やっとの思いでゲットした彼氏と3ヵ月しか続かなかったとなれば、ちょっと哀しいものです。もっとも「思っていたのとちがった」から、3ヶ月間の「お試し期間」終了後に振ってやった……という女子もいるかと思いますが、恋愛は仕事ではないし、あなたは彼氏の雇用主ではないわけですから、試用期間が終わったからといってねぇ……。
さて、今回は、長く続いているカップルが「ごくふつうに」やっているあの行為に迫ります。
さっそくご紹介しましょう!
「とにかく会話でお互いのことをお互いにいじります。たとえば居酒屋のカウンターで『あなたは話好きだから』と言うぼくの彼女に対して『おれの解説なんかしなくていいから』とか、まあ、ごくありふれた会話なわけですが」(28歳・イベント制作)
仲がいいことはよきことかな。
「ぼくの彼女は、ぼくの家に来たらいつも鼻をほじるんですが、ぼくは見て見ぬふりをします。これって彼女に対する思いやりだと思うんです。もっともぼくが他人のすることにあまり興味がないからだとも言えるかと思います」(27歳・IT)
1日じゅう都内を歩くと、よく「掘れ」ますもんね。ま、他人のすることにあまり興味がない男子は、わりと鷹揚(おうよう)で、いいのかもしれません。
人生、他人のことをあれこれ言っているうちに、あっという間にときが過ぎてゆきますもんね。
「ぼくはわりと正直に、彼女に『今月は儲かったのか、マイナスなのか』を言います。『儲かったら、ごはん行こッ!』って言います」(27歳・通信)
拡大解釈をすれば、長く続いているカップルって、一緒にごはんを食べる頻度が高いということだろうと思います。
あるいは、ヘンに懐具合を隠すことなく、適度にお金の話ができる関係というか……。
「ぼくらは、おはようメールとか、おやすみメールを毎日しています。たった1行のメールでいいので、おはよう、おやすみ、今日なにをした、というメールを続けていると、それが日常になります。つまり日常生活に彼女が溶け込んできて、いいかんじになります」(29歳・広告)
相手のことが好きでないとできないことでしょう。
メールうんぬん以前に、「いつも相手が今なにをやっているのか」を想像することって、長続きの秘訣であるように思います。
いかがでしたか?
よく「人生は短い」と言われますが、人生って長いものです。
なにかに追われるように忙しいときもあれば、仕事がさっぱりなくて貯金が底を尽き途方に暮れるときもあります。
要するに「長い」人生、ときにはひとりの男性と長く付き合ってみてはいかがでしょうか。
3ヵ月や半年付き合っただけではわからない相手のなにかに触れると、人生って長いな……長いってステキだなと思えてくることでしょう。
つまり生きていることがスバラシイことに感じる……これは、長くひとつのことを続けた結果でしょう。