「メンヘラ男」を、あなたはどう思いますか? いちいち聞くまでもなく、おそらく大半の女性が、「なるべく関わり合いになりたくない」と避けるでしょう。
もしかしたら中には、「私が立ち直らせたい! 」と考える女性もいるかもしれませんが(笑)。
ここでは、メンヘラ男の特徴をご紹介します。
メンヘラとは、某・インターネット掲示板内の、「心の健康」について投稿するメンタルヘルス板を閲覧しているような人を指す、ネット用語です。心の健康に関心を持つということは、多かれ少なかれ、精神面に不安を抱えた状態ということなのでしょう。
あなたは、メンヘラな人にあったことがありますか? どちらかと言うと、男性よりも女性に多いイメージかもしれません。
論理思考の男性に比べて、私たち女性は感受性が強い生き物ですからね。
その感受性の強さゆえ、心が傷つきやすい事実は否めないでしょう。
ところがどっこい、男性の中にもメンヘラは潜んでいます。「男性は強い生き物」「だからこそ、女性のように、メンタルを病むことはない」と思っていた人にとっては、意外に感じることでしょう。
見るからにわかりやすいメンヘラ男もいれば、パッと見では普通のメンヘラ男も存在します。見分ける手段はないものでしょうか……。
over dose(オーバー・ドーズ)という言葉をご存知でしょうか? 筆者は、32歳になるまで、この言葉を知りませんでした。
何が言いたいのかと申しますと、アラサーになるまでこの言葉を知らなくとも、決して不自然ではありません。
overはご存知の通り、「超過」とか「過剰」という意味。doseは「服用量」のことです。
要するに、意図的な過剰服薬という意味。
睡眠薬などを服用している事実を誇らしげに語り、なおかつ「昨晩はオーバー・ドーズしてしまった」とドヤ顔する男性は、メンヘラの可能性大です。筆者が32歳当時に半同棲していた男性がまさにそのタイプでした。
「オーバー・ドーズって何? 」と首を傾げる筆者に対して、そんなことも知らないのかと上から目線口調で説明。
言葉の意味を知れば、当然こちらは心配をします。
その心配に対して、「いまの俺は、普通の状態ではないのだから、オーバー・ドーズくらいで騒ぐ必要はない」と、メンヘラ状態を自慢するかのような口ぶり。皆さんも、口癖がオーバー・ドーズの男性にはくれぐれもご用心くださいませ。
いわゆる汚部屋と呼ばれるような、散らかって足の踏み場のないような状態でも平気で暮らしている男性は、メンヘラ傾向が強いです。まぁ、このタイプはわかりやすいと思います。そもそも、メンヘラでなくとも、汚部屋に住んでいるような男性は嫌でしょうから。
汚部屋の真逆で、「潔癖かっ? 」とツッコミを入れたくなるような、清潔すぎる部屋に住んでいる男性が、実はメンヘラなパターンもあります。清潔すぎる部屋であろうと、汚部屋だろうと、「極端だなぁ」と感じたら、ほんのちょっとだけ身構えましょう。
「昔の俺はこうだった」と、だいぶ前の武勇伝を繰り返し喋る男性は、つまり「いま現在はイケていない」ということになります。
輝いていた過去と、イケていない現在のギャップを受け入れられず、メンタルを病むケースは、男性の場合とても多いです。
やたらと昔話ばかりする男性は、華麗にスルーしましょう。
男性は本来、口数の少ない生き物です。もちろん、お笑い芸人さんのように、中には口数の多い男性も存在しますが。
ご注意頂きたいのは、「以前は口数が少なかったけど、最近はやたら話が長い」という変化です。
メンヘラな自分を隠そうと、必死になるあまり、つい喋り過ぎてしまうのでしょう。
……いかがでしょうか。メンヘラ男に関わると、こっちまでメンタルがおかしくなることもあります。
「メンヘラかも」と思ったら、上手に距離をとりましょう。
written by 菊池美佳子