夏は出会いの季節。何となく不倫に甘んじていた独女にも、独身の彼との出会いが突然訪れることだって多いはず。
とはいえ「もう潮時だな」と思っていた不倫の彼に別れを切り出したら、思いのほか執着されてびっくり……なんてことはありませんか?周囲にばれず、後も引かず、穏便に身辺整理を進めるにはコツがあるんです。
◆不倫彼を逆上させない1:奥さんや会社に言わない
不倫の彼に別れ話を切り出してみたものの、別れてくれそうにない……。こんな時、奥さんに言いつけたり、会社にばらすと不倫の彼を脅すのは一番のNGです。奥さんに二人の関係をバラせば、大騒ぎになり周囲から強引にでも別れさせられるでしょう。
別れることができても、彼の奥さんから慰謝料を請求される可能性も大きく、場合によっては裁判沙汰になることも。また、彼の会社に言いつけるともっと深刻な事態を呼びます。彼が職場にいづらくなり、最悪の場合職を失うことも。
そうなったら不倫彼の方があなたに嫌がらせをすることもあるし、騒動の理由を彼の奥さんが知れば、これまた慰謝料請求や裁判になる可能性も高いです。何より、このケースで逆上した彼に危害を加えられたり、最悪、事件に発展してしまうケースがあるのを、ニュースなどで見聞きした人もいるのでは?
たとえ不倫をしていようと、男性にとって大事なのが自分の社会性です。これを傷つけようとすると、きれいに別れるどころか、あなたまで大ダメージをくらうかも。第三者を入れて別れようとするのは、不倫の恋には禁じ手です。
◆不倫彼を逆上させない2:「好きな人ができた」はNG
なかなか別れてくれない不倫相手に「好きな人ができた」とあきらめさせようとするのはこれもNG。これで別れてくれるとしたら、そもそも相手にされていなかった場合だけでしょう。
何のアテもないのに「入籍するから!さよなら!」と不倫彼にLINEを送りつけ、逆上した彼に「お前が不倫しているクソビッチだと婚約者にばらしてやる」と脅された独女もいます。この場合は入籍話が嘘だったので大きなダメージはありませんでしたが、「好きな人ができた」作戦は人を選びます。
そもそも、大本命の妻がいながらほかの女と付き合える不倫男性に「好きな人ができた」と言っても「ふーん」でスルーされる可能性だって高いはず。プライドを傷つけるのもスルーされるのも、どちらも得策ではありません。
◆不倫彼を逆上させない3:徐々に証拠を消して離れる
男性が既婚者の不倫の場合、家庭と恋愛のおいしいとこ取りをできる不倫を自分から終わりにするメリットはありません。それだけに、独女が「別れよう」と言ってものらりくらりとかわされることが多いもの。
ただし、徐々に距離を置かれてしまえば、自分の方からおおっぴらに独女を追いかけるわけにもいかないのが、既婚者の弱みです。二人で撮った写真データやLINEやメールの履歴、プレゼントなどの物証を消しつつ、さりげなく距離を置くのが穏便に別れる近道かも。
逆上されたり、罵り合いになる別れは、不倫の唯一の美点「自分に酔える恋」であることさえ潰します。思い出だけに感謝しつつ、スマートに距離を置きましょう。