恋をするなら幸せな恋がしたいですよね。また幸福かどうかは、付き合う相手によって決まるものです。
最近は、DVやストーカーなど、不幸な恋愛を耳にすることが少なくありませんが、かくいう私も、かつて激しいDVを経験したことがあり、まったく幸せではありませんでした。
また、長身の美形男性に憧れたものの、本人を前にするとガチガチに緊張してトイレに行くことすらできなかったものです。
つまり、幸せな恋をするには、「相手選び」が重要なんですね。
ただ連れて歩くだけならイケメンがいいですが、心を交わして幸せを実感するには、やっぱり内面が大事です。
1.優しくて、気遣いができる(超基本!)
2.怒りの沸点が高く、楽観的(そもそもケンカが起こりにくいので)
3.忘れ上手(ケンカしても仲直りしやすいです)
4.笑いのツボや物事の優先順位、金銭感覚が似ている(つまり、価値観が一緒ということ)
5.定職を持ち、それなりに仕事ができる
以上の5つは最低でもクリアしていたい、彼氏候補に求めるべき条件でしょう。
5の「仕事ができる人」とは、社会性やストレス耐性があれば人格に破綻がなく、常識的と判断する指針になります。
きちんとした仕事を持って社会生活を営めている男性なら、彼女とケンカしてムカついても手を上げないし、子どもっぽくスネたりもしないはず。意見が噛み合わないときは歩み寄るなり、妥協するなり、状況に応じたオトナの対応ができるでしょう。
また、3の「忘れ上手」は、忘れっぽい性格とはちょっと違います。嫌なことがあっても、「イライラする」「やだなぁ」という感情を切り離し、割り切るのが上手ということ。忘れ上手な男性は感情の起伏が穏やかで動揺しにくいため、彼女に対してもつねに好意的な態度を取れるんですよ。
2の「怒りの沸点が高く、楽観的」もそうですが、彼女との間に険悪なムードが漂いそうなとき、それを上手く回避できる男性が、お付き合いしていて幸福度は高いですね。
幸せな恋とは、つまり「精神的な満足度が高い」こと。
もちろん、何を幸せと感じるかは人それぞれですが、彼氏に対して無理をする必要がなく、リラックスできる関係に満足を覚える人は多いでしょう。
だから、直視し難いほどのイケメンや、自分とは収入格差があるお金持ちを望むより、そこそこの外見の平凡なサラリーマンの方が、恋愛幸福度は高いのです。
つまり、「白馬の王子様」に見初められることは、実は女性にとって負担が多いという意味。最初はうれしくても、背伸びしなければいけない部分が多く、素の自分を無意識のうちに隠したりするので、次第に疲れていってしまうんです。
結局のところ、あなたが多少気を抜いても気にならないくらいの男性が良く、逆を言えば、知らず知らずのうちに素の自分を見せられる男性とはうまくいくのです。背伸びをして、過剰に気を遣う必要がない人となら、安定した長い付き合いが叶いますよ。
気になる男性が現れたら、「一緒に食事して、遠慮せずにおなか一杯食べられるかな」とか「デート中に疲れたとき、素直に『疲れた』って言えるかな」なんて考えてみましょう。無理なく、等身大の自分をすぐに見せられる男性であれば、幸福度の高い恋愛が期待できるはずです。