「LINEを楽しむ」という発想がない男心の謎

会っているときの彼氏に文句はないけれども、会っていない期間は、LINEを送っても返信は来たり来なかったり……。彼氏の、「会っていないときの態度」に不満を抱えている女性は多いです。

なぜ男性には「LINEでのコミュニケーションを楽しむ」という発想がないのでしょうか? その理由を知ることで、マメなLINEがなくとも不満の湧かない関係性を目指しましょう。

ないわけではない!?「LINE無精な彼氏を、LINEにマメな性格に変える方法」

「マメなLINEがなくとも不満の湧かない関係性を目指す!」ではなく、「LINE無精な彼氏を、LINEにマメな性格に変える方法」が知りたい……そんなふうに思うかもしれませんね。LINEの頻度をアップさせる方法は、ないわけではありません。

究極の荒療治!? 「100万あげるから毎日LINEして」

これは極論になりますが、「100万あげるから、毎日LINE送って♪」とおねだりすれば、彼氏はこまめにLINEするようになるでしょう。しかし、100万円もの大金を用立てるには、時間がかかりますよね。夏のボーナスまでまだ数ヶ月かかりますし……。

他人を変えるより、自分を変えたほうが手っ取り早い!

100万円以外の方法でも、「時間がかかる」のは同じこと。そう、他人を変えるのは難しいのです。だったら自分が変わったほうが手っ取り早い、ってことで。お金もかからないですし(笑)。

昭和女子にはわかる!? LINEしない男心

さっそくですが本題。なぜ男性には、LINEでのコミュニケーションを楽しむという発想がないのでしょうか? 筆者のように昭和生まれの女性なら、比較的理解しやすいかと存じます。

昭和のLINEといえば「交換日記」

昭和52年生まれの筆者が小中学生の頃は、まだケータイが普及していない時代でした。そのため、友人たちとは、LINEのグループトークではなく、「交換日記」でコミュニケーションをとっていたのです。ファンシーショップ(いまとなっては死語ですが。笑)で売っているような可愛いノートを3~4人の仲間内で回して書くような時代でした。

昭和のLINEその2「授業中の可愛く折った手紙」

もしくは、授業中の「手紙」ですね。ノートの切れっ端を、三角形だとかセーラー服とか、可愛く折って回していたものです。

「交換日記」も「授業中の手紙」も女子だけの文化

交換日記にせよ、可愛く折った授業中の手紙にせよ、それらの行為を楽しんでいるのは女の子だけでした。男の子同士で交換日記をやったり、授業中に手紙を回すなど、見たことがありません。

「交換日記」や「授業中の手紙」=現代の「LINE」

そういった経緯を経て、昭和生まれの筆者には、「男子とは、文章によるやりとりをしない生き物」という初期設定が組み込まれたのです。交換日記や授業中の手紙は、現代の「LINE」に置き換えられます。LINEしない男心は、筆者にとってはちっとも不思議ではないのです。

面白くないからLINEしない……それだけです!

恋学の読者層は、平成生まれのピチピチギャルが多いかと存じますので、昭和の話はこれくらいにしておきましょう(笑)。男性がマメにLINEしない理由……それはズバリ、「面白くないから!」です。

「おやすみ」も「好きだよ」も面白くない!

面白ければ、面倒だろうと疲れていようと忙しかろうと、LINEしようと思うでしょう。しかし、「おはよう」とか「お疲れ」とか「おやすみ」とか、ましてや「好きだよ」「会いたい」「愛している」など、男性にとってはちっとも面白くないのです。

おわりに

「面白くない=愛がない」ではないので、どうかご安心くださいね。そもそも男性は、カノジョに「面白さ」は求めていません。面白さを求めていないからこそ、LINEでのコミュニケーションも求めていないのです。そんなふうに考えれば、「マメにLINEが来ないのもしゃーない」と、良い意味で諦めがつきますよ。

written by 菊池美佳子

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