛をすべきと強要するようにも見えてしまい、窮屈な思いをさせてしまうかもしれません。
ただ、これは実際にそのとおりだったりします。多くの男性は、いつだって自分が求める女性像の範囲がブレることはありません。
できれば若い、かわいい女性とお付き合いをしたいと思い続けます。だからたとえば美人でも、若さがなくなれば少なくない割合の男性からは、積極的なアプローチをされる頻度も少なくなります。美人でなければ、なおのことです。
重要なのは、若いうちから億劫に思わずに恋愛をしておき、恋愛適齢期を過ぎても「あのときもっとデートしてればよかった~!」と思わないで済む人生を歩んでおくことですね。
そりゃあもちろん、恋愛をするにはエネルギーを相当量消費しますから、デートよりも友達と遊ぶなど、気軽に楽しめることを重視したいという気持ちも分からないでもありません。
ただ、友達と遊ぶにしたって、それは別に恋愛適齢期を過ぎてからも可能です。物事には優先順位というものがありますから、もしも恋愛をできるだけ楽しみたいという気持ちが少しでもあるのなら、後々でもできるようなことをとりあえず置いてでも、どんどん恋をすべきでしょう。
デートなんて、人によっては40代以降は本当に、数年に1度あるかないか、という稀少なイベントになってしまいますし。
実は筆者の周囲には、一般的な恋愛適齢期を過ぎてしまい、恋愛がしたくてもできなくなっている女性がチラホラいます。
こういう人たちはもう、彼氏を探すのも、新たに男友達と知り合うことも難しくなっているのが実情です。現金な話ですが、男性が女性に触れ合う際には、多少の下心が確実に備わっていますので、大人になってから純粋な異性の友人を作ろうということなんて、まずないのです。
異性の友人を作ること一つとっても、男性は相手に女性的な魅力を求めがちですから、極端な話、恋愛適齢期を過ぎた女性は、恋人候補にも友人候補にもなれない可能性が高まるということですね。
やはり、掛け値なしの友人というものは成人してからはなかなか作れなくなるものです。だからこそ、若いうちにやりたいことを後悔しないように、しっかりとやっておくことは、とても大事なことになるわけです。
友達と遊ぶことも大事といえば大事ですが、若い頃散々友達とばかり一緒にいて、いざアラサー、アラフォーになったら「彼氏が欲しい。デートしたい」と思ってしまう人というのは、なんというか自分勝手というか、不器用だと思います。
期間限定でしか楽しめないことばかりなのが人生です。
子供の頃しかできなかったこと。若い頃に楽しめること。高齢になってから見出す喜び。年齢相応の発見と楽しみを、その年代に差し掛かってから存分に楽しむこと。これはとても大切なことです。
恋愛はしたくてもできなくなるという日が必ず訪れると思って、できるうちから積極的にアクションを起こしていきましょう!
Written by 松本ミゾレ