「上司の紹介でお見合いをして結婚しました」
このご時世、こんな出会い方は、滅多にないといってもいいでしょう。
なぜなら「誰か紹介しようか? 」と軽々しく口にすることは、時としてセクハラの疑いをかけられるので、昔に比べて上司から言いづらくなっている時代だからです。そうはいっても、目上の人の紹介で結婚するというパターンもあります。
当たり前のことですが、紹介を受けるというのは「誰か紹介してあげたいな」と、目上の人が思わないといけませんよね。
「紹介して、紹介して」と、あなた一人が思っていてもダメなわけです。
今回のコラムでは、目上の人が「誰か紹介してあげたい」と感じる30代女性の特徴をご紹介します。
「用事があるから帰ります」と、そそくさと帰ってしまう人もいるでしょう。
というより、できたらそうしたいというのが多くの人の本音かもしれません。
ですが、ある程度の年齢になってもそれでは「仕事に対する責任感が薄いんじゃないか? 」と思われるもの。
特に、上司の世代は「自らの時間を犠牲にして会社に尽くす」のをよしとする傾向がありますので、ある程度はそのようにしていた方が「やる気がある」と思われやすいでしょう。
どんな関係であっても「何かしてあげたい」と相手に思わせるためには、ギャップが必要。
普段明るいキャラで通っている人は特に、普段の明るさを消す雰囲気を出すと、
「彼女、本当は寂しいのでは? 」
と、何かしてあげたいと男性に思われやすくなります。別に特別なことをする必要はなく、普段より口数を少なくするだけで効果があるでしょう。
これも1と連動しますが、「自分の都合で帰ろうとするのではなく、周囲の状況を見て行動している」という姿勢が、いいと思われるのですね。
結婚は恋愛と違い「相手が困っている時に助ける」という場面が多いですから、周囲の状況を見ることができる女性は「結婚相手候補として紹介したい」と思われやすいのです。
最後に、目上の人から紹介されるというパターンは、結婚経験のある人からの紹介なので「写真はイマイチだったけど、付き合ってみたら意外と良かった」となることが多いもの。
もし、紹介される機会があったならば「写真だけで判断せず、とりあえず会ってみる」という腰の軽さが必要だと思います。
婚活市場にはいない、掘り出し物の相手が見つかることがあるかもしれませんから。
Written by 橘つぐみ