交際を開始すれば、お互いにお互いへ要求したいこともでてくるでしょう。良いお付き合いをするためにも、お互いに何かを求め合うことは大切だと思います。
しかし、要求する内容によっては男性が「面倒くさい……」と思うものも。それはいったいどんな要求なのでしょうか。
今回は、彼女から要求されて面倒だったことを男性に聞いてみました。
「付き合っていることをFacebookに投稿してほしいと言われました。浮気防止にいいから、と。でも俺はFacebookに外食の感想しか投稿しないし、統一感のない投稿なんてしたくないです。そもそもそういう惚気みたいなのは性格に合わない」(27歳/建設)
ときどき、Facebookで交際宣言をしている人を見かけますね。お互いに宣言するだけの覚悟があるということでしょうけれど、妬みや冷やかしの対象になってしまうため、自分から宣言したいと思わない限りは、できるだけ宣言したくないですよね。
「LINEのスタンプはあまり使わないのに、彼女がおそろいのスタンプを使ってほしいと言いだし、いらないのにスタンプをプレゼントされた。仕方なく彼女にだけ使っているけれど、センス悪いしわざわざ使うのが面倒」(40歳/商社)
LINEのスタンプは個性が現れるもののひとつ。自分のセンスに合わないものだと使う気になれませんよね。気に入ったスタンプだけを使うタイプの人もいるので、スタンプをプレゼントして使わせるのは考えものです。
「俺の知らない間にペアリングを購入し、なんでもない日にプレゼントされました。気持ちはうれしいけれど、正直迷惑な行為です。ペアリングは記念日に二人で選びたかった。それに趣味に合わないデザインだからつけたくありませんね。ずっとつけていてって言われても、ペアリングは浮かれている感じがするので仕事中につけたくない」(32歳/保険)
二人の仲をより強く結びつけるペアリングですが、勝手に選んでくるのはよくないですね。二人で持つものなのですから、二人が納得するものを選びたいもの。一方的にプレゼントして身につけるよう要求するのはいただけません。
「毎日愛情表現をしてほしいと言われて困りました。たまにならともかく、毎日愛情表現をするのは気持ちが軽いというか、薄っぺらく感じるというか……。愛情表現に慣れすぎてそれが当たり前になりたくないんです。子どもじゃないんだから、あまりそういうことを要求しないでほしい」(35歳/製造)
せっかくの愛情表現が「当たり前」のものになってしまうと、愛情の価値が下がってしまいそう。愛情表現が少なくても愛していないというわけではないので、そこは信頼してほしいものです。
男性たちも、大好きな彼女の要求なのですからできるだけ叶えてあげたいとは思っているのです。でも、何でもかんでも叶えられるというわけはありませんよね。男性たちには男性たちの思いや価値観があるため、彼女はそれを尊重してあげたいところ。二人で話し合い、お互いの落とし所をつけられるといいですね。
Written by 神之れい