突然ですが、あなたには気になる男性はいますか?
職場だったり、通勤途中だったり、プライベートな時間などで何度か顔を合わせるうちに、なんとなく相手のことが気になってしまう。そういう体験をしたことがある女性もいるはず。
しかし、よほどのきっかけがない限り、自分からアプローチをかけるというのは勇気が要るもの。それに、男性側としては突然異性から話しかけられても、どう対応していいものか分からず、パニックに陥ることも考えられます。
男女の出会いはそこら中に転がってますが、その出会いを発展させることって、案外難しいものですよね。
ただし、「直接的なアプローチをかけるのは無駄だからやらない方がいい」と言うわけではありません。
私たちにはそれぞれに心が備わっていますが、この心に訴える言動を何気なくとることで、相手に自分を強く意識してもらうことは可能なんです。相手の心に自分という存在をしっかりと刻み込むことで、闇雲にアタックをしかけるよりも、はるかに高い確率で仲良くなることができるはず。
また、そんな言動をたくみに使うことで、相手から自分にアプローチしてもらえるように仕向けることだってできるかも知れません。
今回は、心理学的に効果が認められており、しかも会話もせずに自分のことを好意的に受け取ってもらえる、簡単な実践法をご紹介いたします。
まずはもっとも簡単に実践することができる、ミラーリングという方法から。
ミラーリングとは名称のとおり、鏡のように相手の動きを真似するという非常に単純なものです。
例えば気になる相手が時計を見れば自分も即座に時計を確認し、背伸びをしたら背伸びを。あくびを噛み殺していたら咄嗟に同じように口に手を当てるなどして、その際に無意識を装って相手と目を合わせ、恥ずかしそうに苦笑するなどのリアクション。
こうすることで、一切会話をすることなく、これだけで異性に好印象をあたえることができるんです。心理学的には初歩も初歩のミラーリングなのですが、その効果は決して馬鹿にはできません!
次に紹介する方法も、また単純で効果も期待できるもの。
人は相手の目を見て話をするだけで、目をそらした状態で同じ話をするよりも集中して会話の内容を意識するものです。逆に、アイコンタクトを重視しないでいると、「つまらない」、「退屈な話をする人」とのレッテルを貼られやすくなってしまうものです。
また人気のある塾講師の場合、身振り手振りがなにかと特徴的なのですが、なにより受講生の目を見据えて授業を行っている傾向が高く、こうした講師のレッスンを受けた子供は、成績も上々であるケースが多いもの。
でも、いきなり見ず知らずの相手に身振り手振りを交えて話しかけるわけにはいきませんよね。こうした場合、ただ視線を合わせるだけでも、好印象に繋がるものなんです。
特に恋愛からしばらく離れている男性の場合、一瞬だけ目があった女性を、終日意識してしまったりするもの。視線が一度合うだけでもこれなのですから、何度か意識して目を合わせ、その際にはにかんで見せるだけでも非常に高い効果を発揮します。
この方法もミラーリングと同様に会話をする必要もなく、比較的離れた場所からでも可能なコンタクトですので、場所を問わずに活用できるはずです。
人は、常に視界に入ってるものを無意識に脳が情報として処理し、「あそこに○○がある、あっ! ここには○○がある」というように判別しています。
この機能を上手に利用することで、あなたの存在を気になる異性にしっかりと記憶させることができるんです。と言ってもその方法は特に面倒というわけでもありません。要は相手の視界に、できるだけ長い間あなたが入っていれば、勝手に相手の脳があなたがそこにいるという情報を捉えてくれるのです。
その上で上記のミラーリングや視線の合致を意識して(当然無意識を装ってくださいね)行えば、相手があなたを異性として強烈に意識してしまうのは時間の問題。
そのうち、視界にあなたが入っただけで、思考のほとんどがあなたで占められるようになるでしょう。
いかがだったでしょうか。今回は自分から過度なアプローチをしかけることが苦手という方でも、一切話しかけたりすることなく、相手に自分を意識してもらえる方法を3つご紹介いたしました。
これらの方法は、どれも心理学の中では比較的メジャーなものなのですが、その効果もまた認められたものばかり。
しっかりと活用して、素敵な恋愛に発展させていただければ幸いです!