男女問わず、「セクシーだな」って感じる人っていますよね。色気があって、いつもどこにいるのかついつい目で探して追ってしまう。近くにいるとドキドキして、なかなか仕事にも集中できない。同性でもつい引き寄せられていて思わず照れてしまう……。
自分もそんなふうになれたら……と思っても、彼女たちの何が「セクシー」なのか、実はよくわかっていなかったりしませんか?
おっぱいの大きさや、腕の筋肉など、わかりやすいものがなくてもセクシーな人はいます。逆にそれらが充分あっても、ちっとも色気を感じない人もいますよね?
そこで今回は、巷のセクシーな方々を徹底的に観察&研究してみました。これであなたもセクシーな魅力をモノにしちゃいましょう!
◆顔・体・身だしなみがアンバランス
セクシーな魅力は「美男美女」のものではありません。ファッションは頭からつま先まで完璧、スタイルはまるでモデル、顔はまさにギリシャ彫刻という人には、なぜかセクシーさを感じないもの。
セクシーだなと思わせる人は、顔をよく見ると案外整ってない場合が多いのです。服装も、髪型もまたしかり。むしろ全体的に乱れがちで、おしゃれに無関心くらいなほうがより色気を感じさせるのです。
つまり、なんとなくアンチ秩序、アンチ理性を感じさせる風体なんですね。自然体、本能、ありのままを彷彿とさせるような女性には、不思議と色気が漂っています。
◆お尻がたるんでいる
「世の中には許せないことがてんこもり……!」という生真面目な人よりも、自分のお腹を気にしつつもお菓子がやめられない自堕落な人の方がズバリ、セクシーです。
真面目女子が仕事帰りのジム通いで鍛え上げたお尻よりも、「ちょっとたるみが恥ずかしい……でも彼とのお酒はやめられない」というぐうたら女子のお尻の方がセクシーかもしれません。
そんなことない!とお怒りのあなた。ジムで鍛え上げた自分の身体を「誰に見せてもおかしくないわ……!」と内心おもっていませんか?
でも公に出せるものって、いやらしさがないのです。セクシーさは、頽廃(たいはい)の香りがするもの。一目にさらすのが恥ずかしい裸体、生き方だからこそ、そこに人間の色っぽさがあるのです。
◆「わかっちゃいるけどやめられない」を許してくれる
上から続きますが、そんな自分のだらしない部分を認めている人は、他人にも寛容です。
「だって人間だもの」
筆で書きはしませんが心にしたためているため、怒ることもあまりありません。男子のしょうもない話や行動などを、笑って許してくれる雰囲気、これがまさに色気を醸し出してくれるのです。
気分はクラブのママです。全人類に対してちょっとお姉さん(オネエでなく)な立ち位置でしょうか。男子でも色気がある人は、女子の失敗や下ネタにもおおらかな気がしませんか。
◆自分の直感に忠実
「嫌いはモノは嫌い」「好きなものは好き」これがセクシーな人の唯一のルールです。特に理由はありません。それがまた動物っぽくてセクシーなんですよね。理性や常識や損得などで自分の欲求をごまかしたりしません。
◆理性のタガがはずれている
「私、お菓子も食べちゃうしお尻たるんでるし、結構自分に甘いけど全然セクシーっていわれたことないんですけど!ってこのどこがセクシーなワケ??」とお怒りのあなた。ごもっともです。お気づきの通り、それだけではまだ全然ダメです。
ドコがダメか?お尻のたるみかたではありません。そのつい怒ってしまうところです。
「たしかに、私自分に甘いわ。フフフ。これも色気っていうのかしらね」と流せたらセクシーな人。どうですか?そんな感じしませんか?
思い通りでない、納得いかないことにもいったん「そうかもね」とうなずいてみてください。同時に「こうしなきゃ」と自分や他人に課していることをいったんチャラにしてみましょう。
何でもありにする、というとちょっと言い過ぎですが、あなたは今、ものすごく多くのルールに縛られすぎています。カタいのです。もっと体も心も緩めてみてください。
これから自分にも他人にも、動物であるということを認めて、単に気持ちいいことを許してあげてみて。そうすると、あなたから自然とセクシーな色気が立ちのぼってくること、請け合いです。