彼氏ができると、1度は彼のおうちに遊びに行くと思います。
で、彼の部屋に女性用の大きなヘアドライヤーがあった……彼は短髪なのになぜかドライヤーがあった……という場合、それはきっと元カノが彼の部屋に置いていったものです。
そういう「元カノグッズ」を、男子はなぜ処分しないのか? について今回は見ていきたいと思います。
さっそくご紹介しましょう!
「元カノが置いていったヘアドライヤーって、あれは燃えないゴミなのでしょうか? それとも家電製品専門の回収窓口に電話をして引き取ってもらうべきものなのでしょうか? 捨て方がよくわからないし、それを聞くのも面倒なので、そのままにしてあります」(27歳・IT)
元カノに未練があるわけではなく、単純に捨てるのが面倒という理由だけで、元カノグッズを置いている男子……わりといるのではないでしょうか。めんどくさいって、男の代名詞みたいな言葉です。
「そもそもまだ使えるものを捨てるって、どういうことなのか、ちょっと理解できないです」(25歳・通信)
元カノが使用していたものであろうとなんであろうと、とにかく「使えるかどうか」で、捨てる捨てないを判断する男子……こちらもわりといるのではないでしょうか?
「元カノが置いていったものって、捨てるものでしょうか? 元カノに未練があるわけではないですが、元カノのことを思い出したら、優しい気分になるので、ぼくは元カノが置いていったクレンジングとかヘアドライヤーを置いています」(28歳・飲食)
元カノに感謝している男子とか、元カノといい思い出がたくさんある男子は、こんなふうに思うのかもしれません。
「元カノグッズって、ぼくが今の彼女に言わない限りバレないと思うんです。バレたところで、彼女は嫌な気分になるのでしょうか? ちょっとよくわからないです」(28歳・広告)
たとえば、新しい彼女ができるたびにベッドを買い替える男子って、すごく少ないでしょう。
新しい彼女は「このベッドで元カノと一緒に寝ていたわけでしょ? う~ん……ベッドくらい買い替えてもらいたいな……でも新しい彼女ができるたびにベッドを買い替えるなんて現実的ではないしな」くらいのことはきっと思っているでしょう。
つまり男女お互いに、元カノが使ったものを巡って暗黙の了解的に「元カノが使ったものであってもべつにいいや」と諦めているということでしょう。
「今カノの諦めに甘えているのが男子」ということ?
いかがでしたか?
元カノが置いていったものとか、元カノからのプレゼントを巡っては、物には罪はないという言い方をよく聞きます。
物には、たしかに罪はないものです。
だから、なにも無理に捨てる必要もないし、彼が元カノグッズらしきものを使っていたとしても、彼女として過剰に反応する必要もないでものです。
物って、ある日突然捨てようと思えるときがやってきたら捨てることができます。
そういうときは、きっと新しい人生を生きたいという欲求が湧いてきたときです。
新しい人生を歩みたいと彼が思えるように、彼女がうまく彼を導いてあげると、気がつけば元カノグッズが彼の部屋から消えている……こういうのが、ひとつの「いいカップル」の在り方ではないかと思います。
Written by ひとみしょう